国保保険料 上限を引き上げへ


 厚生労働省は、自営業者などが加入する国民健康保険について、所得の多い世帯が対象となる1世帯当たりの保険料の上限を、来年度から引き上げることを決め、その一方で、年金暮らしの世帯などの保険料率を引き下げるよう、保険を運営している市町村に求めていくことにしています。


 自営業者などが加入する国民健康保険は、世帯の所得などに応じて保険料が決まりますが、保険料の上限が、中小企業のサラリーマンなどが加入している「協会けんぽ」より低く、所得の多い世帯の負担を増やすべきだという指摘が出ています。


 このため、厚生労働省は政令を改正し、1世帯当たりの保険料の上限を来年度から引き上げることを決めました。具体的には、保険料の上限を、▽介護保険料を支払う40歳から64歳までの加入者がいる世帯は、現在の年間73万円から77万円に、▽それ以外の世帯は63万円から65万円に、それぞれ引き上げます。


 その一方で、保険料の引き上げによる財源を使って、年金暮らしの世帯などの保険料率を引き下げるよう、保険を運営している市町村に求めていくことにしています。


 厚生労働省は「年金暮らしの場合、保険料の軽減措置が外れる所得者層で負担感が強い」としており、例えば、夫婦2人で、妻が専業主婦の世帯の場合では、夫の年収が300万円程度まで、負担の軽減を図りたい考えです。NHKニュース(12月30日 18時52分)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101230/k10013144651000.html

 先日、2013年3月から導入を予定していた新高齢者医療制度に関して、民主党議員の強い反対を受けて、年明け(2011年)の通常国会で政府が制度案の提出を見送った。

 しかし、国保は、加入者の8割近くを無職や非正規労働者ら低所得者が占めるため財政が安定しない。今年度の実質赤字は、総額で約2400億円に上る。朝日新聞(12/9)3面より。


 そこで、所得の多い世帯が対象となる1世帯当たりの保険料の上限を、来年度から引き上げることを決めた。


 介護保険料を支払う40歳から64歳までの加入者がいる世帯は、現在の年間73万円から77万円に、それ以外の世帯は63万円から65万円に、それぞれ引き上げる。上限まで国保料を払っている世帯主の年収がどれくらいかは、記事からは不明だが、夫の年収が300万円程度まで、負担の軽減を図りたい考えというから、世帯の年収が300万円以上の世帯で国保料が引き上げられそう。


最高で、

①世帯主が39歳以下の世帯は、月額52,500円から54,160円に(+2,160円/月・増

②世帯主が40~64歳までの世帯は、月額60,083円から64,166円に(+4,083円/月・増)



 一方で、世帯の年収が300万円以下の世帯で、どれくらい国保料が下がるのかについては触れていない。結局、ほとんどが総額、約2400億円の国保の赤字の補填に使われるのではないだろうか。


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 国や自治体が、年末年始の公設派遣村を見送るなか、大晦日の今日、福岡市博多区で、福岡市にある日雇い労働者の組合が、労働者やホームレスの人などおよそ60人が集まり、協力して宿泊用のテントを立て炊き出しの準備をし、炊き出しのごはんとみそ汁を受取り、暖かいテントの中で食べた。


 この炊き出しと宿泊テントの提供は、年明けの来月3日まで続けられ、司法書士や歯科医などによる生活面の相談会も行われる。


福岡 年越しの炊き出し始まる


 日雇いの労働者や路上で生活するホームレスの人たちに寒い年の瀬を乗り切ってもらおうと、福岡市の公園で炊き出しが始まりました。この炊き出しと宿泊テントの提供は年明けの来月3日まで続けられ、司法書士や歯科医などによる生活面の相談会も行われるということです。


 この炊き出しは、福岡市にある日雇い労働者の組合が、毎年、大みそかから正月にかけて行っています。31日は午前6時から福岡市博多区の公園に労働者やホームレスの人などおよそ60人が集まり、木枯らしが吹きつけ雪が舞うなか、協力して宿泊用のテントを立て炊き出しの準備をしました。午前8時半ごろから炊き出しのごはんとみそ汁がふるまわれると、集まった人たちは並んで食事を受け取って、テントの中で味わい、冷えた体を温めていました。


 毎年炊き出しに参加しているという60代の男性は「ここで食べるごはんは最高です。寒いですが、みんなで協力して冬を乗り切ります」と話していました。

 炊き出しを行っている福岡・築港日雇労働組合の鈴木正昭さんは「ことしは去年より雇用情勢が厳しくなり、一日中、仕事を求めても仕事がない人が多い。国や市には、みんな生活保護よりも生きがいとなる仕事を求めている」と話していました。


