来年に日本で帰国子女受験を受ける次女。前準備としてTOEFL iBTを受けました。
既に昨年受験して、スコアも100を超えていますが、3つの理由でもう一度受けます。
1つは1~2年よりも古いスコアを受け付けない大学があること。2つ目はより高いスコアを目指していること。そして3つ目は…。
これまで認められていた、自宅でオンライン受験できるTOEFL iBT Homeでのスコアを認めない大学が現れたためです。自宅での受験なんて、カンニングし放題だから認めんぞ、ということでしょう。
どんな問題が出るのか予測できませんから、あらかじめカンペを用意することはできませんし、ググるにしても貴重な時間を浪費しますから、カンニングなんてやりようがないと思うのですが、まぁやる人はやるのかもしれません。
だから今回は、ちゃんとした試験会場で受けるiBTになります。
入口は中庭にありました。
ここは各種資格試験の会場を提供している専門の会社です。
日本では、この手の試験会場はどこかの学校を借りることがほとんどでしょう。これが商売になるのかと、驚きを禁じ得ません。
その会社は、このビルの一室。
とても小さな会社で、受付の奥に20台ほどのパソコンが置かれている部屋があるだけです。
他の受験者もTOEFLを受けています。他の受験者のスピーキングを聞き放題だったそうです。iBT Homeのほうが信頼できるんじゃないのこれ。
次女は1時間半で終わらせていました。2時間半くらいかかる予想で迎えに行ったので、1時間近く待ちぼうけさせてしまいました。
この試験会場でのTOEFLは、以前はほぼ毎日開催されていました。コロナ禍対策として自宅オンライン受験のHomeが登場してから、会場での試験は週一に。今年はさらに、月一になってしまいました。
会場の数も激減したようです。地方都市とかだと、近くに会場がないってこともあるんじゃないでしょうか。アメリカは広いので、最寄りの会場は車で片道8時間なんてこともあり得るでしょう。HomeをNGにした大学は、再考していただきたいです。