ミッドライフクライシス。

 

いわゆる中年の危機。

 

(中年って言葉、なんか微妙 汗

青年期の危機!ぐらいに変えようかな)

 

これ、占星術でしっかりみていくと、

その時期とか、

どういう形で個々人の人生で

”クライシスがおきるか!”までしっかり出ております。

 

いきなり人生にドラマがドーーン!と出現!

まさに”嵐”とか”乱”とか”run!"がでてくるから

焦ったり、対応に追われたり、喜怒哀楽も激しくなり、

いろいろな感情が渦巻き、なんだか急に人生大荒れに!

 

まさに

”ランランラン期間♫”・・・・。

 

 

 

 

とおふざけは置いておきまして、

そのポップな音や名前の字面とは全く逆で、

多くの場合、

激動のドラマが起き、

あ、いや、

しかも”連続で!”勃発し、人生で最も”ハード”で

しんどい時期にになること必至!

 

大河ドラマさながら、

殿、ご乱心!になったり、

 

メロスもびっくりっていうぐらい

誰かのためにダッシュ!となったり、

 

バルス?っていうぐらい

暴風雨が吹き荒れたり、

その様はまさにクライシス!

 

THe crisisの始まりは自分が生まれたときに天空にあった冥王星とトランジット(運行上の)の冥王星が90度になる時。

年齢でいうと37−39歳ぐらいの年齢域が最初のインパクト!、そしてクライシスのスタートの鐘が鳴り響く時。

ネイタルで冥王星の入っているハウスは直撃!になり

激辛10倍カレーもびっくりなほど、ハードな刺激が予想!

 

しかもそれで終わりではなく(ただのファンファーレだからね)

そこから数年おきに海王星、天王星と同じく厳しいアスペクトが続き、

変化の嵐がうねりをたてて波状攻撃をしかけてくる!

(人によってここは必ずしも厳しいとは限らず。ただ変化は多い)

これも個人差はあるとはいえ、45歳ぐらいのネイタル土星とトランジット土星がoppになるころにまた違うピークを迎え、うちどめ、フィニッシュ!となる!

その間、約7−9年弱ほど。

”ランランラン♫のクライシス”はその間延々と続くことに。

 

とはいえ、このクライシス。

マックスのときとminのときの差がかなりあって。

やはりピークというか、風当たりが強く厳しいだろうなというのは

”入り”である37,38歳あたり。

そして次が最後の"out"である45歳あたりなのかな、と思う。

 

自分のホロスコープをチェックしてもらえれば、、

より理解が深まるかと思うけど、

冥王星の入っている部屋のパワーが大暴走!!

 

いま37歳以上の人は
”うんうん、たしかにそうやったそうやった!”と
チェックできるはず。
 
では、
それぞれのハウスごとに
どんな影響がでてくるのか、
ちょっと見てみましょうか!
 
自分の
ネイタル上で

冥王星がいるのが

 

 

1室ならば、

キャラの爆発、自分の”ヴィジュアル”に影響を与えるであるところに何かができる(大きなシミ・ガングリオン・骨折等)

髪を白くしたり、金髪にしたり、メイクが激変したり、ステータスの大変化が起こる可能性

 

2室ならば

資産の大きな変化、仕事がAからBへとの勢いでガツンと変わる、人生最大の買い物をする、

極貧・豊かな生活へと急変がある暗示。

 

3室ならば

極めて大きな口論・喧嘩、交通事故、ネット上の大炎上、

注目度が爆上する、書き仕事、しゃべる仕事にシフトする暗示。

 

4室ならば

シロアリが出る、火災、身内に何かが起きる、離婚・結婚、急な実家への呼び戻し、家業を継ぐことになったり、

子育てノイローゼや介護が急に人生にあらわれる暗示。

 

5室ならば

人生最大の大恋愛(既婚未婚問わず)、ギャンブルや快楽の世界にハマる、子供が欲しい願望が頂点に達する、

創作活動で名を上げる、クリエイティブの世界でカリスマになったり、眠れる才能が浮上してくる暗示

 

6室ならば

健康被害、慢性疾患の発症、麻痺・しびれ、皮膚疾患等が起こる、仕事の構造改革をしたくなったり、抜本的なライフワークバランスの見直しを図る、人を助ける仕事・動物関係の仕事へとシフトする暗示