 この炊き出しと宿泊テントの提供は、年明けの来月3日まで続けられ、司法書士や歯科医などによる生活面の相談会も行われるということです。NHKニュース(12月31日 12時19分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101231/k10013149341000.html


 結局のところ、政治家や公務員たちは暮らしに困っているひとを、寂しい年の瀬にほったらかしにしておいて、自分たちは高額な給料と賞与を得て、ぬくぬく優雅な年の瀬を過ごしている。まったくやりきれない。


ハローワークに関してつぶやき中

http://www.securetpnews.info/20101230173043.html


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平成22年12月24日(金)

職業安定局総務課

公共職業安定所運営企画室

室長 岸本 武史

室長補佐 大塚 陽太郎(内線5712)

(代表電話) 03-5253-1111

(直通電話) 03-3593-6241


報道関係者

各位

大都市部のハローワークにおいて、年末緊急職業相談を実施


〔相談窓口開設日・時間〕
平成22年12月29日(水)及び30日(木)10:00~17:00

〔提供サービス〕
○職業相談、職業訓練に関する相談、求人情報の提供
○公営住宅の情報提供、雇用促進住宅のあっせんなどの住宅確保に関する相談

〔窓口開設ハローワーク(全国19カ所)〕(別紙を参照)


PDFファイルを見るためには、Adobe Readerというソフトが必要です。
Adobe Readerは無料で配布されています。


年末緊急職業相談窓ロー覧


労働局 窓口開設ハローワーク 所在地 電話番号
北海道 ハローワーク札幌(ハローワークプラザ札幌) 札幌市中央区北四条西5三井生命札幌共同ビル5階 011-242-8689
埼玉 ハローワーク大宮(ハローワークプラザ大宮) さいたま市大宮区桜木町1-9-4エクセレント大宮ビル4階 048-658-1145
千葉 ハローワーク千葉(ハローワークプラザちば) 千葉市中央区新町3-13千葉TNビル1階 043-238-8300


東京
ハローワーク飯田橋 文京区後楽1-9-20飯田橋合同庁舎内2階 03-3812-8609
ハローワーク品川 港区港南2-5-12品川NBSビル 03-3450-8609
ハローワーク新宿(東京キャリアアップハローワーク) 新宿区西新宿1-7-1松岡セントラルビル9階 03-5909-8609
ハローワーク木場 江東区木場2-13-19 03-3643-8609
ハローワーク府中 府中市美好町1-3-1 042-336-8609
神奈川 ハローワーク横浜(ハローワークプラザよこはま) 横浜市西区北幸1-11-15横浜STビル1階 045-410-1010
ハローワーク川崎 川崎市川崎区南町17-2 044-244-8609
静岡 ハローワーク浜松 浜松市中区浅田町50-2 053-457-5151
愛知 ハローワーク名古屋中(キャリアアップハローワークあいち) 名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル11階 052-252-8619
京都 ハローワーク京都西陣(ハローワークプラザ烏丸御地) 京都市中京区烏丸御池上ル北西角明治安田生命京都ビル1階 075-255-1161

大阪
ハローワーク梅田 大阪市北区梅田1-2-2大阪駅前第2ビル16階 06-6344-8609
ハローワーク大阪西(ハローワークプラザ難波) 大阪市中央区難波2-2-3御堂筋グランドビル4階 06-6214-9200
ハローワーク堺 堺市堺区三国ケ丘御幸通152堺ジョルノビル8階 072-238-8301
兵庫 ハローワーク神戸 神戸市中央区相生町1-3-1 078-362-8609
福岡 ハローワーク福岡中央(ハローワークプラザ福岡) 福岡市中央区天神1-4-2エルガーラ12階 092-716-8609

ハローワーク小倉
北九州市小倉北区萩崎町1-11 093-941-8609

検索ワードの中で、”ハローワーク19ヶ所”が多かったので、詳細を急遽、厚労省の該当HPから、抜き出して転載しました。

昨日のうちにやっておけばよかたかなぁ(・・。)ゞ


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追記:31日4時


今年の年末年始の年越し派遣村は実施られない。上記、ハローワークは4日から平常どうりのもよう。


※ 31日~1月3日の間に相談できる場所と電話番号の情報求む


ツイッターでの"ハローワーク"に関するつぶやき(ライブ配信)

http://www.securetpnews.info/20101230173043.html

 失業中で職探しを続けているひとのために、厚労省が年末の29、30日の両日、新しく設けられた「ワンストップサービス」に対応した(?)19ヶ所のハローワークで、相談に応じている。


