松田珠江 tama工房通信 -14ページ目

松田珠江 tama工房通信

人形作家松田珠江の作品展示を告知します。

今日から開催されております!

 

2022年2月19日(土)~2月27日(日)

開催時間11:00~16:00

 倉敷美観地区内

ギャラリー十露 本館

岡山県倉敷市本町3-9  TEL 086-423-2357

 

 

今年も美しい街並みの中に作家さん方の素晴らしい作品が並びます。

 

今年もまた代官山アートラッシュ様にて『ポイズン』展に参加致します。

2021.11.10(水)~2021.11.23(火)

AM10:00~PM6:00 火曜日定休 11月23日は定休日ですが祭日ですので営業致します!

 

この数年『ポイズン』展に参加させて頂いておりますが、あ~、あっという間にまた一年が経ってしまった。

という感じです。

そんなわけで、月日の流れの速さがただただ恐ろしくもあり、同時に嬉しくもあります。

 

今回も私のテーマは

Similia smilibus curantur.  似たものが似たものを癒す。 

  

Similia similibus curantur.

 

蛇毒は神経毒、出血毒、筋肉毒に大別されます。

毒を持つ蛇の多くはコブラ科、クサリヘビ科、ナミヘビ科に属する蛇で、蛇全体の種類のうち

およそ25%なのだそうです。なので、すべての蛇が毒を持つというわけではないようです。

 

この蛇はLachesis muta(ラケシス ムタ)、というクサリヘビ科のブッシュマスターを

イメージして創りました。但し実際のLachesisはかなり大きな蛇のようです。

この蛇の毒は赤血球を破壊し血液を止まりにくくするので、大量に出血させます。

また、咬まれた時に毒が静脈に入ると心臓の神経に作用し即死するそうです。

しかし、この蛇は元来自分の獲物以外の対象に対しては大人しく、原生林の奥深くに生息しており、

完全夜行性のため人を咬むことは滅多にないとされています。

 

この蛇毒の持つ毒のパターンは、出血に関する問題や心臓や

女性の更年期の問題に良いとされます。

もちろん毒そのものをそのまま使うわけではありません。

この毒の持つパターンが同じようなパターンを持つ症状に親和性を持つのでしょう。

 

かつて、ギリシャの医師ヒポクラテスが唱えていた類似の法則では、

似たものが似たものを治すという原則に立ち、

健康な人に病的症状を起こさせる作用のある物質は、

病気中に現れる類似の症状を癒すことができるとされています。

 

蛇には、良いイメージを抱く人はあまり多くはいないかもしれません。

しかし、蛇には”邪悪”とか”恐怖”、”醜く唾棄すべきもの”というイメージとともに

またそこには、“智慧を授けるもの”という全く反対のイメージも出てきます。

そして蛇には”水”のイメージもあります。

昔話に出てくる大蛇は大水や洪水をシンボライズしたものだという考察も多々あります。

そして水は多くの生命の源を内包しているものです。

 

私達は、物事を善きもの、悪しきものと断じる二元論の世界で多くの時間を生きてきました。

しかし、世界は、陰陽を表す太極図のように物事を二元論で断じることはできないものです。

 

蛇の毒は私達を害することもあるかもしれません。

しかし同時にその毒は私達を救い、癒すものにも成り得るのです。

 

今一度私達は自然の法則に立ち戻る時が来ているのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021.10.27(水)~11.8(月) 『箱庭展』

AM10:00~PM6:00 火曜日定休

アートラッシュ様にて作品を展示致します。

 

 

 

 

今回もまたDMは、とても美しい幻想的な写真です。素敵です。

 

今回は獏のいる庭。

『忘れられた夢の庭』

ねえ、いつまで眠っているのですか?約束の時が来ました。

さあ、目を覚まして、あなたの悪い夢はこの庭にいる小さな白い獏が食べてくれます。

だからしっかりと目醒めていなさい。

あなたは澄み切った心で約束の地に向かわなくてはならないのだから。

確かな足取りでこの庭を後にするあなたの後姿を白い獏は静かに見送ります。

 

ガラスドームの中に小さな白い獏・・・。

 

吊るしてみれば、空中庭園?

代官山アートラッシュ様にて、『サンドローズ』展に参加致します。

 

『サンドローズ』展

2021年8月25日(水)~9月6日(月)

AM10:00~PM6:00 火曜日定休

 

 

 

美しいDMですね。

 

今回は薔薇にまつわる作品を制作しました。

木箱に入ったオブジェ

『この上なく美しい薔薇が』     函の中には砂漠の薔薇

 

『この上なく美しいばらが いばらから咲いた

花から芽の出たゆりが生まれた。

処女の徳により 恥を助けつつ

かの行いが 造り主なる行いを生んだ。

 

たぐいなき処女よ、あなたには価値のつけようもありません。

月より明るく輝く海の星よ、

女王様、あなたはこうして悲惨な世界に助けに来てくださいました。

エヴァなる母の罪を解き放ってくださった方よ。

 

わたしたちに いとしい御子のそばにいさせてください。

とりなしてくださる御母よ、この追放ののち

わたしたちすべてを 御父なる御子が あなたたちの助けと息吹により、

処女なる御母よ 解き放ってくださいますように。』

(歌詞対訳:吉村 恒)

 

『Rose Garden』  高さ4㎝ 小さなガラスドームの中のRose Garden

白く静謐な世界 小さな自分だけのサンクチュアリ

 

ガラスの中の薔薇のイヤリングとピアス

『湖に沈む薔薇』

 

『湖に沈む薔薇』 ペンダント

 

砂漠の砂に咲く薔薇と、煌めく湖に沈む薔薇たち

涼やかな風が吹く....

 

7月24日(土)からコルメキッサ様の

企画展 「金魚たちの見る夢は」に参加させて頂きます。

 

コルメキッサ

横浜市青葉区つつじが丘36-7 経隆ビル4F

 

https://twitter.com/kolmekissaa

 

                「Goldfish」 7cm        金魚サイズ 4cm

金魚さん、白い砂の上を泳ぎます。

 

         「金魚姫のバカンス」   人形サイズ 14cm

 

 

金魚姫ちゃん、リゾートでバカンス中。デッキチェアに座ってペットの金魚とくつろぎます。

太陽がまぶしいです。

 

 

 

金魚から作られたヒーリングメディスンがあります。

 

それは

閉じ込められた感じ。

そこから脱出したいと願いつつも諦めから、あるいは自分を救う方法がわからないことから、

その状況を受け入れてしまっている人に。

孤独感。

これから起こることへの恐怖感から、自信が持てないことから感じる孤独。

試練のような状況を生きているときでさえも変化を恐れる人に。

「深淵」を覗きこむことへの恐れ。死への恐れ。

(参考文献:THE NEW MATERIA MEDICA)

 

そんな感覚を持っている時に良いものだそうです。

 

まるで、今私達に起きている状況みたい・・・

金魚が狭い金魚鉢の中で感じる思いは、そのような感じなのかも。

私達は今一度、自分のまわりで起きていることに目を向ける必要があるのかもしれません。

 

私達は金魚鉢の中の金魚ではないのですから。

人が人であるためには、より意識的であらねばならない時が来ているかもしれません。

「深淵」を覗かなくてはいけない時が来ている・・・。

金魚たちは、私達にそんなことを教えてくれているのかもしれません。