 

7室ならば

玉の輿成就、配偶者の激変、親友たちが離れたり・近寄ってきたり距離感の変化、電撃結婚・離婚

突然の契約解約等・契約にまつわる大きなシフトがある暗示

 

8室ならば

遺産相続、事業継承、性的なもの含む陰部(表に出せないこと)でもやもや悩ませられることが勃発、

電撃妊娠・婦人科系の疾患罹患、精神疾患発症、鬱・パニック等がでてくる、

不倫・浮気の発覚、隠し財産を見つけたり、借金を背負ったり肩代わりしたり、実家の家業が倒産!等の暗示

 

9室ならば

海外赴任、海外出張からの海外スイッチオン!放浪癖が出現、外国でのトラブル・旅先で恋に落ちる、

移住を決めたり、法律の専門家にお世話になる事象の発生、長引く裁判がおきる暗示

 

10室ならば

立候補、推薦で何かの役職についたり、インタビューを受けたり、 テレビ・ラジオ等にでることがあったり、

表彰・受賞があったり、大ブレイク!がいい意味でもそうではない意味でもあったりする暗示

 

11室ならば

政治に参加(立候補とかいう意味で)したり、突然仲間、友人関係が激変したり、人脈が大きく拡大したり、

周りの人たちが潮が引くようにさーーっといなくなったり、 NPOとか NGO等に興味が出て、実際にことを起こしたり、

社会的なものに対するセンサーがたかまり社会活動家になったり、DEMO活動をはじめたりする暗示。

 

12室ならば

人生に明智君とかブルータスが現れたり、原因不明の大病、病を患ったり、尽くした挙句に最終的にはボロ雑巾のように捨てられたり、裏切りの連続が起きたり、他人の見てはいけない部分を見ることが多々あったり、精神・神経疾患になったり、

突発性の不思議な症状が現れたり、霊能力が急に出てきたり、世捨て人になりたい願望・出家願望が出てきたりする暗示。

 

ということが起こりえるでしょう。

 

 

いずれにしても冥王星がどのトレーニングスタート!のトリガーをひくのか、

それも自分で最初から決めて生まれてくるというから驚き。

(まぁ修行内容もすべて自分で決めて生まれてきますから、当たり前と言えば当たり前なのですが)

 

ミッドライフクライシス。

決して楽チンな時期ではないけれど、

”これを乗り越えたら”とても大きな勲章が授けられて、

このあと相当生きやすくなったり、タガが外れたり、高みに行けるはず。

 

芸能人・著名人とかだと年表を見れるのである意味理解も深まりやすいかもしれない。

壁は皆に訪れるけれど、そのハードルを乗り越えれば、達成者、向き合った人は

後日、相当飛躍したり、劇的に曲調や芸風が変化したり、ステージ・レベルが変わっているはずだ。

 

私も実際の鑑定の現場でそういうことをほぼ毎日のように見聞きするし、

実際に乗り越えると大きな成功やビッグリターンを必ずゲットしているように思う。

 

 

という感じで、

ある程度人生の進ませ方、基本スペックが育ってきて人脈も構築でき、

人生航路の途中の脂の乗ってきた時期に

”ガツン”をくるのが、ミッドライフクライシス。

ある意味、中間試験のようなものなのかもしれないし、

底力を引き出し、人生を”もっと本気で生きるように促す”起爆剤のようなものと捉えることもできそうだ。

 

 

とはいえ実際に体験してみると、その”試験や起爆剤”そのものが

人によっては梯子を外されたり、栄光からの転落!

みたいにとらえる人もいるかもしれない、ただ、

むしろこれこそが上からの愛なのだと思う。

 

ハイパー加圧トレーニング(@魂)みたいなものだと思ってもいいのかも。

 

 

その魂自体を鍛える、ラウンドブリリアントカットにしてさらに光らせるには

感動体験を積むしかなく、

その感動体験をするには富士登山をするような”負荷”をかけてあげる必要があるわけで。

 

人生には喜怒哀楽があり、

そこから多くのことを人は学ぶ。

 

その学びを効率良く得るための布石であり、

魂の成長的には最大のリターンをもたらす

星のもたらす宿命のミステリーのうちの一つ、

それがミッドライフクライシス・・

 

うーん、

星、やっぱり深いです。