【カーライフ】音場定位向上のためフロントドア周りの整備をしました【アルミテープ】 | uipa's weblog

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こんにちは。ういぱです。

 

このところ記事書きまくりおじさんです。

 

このブログは「競馬ジャンル」を指定してアメブロに登録しているので、競馬と違う内容だとアメブロに叱られる仕様となっています。

 

なんでそんなの運営に決められなアカンねんと思いつつ、たまには違うジャンルの備忘録だってあるよね!ということで、今回は自動車の音響環境改善について書こうと思います。

 

アメブロ運営対策として最後にちょっとだけ競馬のことも書きますw

 

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ここが「みんカラ」というクルマ関係のブログだったら作業のことを書いて終わり、なんですが、いちおう今回の作業の目的を経緯を書きますね。

 

自動車の音響は結構ヘビーな環境下での実行を強いられます。エンジン音・ロードノイズなどが快適な音楽鑑賞の邪魔となるのに加えて、座席が左右どちらかに偏っているためベストポジションが取れないのです。

 

音響民的なベストポジションは以下のような正三角形もしくは二等辺三角形。

 

F1カーなら快適に過ごせそう(無理)

 

で、今のカーナビは性能がえぐいので、音源にディレイや強弱をつけることでリスニングポジションが偏ってても、下記のような仮想空間を実現することが出来ます。

 

ところが肝心のスピーカーから出てくる音が分散してたら、折角の仮想空間が台無しになっちゃう。

なので、スピーカー定点をしっかりとれるようにしておきましょう、ということです。

 

ここで問題。スピーカーの設置場所は決まってるのになぜ分散するのでしょう?

 

実は、自動車のドアにはサービスホールという穴が開いていて、そこからスピーカーの音が漏れてしまいドア全体に音が反響して、ボワボワした音になってしまうのです。

 

なので、そのサービスホールをふさいで音場定位を実現しましょうというお話です。

以下で写真入りのご説明をしますので、見ていただいたら「あーこれは音がスッカスカになるよね…」

ってわかっていただけると思います。

 

ちなみにクルマはスズキのパレットです。

では、いってみよう!

 

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・今回使った道具について

安上りカーライフおじさんです。

今回買ったのは内張り外しとアルミテープです。アルミテープは手で切れる便利なタイプでホムセンで800円くらいでした。手で切れるのマジで便利。もう戻れない。

 

 

①内張りを外す

ドアミラー内側の三角形の部分を手前に引くと簡単に外れます。

ミラー折り畳みのための配線が来ていますが、内張りを外すには関係ないので今回は触りません。

 

ドアを閉める部分の下にねじが一つ。ドライバーを使うのはここだけです。

たった一つのねじでとまってるというのもまあまあすごくないですか?

 

ちょっと面倒なのがここ。ドアノブの周囲が5か所のフックで止まっているので割れないように慎重に外します。それなりに力が要る割に細くて割れそうでここが一番難しいです。

 

ドアノブのパーツを外したら内張りのピンを外していきます。全部のピンを抜いたら上に引き上げると内張りが外れます。

 

内張りの内側にドアミラーとパワーウインドウの配線が来ているので抜きます。フック式になっているので力任せにならないように注意。

 

外した内張りの裏。

 

内張りを外すと左下にスピーカーが見えます。で、ここを避けるように防水用のビニールが貼ってあります。その下に暗く見えるのがサービスホールです。大きく開いているのが3つと小さなのがいくつか。

で、左下のスピーカーの裏からドアの鉄板を介して響いた音が反響して、サービスホールから漏れ出てきます。

これが音が分散してスッカスカになる原因となります。

 

今回はここをアルミテープでふさいじゃえ!という作業をいたします。

 

 

②アルミテープを張る

その前にスピーカーの確認。スズキ純正のスピーカーですね。

正直言って音は良くない…と思っていました。が。

 

ビニールはブチルゴムでくっつけてあるので慎重にはがします。

以前別のクルマで作業した時はこのビニールを剝がしたんですが、その後いろいろ不調がドア周りに多く出たので、再利用することにします。

ビビり音の原因になるっちゃなるんですが、まあそれほど大きな音を出すわけではないので。

 

サービスホールにアルミテープを貼って穴をふさぎます。

 

下方の小さい穴もふさぎます。

 

ビニールを調節しながら穴をふさぎます。

 

このように、ふさげる穴は全部ふさぐ、という形になりました。

これでスピーカーからの背後から出てくる音は原則的になくなって、1次情報としてのスピーカーからの音が聴こえることになります。

 

左のドアもほぼ一緒のなので、同様の作業を行いました。

 

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内張りを外したのと逆再生で組みつけていくと、サービスホールふさぎは完了です。

音楽を再生してみたところ、ダッシュボードの上端あたりに綺麗な音場が浮かび上がりました。

 

今まではボワボワしてどこから鳴っているか良く分からなかったのが定位がしっかりしたことで解像度も上がりました。

さきほど純正スピーカーだから音が良くない、って書きましたけど、なかなかどうして立派に鳴らしているなと感心させられます。

きっとメーカーも「こうやればもっと良くなる」という部分と「できるだけコストを下げる」のせめぎあいがあるでしょうから、こだわりがある部分はユーザーが工夫していかなければなりません。

 

ネットでカースピーカーの記事を検索すると、ドアや内張りの裏に鉛製の制振シートを張り付けてさらなる音質向上を目指す向きが多く見つかるんですが、僕としてはなるべくコストをかけたくない&重量を増やして燃費を悪化させたくない、という部分で二の足を踏んでしまいます。

 

昔は大音量でズンチャカズンチャカやったりしてましたけど、年をとってきて車外の音が聞き取れないことの恐怖というのも感じられるようになってきました。

いろんなバランスを考えながら車内の快適性を上げていければと思っています。

 

とはいえ、純正スピーカーでは物足りないと思っているのも事実。

これまでの愛車で純正スピーカーをそのまま使い続けたことが一度もないので、いずれは社外品に入れ替えようと思っていますが、ダッシュボードに設置されているツイーターの処遇なども含めて、これからどうしようか楽しく考えていこうと思っています。

 

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で、全然競馬のことを書かないとアメブロに叱られちゃうので、クルマの作業をした日に阪神競馬場で撮った出資馬ゴールドパラディンが最終障害でバランスを崩したところを貼っておきますね。

 

 

これで転倒落馬しなかったゴールドパラディンも森一馬ジョッキーも体幹えっぐいです。

このあと立て直して3着に入りましたからね。

偉いです!

 

ではまた(*^^*)