鉄道旅 〜 高岡→富山→猪谷→高山 | なすの258号のブログ

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鉄道のことを中心に書こうと思います。




前日の北陸新幹線 敦賀延伸の鉄道旅で、今回は敦賀ではなく、高岡に宿を取りました。

敦賀駅前のホテルは、新幹線の開業もあったせいか、どのビジネスホテルも満室の状態でした。

翌朝は、この高岡から東京へと戻りますが、18きっぷを使います。

高岡駅は、氷見線と城端線が今のところ、JRの路線なので、18きっぷで改札を通れます。


私は、高岡から“あいの風とやま鉄道”で、富山へと向かいます。
朝の高岡駅には、城端線のホームに、忍者ハットリくんのラッピングを施したキハ40が、出発していきました。




富山方面のホームにいると、万葉線のほか、ラッセルヘッドを着けたディーゼル機関車も見ることができました。


高岡から、富山行きの電車に乗ります。


あいの風とやま鉄道は、ハピラインふくいと同じく、JR北陸本線から引き継いでいるので、電車も521系がベースとなります。
521系は、JR西日本の223系電車をベースにした交直流形の電車で、座席も転換クロスシートが装備されています。





呉羽では、向かい側に泊行きの電車が待っていました。


富山駅に着くと、下り電車の奥に、北陸新幹線が待機していました。


この富山からは、高山本線に乗り換えますが、時間に余裕があったので、一旦改札を出て、コンビニで食料を調達してから、再びホームに戻りました。

富山駅の在来線で、18きっぷを見せて通る時、改札の人にどちらまで行かれますか?と尋ねられますが、“高山本線に乗ります。”というと、18きっぷで通ることができます。
高山本線は、JRの在来線なので、18きっぷが使えますが、あいの風とやま鉄道は、第三セクター化されているので、18きっぷは当然使えず、あいの風とやま鉄道の運賃が必要になってきます。

氷見線や城端線も、将来第三セクター化が決まったので、いずれ高岡からは、18きっぷが使えなくなることになるでしょう。



富山からは、猪谷行きの普通列車に乗ります。



キハ120は、JR西日本の主力ディーゼルカーです。


富山駅を定時に出発した猪谷行き。
新幹線の下を潜って、列車は大きく左にカーブしていきます。


晴れていれば、立山連峰が見えていたのですが、この日は雲が主役。


列車は、内陸へと入っていくので、線路も上り勾配に入っていきます。


列車に揺られている最中は、睡魔に襲われます。
高山本線は、過去に何度も乗っている路線なので、眠い時は、寝に撤するのが一番です。



うとうとしていると、次の停車駅が猪谷と知った瞬間、さすがに寝てはいられないので、立ち上がって、前面にかぶりつきます。


前方に、遠方信号機。



そして、猪谷駅構内の場内信号機が現れます。
信号機が黄色に現示しているところへ、列車は進みます。


ホームに降り立つと、高山行きの列車が入ってきました。


ちなみに、高山本線はこの猪谷駅が、JR西日本とJR東海との境目になり、高山行きに乗り継ぐキハ25から、JR東海となります。


高山本線は、日本海側と太平洋側を結ぶ路線。

山あいを縫うように、列車は走ります。


ちなみに、このキハ25は、座席が転換クロスシートタイプの列車だったので、景色を見るには好都合でした。



高山駅に着くと、次の美濃太田行きの列車に、すぐに飛び乗りました。