松田珠江 tama工房通信 -15ページ目

松田珠江 tama工房通信

人形作家松田珠江の作品展示を告知します。

第4回 人形と絵の「春」展

3月17日(水)~23日(火) 9:00~21:00(最終日16:00閉場)

丸善・丸の内本店4階ギャラリー

 

 

沢山の作品達が春を寿ぎます。

 

今回、私の中のテーマは ”Life is now and here. 人生は今ここにある” です。

 

去年から、自分の人生における大切なこと、

守りたいもの、

(それらは”魂の喜び”と表現できるものかもしれません。)

その、魂の喜びについて思いを巡らせておりました。

それは決して手放してはいけないものです。

誰かに侵害されることなく、それこそ命懸けで守るべきものです。

それは誰しもが必ず心の奥深くに秘めて、それぞれが大事に育んで行くものであり、

生きる動機になるものでもあるかもしれません。

私達はその探求のために今ここに存在しているのだと、

そう強く感じる一年でもありました。

神秘家たちは言いました。

”自らの内にもない限り、誰の命令にも従うことなかれ。

人生において他に神はない。”と。

私達は内なる声に導かれて歩いていくのです。

 

魂の喜びと一致した生き方ができるのであれば

私達は決して病むことはないでしょう。

 

THE  FOOL (愚者) 25cm

 

愚者のカードが示すものは、純粋に、信頼し、過去に死に続けること。

生まれたばかりの赤子のように、まさに今ここにとどまること。

愚者が占める「ゼロ」の場所は懐疑と過去がガイドなのではなく

信頼と無垢がガイドである場所。

 

枯れることのない花を抱きます。

 

 

 

In  Paradisum     30cm

フォーレは自身のレクイエムについて

「私のレクイエムは死に対する恐怖を表現したものではなく、

この曲を死の子守歌と呼んだ人もいた。

私には死はそのように感じられるのであり、

それは苦しみというよりもむしろ永遠の至福と喜びに満ちた解放感にほかならない。」

と述べていました。

彼の述べた通り、In Paradisumは清澄で敬虔な喜びに満ちていました。

そのような世界を表現したくて素朴な子供の姿を創りました。

 

WHITE   DORAGON   SON       68cm

 

夢に現れた白龍を少年の姿で表現しました。

う~ん、白すぎて撮影が難しい!!

明けました!丑年2021年。

昨年のMilchちゃんに続き、今年も新年早々新しいMilchちゃんのお披露目です。

 

玉乗りMilchちゃん

代官山のアートラッシュ様にて玉乗りを披露しております。

 

バランスボールを乗りこなすには余分な身体の力を抜いてリラックス。

こんな時代だからこそ、バランスが大事ですね。ねえMilchちゃn。

Milchちゃんのようにマイペースで、

そして自分軸でのんびり行きましょう。今年も宜しくお願いいたします。

 

20年ほど昔、柴原珈琲店様には、

毎週お店に伺っては、美味しい珈琲と名曲の数々で癒されてておりました。

根岸駅から徒歩8分ほどの場所にある、私にとっての心のオアシスです。

 

 

柴原様のブログ、リンクさせて頂きました。

 

20年前私はロシアの作曲家プロコフィエフの『ロミオとジュリエット』にぞっこん惚れ込んでいて

毎日のようにボリショイバレエ団のビデオを視ては大感動。

ビデオテープが擦り切れるほど視ていました。

そのような話を珈琲をいただきながら話すと柴原様は数あるCDの中から

ワレリー・ゲルギエフ指揮のロミオとジュリエットのCDを聴かせて下さいました。

芳しい珈琲の香りとプロコフィエフ。うっとりする時間をいつも提供してくれる場所でした。

「こんな世界、人形で表現したい!」このような美しい世界が表現できればいいのに!

そんな思いを抱いて帰途についたものでした。

 

ロシアの作曲家の世界観はいつでも私をワクワクさせてくれます。

チャイコフスキーの世界や、ムソルグスキーの『モスクワ河の夜明け』、

聴いていると、モスクワの冬の張りつめたような空気を思い出させてくれます。

珈琲の香りとチャイコフスキー、合うなあ。

そんなことを思いながら、いつも美味しい珈琲を頂いていた日々を懐かしく思い出しました。

 

先日実に久しぶりにお店に伺うことができ、

20年前と変わらない心地よさと、そして芳醇な香りの珈琲をいただきました。

その後、お店の一角に人形を展示して頂けることになり、

現在人形とブローチを展示させていただいております。

 

 

