ブログを書こうとしたら、心が「今日はテーマがあるでー」といたずらっぽく言ってきました。

 

なによ? と聞くと、「支配の斬り方について」だそうです。

 

この「斬る」についてはこれまで何十回と書いてきており、具体的な話も何度もあったような気がしますが、大体全部忘れているので、改めて新鮮な気持ちで聞いてみることにします。

 

すると、「慈悲の心をもって斬る」とか言ってきました。

 

いや、慈悲の心をもってって、それこそ具体的にどうすんの? とさらに聞くと、「かわいそうに、と脳内でつぶやきながら斬るイメージを浮かべてみ」だそうです。

 

実は私は、「かわいそう」という言葉があまり好きではなかったりします。

 

なぜなら、それは完全に無責任で、かつ上から目線だよなと感じるから。

 

でも逆に言えば、その言葉を使いながら斬るというのは、自分が上の存在であることを認め、しかも無責任に斬り捨てられるということで、それはとても素敵なことなのかもしれない。

 

だって、自分が変にへりくだる必要も、斬るということへの罪悪感を抱く必要もないのだから。

 

ということで実践してみようとすると、頭の中に「ブログをもっとわかりやすく書け!」という罵倒の声が浮かんできました。

 

これを「かわいそう斬り」の対象にすると、ああそっか、書いていることの意味がわからない自分は能力がないんじゃないかという恐怖に駆られているんだな、という想像が浮かんできます。

 

この想像が本当なのかは知りませんが、少なくとも「わかりやすく書かないといけない」という罪悪感はなくなりました。

 

他にもいろいろと浮かんでくる自分へのダメ出しを「かわいそう斬り」すると、仕事がすごく忙しいから私もその忙しさに巻き込みたいんだなとか、普段からいろいろ我慢しているので私にも同じように我慢させたいんだなとか、いろんな想像が浮かんできます。

 

ちなみにこの「かわいそう斬り」ですが、とりあえず1回か数回実践してみたら、あとはいちいち「かわいそう」と思ったり、斬るイメージを浮かべたりしなくても、多分無意識が勝手にやってくれます。

 

そうやって無意識の力がどんどん引き出されていく、それこそが真骨頂なので。

 

 

 

このブログの記事は全て、大嶋信頼先生が開発された「心に聞く」を用いて書いています。

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