ハローワーク 年末で臨時相談


 厳しい雇用情勢が続くなか、仕事を失った人たちの再就職や住宅探しを支援するため、厚生労働省は、29日と30日の2日間、全国19か所のハローワークを臨時に開いて、相談に応じています。


 この臨時相談は、先月の完全失業者数が318万人に上るなど依然として厳しい雇用情勢が続いていることから、厚生労働省が、年末ぎりぎりまで就職先を探す人たちを支援しようと、東京や大阪それに愛知など全国19か所のハローワークで開きました。


 このうち東京・文京区の「ハローワーク飯田橋」では、午前10時のオープンと同時に次々と利用者が訪れ、パソコンの端末で求人情報を調べていました。また、相談窓口では職員が仕事の紹介だけでなく、住まいのない人に対して、働く人向けの賃貸住宅「雇用促進住宅」への入居などをあっせんしていました。


 3か月前から失業中という30歳の男性は「毎日のようにハローワークに通っているが、求人が少なく、希望に合った仕事が見つかっていない。来年も状況は厳しそうで不安です」と話していました。ハローワークの臨時相談は、29日と30日の2日間、開かれています。NHKニュース(12月29日 12時6分)http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101229/t10013133391000.html


 相談では仕事の紹介だけでなく、住まいのない人に対して、働く人向けの賃貸住宅「雇用促進住宅」への入居などをあっせんしているようだ。生活費の援助や生活保護の受給を勧めているかどうかは不明。住まいがあっても、食い物がなけりゃねえ。助かるのかな。それにしても、わずか19ヶ所のハローワークだけで困っているひと全てを助けるのは難しいと思うのだが...


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日雇い労働者支援 臨時宿泊所


 日雇い労働者の街、大阪・西成区のあいりん地区で、年末年始に仕事がない人を支援するための臨時の宿泊所が29日から開設されました。


 臨時の宿泊所は、年末年始で仕事がなく生活に困っている、あいりん地区の人たちを支援しようと、毎年大阪市が設置しています。ことしは、600人が利用できる施設が大阪・住之江区に用意され、あいりん地区からバスで到着した利用者が入所の手続きを行っていました。


 この宿泊所は生活保護を受給すると利用できず、去年の利用者は平成に入ってから最も少ない637人でした。大阪市によりますと、午前11時の時点で入所した人の数は369人にとどまり、ことしの利用者はさらに少なくなるものとみられるということです。


 これについて、大阪市の担当者は「景気の悪化の影響で職を得られず、生活保護を受ける人が増えているためではないか」と分析しています。また大阪市の平松邦夫市長は「ことしも屋外で年末年始を過ごす人がいると聞いている。寒さは厳しいが、なんとか無事に年を越してほしい」と話していました。臨時の宿泊所は、来年の1月5日まで開設されています。NHKニュース(12月29日 12時38分)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101229/t10013133541000.html


 一方、ホームレスの多くがたどり着くあいりん地区の住民のために、29日から臨時の宿泊所が大阪市によって設置された。宿泊所の場所はあいりん地区(西成区)ではなく、住之江区にあり、600人が泊まれる。宿泊所まではバスが出ているようだ。今年は午前11時の時点で入所した人の数は369人にとどまっているようだが、大阪市の職員が言う「景気の悪化の影響で職を得られず、生活保護を受ける人が増えているためではないか」というのは疑問だ。宿泊所の環境が劣悪なので行かないのかもしれない。


 最近、生活保護の問題についてNHKの教育テレビで語った大阪市の平松邦夫市長の話しがあったが、財政を圧迫するので、生活保護費の削減のために障害者や休職中の保護者をケースワーカーが訪れ、就労をしくこく促すものだった。「ことしも屋外で年末年始を過ごす人がいると聞いている。寒さは厳しいが、なんとか無事に年を越してほしい」(記事中)と言っているが、ほんねは勝手に年を越せという意味ではないのか?


 ・・・


 ぼくの住んでいる街は、民間の平均給与所得より240万円以上の平均給与で働いている市役所の職員が、年末年始でこういう人だすけをすることがない。以前、生活保護の担当者に「おにぎりが食べたい」と言ったら、担当者は「拒食症ですか?」と聞いたきり、黙ったままだった。


 19箇所のハローワークに任すだけでなく、市区町村の役所でせめて数人の職員が炊き出しのおかゆをふるまうだけでも、市民の安心感はかなり増すと思うのだが...




