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一度は付き合ってみたい職業の人
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行政の長と一度付き合ってみたいよね
でも、このお題の付き合うって彼氏、彼女のお付き合いってことですよね

だけど、ここは人と人との交流ということで押し切らせてもらいます
8人が立候補するという戦後最多の選挙戦となった今回の市長選
選挙権を得て、ただの一度も棄権したことのない甘棠ですが
選挙結果次第で自分の人生が変わるなんて思ったことは一回もありませんでした
しかし、今回、現職を脅かす新人候補の高島宗一郎氏は公約として
労組の抵抗に負けず市職員を削減する。を一番に掲げていて
そしてまず着手する行財政改革のシンボルとして
地下鉄の民営化、それによって約500人の人員削減
約40億円の人件費の削減効果
(ひとり約800万円の計算なんですね、きっと社会保険料や年金の雇用者負担分も含めてだと思います)
があると主張されております
そしてやっぱり、甘棠は500分の1なわけですが
職員採用試験に合格して、22年間働いてきたら
既得権益にしがみつく労働組合の一味扱いなんですね
とりあえず福岡市地下鉄の内情をざっくり説明すると
単年度の収益は黒字です
しかし、建設費の借金が莫大なため支払う利息と
減価償却(将来の修理保全費を支出分としてあらかじめ積み立てておく)で
累積収支は赤字です
ところで、甘棠は随分前から民営化の可能性を考えていました
平成17年には信越本線の(むしろ儲かってなかった)一部路線が
しなの鉄道として民営化し、しかも黒字転換したというので
職場の研修制度を利用し視察研修に行かせてもらいました
今、ハウステンボスの再建を請け負っている「HIS」が成し遂げた偉業でした
しなの鉄道の方からは一ヶ月くらい一緒に働いて学んでもらわなくては
なにもわかりませんよ、と一度は断られたのですが
費用と休みの関係でたった一日の研修を受け入れていただきました
さて、利用者や愛好家から資金を集める、サポーター制度
定期的な周辺住民との懇談会、まぐろの解体ショーなどの様々なイベント
キャビンアテンダントのような接客専門の女性の列車添乗など
目新しい取り組みも確かに黒字転換の要因には違いありませんが
甘棠は定期料金の見直しによる増益が大きいと感じました
JRの定期料金計算は私鉄にくらべ割引がとても大きいのです
しかも、通勤定期は勤めている会社が支給するケースが多いので
利用者の反発は大きくなかったようです
そしてもうひとつは減損会計という会計方式です
これは、減価償却という資産目減り分をあらかじめなかったものとして
支出に算入しないのです
このふたつで会計上は黒字転換するのです
それに、資産的なものはもともと償還が終わっているというのもあります
それらをレポートして提出しました
結果は良い悪いのコメントどころか、まったくの無視でした
それはかまわないのですが、鉄道事業の収益増大は
つまるところ乗車料金の値上げであるというのは少しがっかりするものでした
ところで、高島候補はどのような民営化を提案しているのでしょう
とりあえず、借金込みで買い取ってくれる企業はないと思います
いわゆる公設民営方式で経営を民間でというところでしょう
確かに従業員に支払われる賃金は4割から5割くらい減額されるでしょうが
請負企業には今まで使っていた人件費と変わらぬ金額を請求されるでしょう
確かに初年度は安く入札してきます
しかし、仕事のノウハウがつかめると必ず請負金額を吊り上げてくるのです
民間企業の原理は利益の追求ですから当然のことです
しかし、これでは民営化ではあっても公約の約40億円の削減効果はありません
こんな理論展開で組合は民営化反対の主張をするのかもしれません
ただそれではなんの発展もありません、給料カットが提案され
それを受け入れざるを得ない世論が喚起されるでしょう
働く士気は下がり、よい結果が出るとは思えません
現在、組合は現職の吉田宏市長と政策協定を結び、支援団体となっています
そのことを高島候補は
「現職は支持母体が労働組合なので、行政改革に取り組めない」と批判しています
結論からいうと、甘棠は民営化に反対ではありません
しかし、人件費の削減だけでは従業員の定着率は下がり
いつも新人が仕事をしているという状態になると考えられます
働く者が幸せでやりがいを感じ、溜まっている建設費の借金も
償還できる民営化プランはないものでしょうか
いや実はちょっと考えがあるのです
だから、行政の長と一度お付き合いしたいなというお話しなわけです