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嫌な上司が出てきて、その人からは
『お前は口を出すな、言われたことだけをしていろ』、『未開の地の住人達とヨーロッパ人を
同列に扱おうとするな』というような事を言われました。
この上司の顔はよくわかりませんが、顔色が悪いということはハッキリと感じました。
気難しそうな人です。
こういった人が上に立っている事自体が宗教の世界も綺麗なだけではないという事を
物語っているように感じられます。
彼からはイライラした感情のようなフィーリングが感じられましたが、その中に少しだけ寂しさが混じっていて
この人は幸せではないのかな、とも思えました。
彼も何かしらの心の傷を抱えているのでしょう。
以前の記事に登場した友人(フアン)には、「あまり過激な事はしないほうがいい」と言われました。
彼は私のことを心配してくれていたのだと思います。ゴメンよ~
あと、奴隷商人とつるんでいる人たちの仕業なのか姉からの手紙が破られていたこともあったようです。
何とか奴隷貿易を止めようとしていたものの、どうやらそれは叶わなかったようです。
最期は移動中に複数人の襲撃者に前後から挟み撃ちにされ
斬りかかられて心臓を一突きで止めを刺されました。
襲ってきた人たちは全員男性で、斬りかかってきた人は左手に刀を持っていました。左利き?
この時の私はフアンにも親友らしいことができずに負担をかけてばかりだったと思っています。
奴隷貿易を止めさせようとしても無力で結局何もできなかった不甲斐ない自分なら
こうなっても仕方ないと思ったのと、
斬りかかってきた人からは必死な感じが伝わってきて
この人たちも生きるのに精一杯なんだと思ったため怒りや恨みはありませんでした。
時期は1574年位みたいです。
追記:この時に誰かが一緒に居て、その人は私を襲撃した人たちにお礼を言っていたヴィジョンが出てきました。
詳しい事情は分かりませんがもしかすると私は「消された」のかもしれません。
当時のスタンダードは奴隷商人達や嫌な上司のような人たちです。
彼らからすれば過去世の私のような者は厄介者だったのかもしれません。
まして奴隷制が当たり前の社会で
奴隷貿易や奴隷制そのものに公然と反対する人が居たらどうなるでしょうか。
良くて仲間外れや笑いものになる、最悪の場合は殺されるということすらあったのかもしれません。
もしそれが原因で殺されたのだとしても日本での奴隷貿易に反対した事に後悔はありません。
この過去世の私を地獄から救い上げてくれて
人生で最も幸福な日々をくれたのは日本で会った優しい人たちだからです。
魔女狩りが無い場所なので強気に出られた面もあるのだろうけど
あの優しい人たちを見捨てるという選択肢なんて初めから無かったのです。
だからこそ
理解してくれる人が居なくても、勝ち目なんて無くても、きっと引き下がるなんて選択肢はなかった。