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日本に来て、ヨーロッパで行われるような魔女狩り（ここでいう魔女狩りとは比喩ではなく本物の魔女狩りです）が
全くないことに驚き、こういう所に生まれたかったと感じました。
当時の自分にとって
ただの一人も『魔術を使った』という濡れ衣を着せられ処刑や拷問されることのない場所というのは
想像すらできないものでした。
日本という魔女狩りの無い場所で魔女狩りを知らない人たちに触れて
彼ら彼女らに優しくされて、この時に初めて心から安らげました。
この時に私を本当の意味で救ってくれた人たちは
権力者でもなければお金持ちでもないし、高名な僧侶でもないごく普通の人々です。
この人たちの素朴で、だけど暖かい優しさが私を癒してくれたのでしょう。
誰かの心を救うのは、必ずしもお金持ちや権力者、芸能人やアイドル、有名な学者や霊能者ではなく、
お金持ちでもない、高い地位や名声を持たない無名の人物でも可能です。
日本の善い人たちこそが本当に大切に思える人たちで
彼ら彼女らが何気ない日々を過ごしているのを見守るのがこの過去世での私の喜びでした。
この過去世では、この時が一番幸せな時期です。
友人が居て、
彼からは『以前より壁が無くなった』、『日本に来てから変わった』と言われました。
彼は私の変化を喜んでくれているようです。
この友人の性格は何となく真面目な感じで
見た目は髪は薄めの黒色で黒い瞳。
端正な顔立ちで現代ならモデルや俳優になれそうな感じです。
追記：この親友の名前は「フアン」と出てきました。