『ゆうべの夢の行方』

獏の背に乗った子供は、大人が見ている悪夢を獏に食べさせるためにやって来ます。

悪夢が大人たちを怯えさせ、その恐れがこの世界を救いがたいものにしてしまっていることを

知っているからです。

そんな悪夢を退治し、この世界に愛とやすらぎをもたらすために彼らはやって来るのです。

 

 

 

今年も余すところあと僅かとなりました。

今年は年末に、20年に一度のグレートコンジャクションもありーの、

最後の最後までなかなか賑やかな一年となりそうな予感です。

グレートコンジャクションによる惑星直列が地球にニミ氷河期をもたらすという報告もあり、

やばい、もしかしてこの冬はこれからますます寒くなっていく・・・?と思い至り、

くまちゃん縫いぐるみ型湯たんぽを早速注文しました。

そんなわけで、今は毎晩温かなくまちゃんに癒されつつ幸せです。

 

そんな寒さの中、今年も年末恒例、代官山のアートラッシュ様の干支展に参加させて頂きました。

飛び入り参加でした。

 

 

 

12月31日~1月3日はお休みです。
 
Milhcちゃん(ミルヒちゃん)です。大きさは10㎝ほどです。
牛の着ぐるみを着てミルクを飲んでいます。くだんではありませんよ。
 

後姿は大きな赤いリボン。今日お家が決まったそうなので

次は座ってミルクを飲むミルヒちゃんを制作しようかな。

 

来年も佳い年にしましょうね。ありがとう子年、宜しくね、丑年。

 

『ポイズン展』

2020年10月28日(水)~11月16日(月)

AM10:00~PM6:00 火曜日定休

 

 

 

 

代官山アートラッシュ様にて『ポイズン展』に参加させて頂きます。

 

ここ数年『ポイズン展』には何度か楽しく参加させていただいております。

今年はハリキリました。そんなわけで数点の作品を制作することができました。

 

2016年に参加させて頂いた『ポイズン展』のDMを発見。

この時のテーマは「Similia similibus curentor.」似たものが似たものを癒す。

そして今回もやはり、SIimilia similibus curentor.

 

この言葉は,今や私の中のKey wordです。

 

赤い頭巾の女の子は深い森の中から大切なキノコを持ち帰りました。

キノコの毒は人を病気にもするけれども、実は癒すものでもあることを

彼女は知っています。彼女は森の小さな賢者です

 

金魚草の涙

 

『金魚草の涙

 

古代、キンギョソウには花が枯れたあとの莢が

髑髏の形であったことから霊的な力があると

され、呪いや魔術などの災厄から守るものと

考えられていた。

食用においては若さと美しさを取り戻す薬効

があるという伝説もあった。』

 

作品が小さくて細部まで上手く撮影ができませんでしたが、髑髏の莢を持った不思議な

植物を銀で制作しました。庭先に咲いているイメージです。

箱の大きさは8㎝ほど・・・・

 

 

マンドラゴラの夢

 

『マンドラゴラの夢

 

マンドラゴラの根は二股に分かれ、人間の姿

に見える奇妙な形をしている。

人間はマンドラゴラであったという説がある。

19世紀フランスでは薔薇十字団の指導者や

魔術師が「人間は奇怪なマンドラゴラの形で

地上に生まれ、根源的なものにより生を受け

た。」と語っていた。

このマンドラゴラは毒草としてよりも薬草

として知られており不眠症の薬や吐剤、痛み

止め、催淫飲料として使用された。

現代ではヒヨスミンとスコポラミンという

猛毒物質が含まれていることが知られている。』

 

マンドラゴラはナス科植物に属し、ナス科の植物のメンバーはTropane alkaloidという科学物質

を含むものが多く、この物質はアセチルコリンを阻害し、中枢神経に影響を与えるそうです。

中世の手術では、このマンドラゴラの根を麻酔薬として使用していたという話もあります。

日本では華岡青洲が麻酔薬として、やはりナス科植物のチョウセンアサガオやキンポウゲ科の

トリカブトなどを使用して日本初の麻酔を使用した乳癌手術を行っていますね。

 

16世紀の偉大な科学者パラケルススも述べてているように

「毒物が毒になるか否かは容量で決まる」

ということなんでしょうね。

 

現代の科学でいろいろわかって来たことはあるにせよ、しかし私としては

人間の形をした奇妙で不思議な植物には、古の人々が言い伝えた寓話のほうが

妙にしっくりきたりもしており、モチーフとしてはとても魅力的です。

 

 

 

 

Captive Ototo-doregon

捕えられた音音竜

 

ototo-doragonの赤ちゃんがうっかり捕えられてしまったようです。

しかし彼らは時空を超えた存在なので、いつの間にか瓶の中からその姿は忽然と消えている

かもしれません。