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帰ってきたウーツー(CDレビューア)-なんかむちゃくちゃ
要支援廃止なんて、ただでさえ認定が厳しいのに...しんぶん赤旗(12/25)2面


 しんぶん赤旗(12/25)2面によると、厚生労働省は24日、2012年度の介護保険制度改定に向けて来年の通常国会に出す法案の骨格を固めた。


 22日に、細川律夫厚労相は民主党から介護保険制度の見直しに関する提言を受取り、厚労省が以下の点を中心に見直しや検討をすることになっていた。細川厚労相は年内にも介護保険制度の見直しについて方向性を表明する方針だった。早くも二日後に方向性を見直し、2012年度の介護保険制度改定に向けて来年の通常国会に出す法案の骨格を固めた格好だ。


Ⅰ.厚労省の検討、見直し内容の主な点

B.ケアプランの有料化や介護の必要が少ない高齢者の利用負担の引き上げを見送る。
C.年収320万円以上の高齢者の負担増については細川厚労相が最終判断する。
D.相部屋施設で暮らす高齢者に室料を求めることについては細川厚労相が最終判断する。
E.財政の苦しい自治体を肋けるための財政安定化基金などの取り崩しで、介護保険料は月4900円台に抑える。
 ※ ただ基金は毎回使えるわけではなく、本質的な改革を先送りし当面をしのぐ手法
Z.年収の高い会社員や公務員の保険料を増やす仕組みの導入も断念する。


Ⅱ.来年の通常国会に出す法案の骨格の主な変更点
B.
1)介護の必要度が比較的軽い 「要支援」の人を市町村の判断で介護保険サービスの対象から外し、市町村独自の配食サービスなど地域支援事業に移す仕組みを盛り込む。
 →軽度の要介護は1割負担のまま据え置くが、要支援は廃止。(軽度の要介護、要支援とは、調理、買い物、掃除など生活援助中心の軽度の人の場合を指す) 要支援の介護を受けるひとは市町村独自の配食サービスなど地域支援事業に移す。しんぶん赤旗によると、政府は、介護保険の 「給付の効率化・重点化」を打ち出しており、介護保険サービスの対象を重度に限定し、軽度の人を保険から外していく方針という。

 事実上、市町村独自に介護のサービスはないので、要支援の介護は今まで1割負担だったのが、全額負担で家政婦さんを頼まなくなければならなくなると思われる。


2)ケアプランの有料化は見送る。同日の閣議後会見で細川律夫厚労相が「利用者負担はあげない」と正式に表明。


C.年間所得200万円以上の人や軽度者(要介護)の利用料の1割から2割への引き上げは見送る。同日の閣議後会見で細川律夫厚労相が「利用者負担はあげない」と正式に表明。
 
D.施設入居者の相部屋の室料の全額自己負担化、居住費を軽減する給付(補足給付)の受給要件を狭めること―については、法律で決める事項ではないため、今後、介護報酬見直しの中で検討する。先行き不透明。


E.都道府県の財政安定化基金などの取り崩しにより、12年度の1人当たり保険料(65歳以上月額平均)が5千円を超えないようにするが、11年度の65歳以上の平均月額保険料4,160円からは値上げとなる。


F.24時間対応の巡回訪問型サービス創設、介護職員によるたん吸引などの医療行為拡大の法制化を盛り込む。


 来年の通常国会に出す介護保険制度改定案の最大の問題点は、介護保険制度の要支援がなくなることにより、今年度、要支援だったひとや今後に要支援の介護認定を受けるはずのひとが、介護保険のサービスを受けられなくなることだ。現在の市町村では、要支援に相当するサービスがないので、調理、買い物、掃除など生活援助中心のサービスは今後、全額自己負担で家政婦さんを呼ばなければならなくなるので、低所得者がこれらを受けられなくなる。


 介護保険料は市区町村で、基準額や所得に応じた保険料が異なるが、いずれにしても値上げになるので、低所得者が負担に耐えられなくなる可能性がある。


 施設入居者の相部屋の室料の全額自己負担化、居住費を軽減する給付(補足給付)の受給要件を狭めることについては、介護報酬見直しの中で検討するとなっており、負担増になるかは依然不明だ。

 このままいくと、市区町村が請求する介護保険料の請求書が来年度からいきなりアップしたり、要支援だったひとがサービスを突然打ち切られて困ったり、介護施設で相部屋にいる人が突然高額な室料を請求されたりする可能性が高いので、かなりの混乱が予想される。


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