「支配を殺す唯一の武器は怒り」と心は言ってるわけですが、怒りが高まると自分の感性を大事にするようになるな、と最近は感じています。

 

逆に言うと、「他人がなにを望んでいるか」ということを中心に考えている時って、自分自身の怒りが殺されちゃってるという感覚がある。

 

怒りが高まると、そんな思考に対する怒りというものがストレートにわいてくる。

 

他人なんか知るか、自分は自分だ! となるわけです。

 

最近は毎日暑いですが、暑いと汗をかき、水分やら塩分やらが流れていく。

 

それによる脱水症状はよろしくないことなんですが、でもどんなに暑くても汗が全く流れない身体になっちゃったら、体温を下げることができなくなるわけで、かなりヤバいよなと思う。

 

怒りというのもある意味同じで、適切に怒りを出せないと、自分の心の熱がうまく処理されず、どんどんダメージが蓄積されるのでは? というイメージがあります。

 

その例えで言えば、他人の価値観に合わせて生きている状態というのは、実は過熱で暴走しちゃっているとなるのかもしれない。

 

その熱を怒りでうまく排出することができていれば、心は適切な涼しさを保ち、自分自身の価値観を大切にできるようになる。

 

でも一般常識で言うと、他人のことをしっかり見えている人=冷静であり、自分のことばかり考えている人=ワガママで興奮している過熱状態にある人、という逆のイメージになっているのが、また面白いなあと思うんです。

 

「全ての常識は支配である」という言葉も心は言っているわけですが、それが真理であるというのが、こういうところに出ているのかもしれない。

 

 

 

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