ウサギとカメのフォーカス
ウサギとカメが、山のふもとまでかけっこをする話です。
カメに圧倒的な差つけたウサギ。途中で居眠りをしてしまい、
結局カメに追い抜かされてしまうというストーリーでしたね。
なぜ ウサギ は カメ に抜かれたのか?
『油断した』
『自信過剰だった』
『集中力に欠けていた』
とか、いろいろあると思います。
ひとつ聞いた話によると、
「ウサギは、カメに勝つことだけにフォーカスしていた」
ということだそうです。だからウサギは、
カメを追い抜かしてしまったことで、すっかり満足してしまった。 逆に
「カメがフォーカスしていたのは、山のふもとへ辿り着いた自分の姿」
ということで、無心でコツコツ前進したんだとか。
この切り口、なるほど!という気もします。
長期的にものごとを達成するには、
他人との比較にフォーカスするのではなく、
自分の目指す将来像との比較にフォーカスすることが
有効なのかもしれませんね。
創業の3点セット
若い人が会社を創業するにあたり、必須の3点セット
1.墓参り
2.倫理法人会
3.国金
墓参りについては、まず感謝の気持ちを持つことが大切という
ところから来ているそうです。
私たちは、いろんな人々に支えられてきて、今ここにいるわけです。
その周囲の人々への感謝の気持ちを突き詰めていくと、
現世に自分を送り届けてくれた“先祖への挨拶”がしっくり来るのでは!?
ということです。
倫理法人会。
私も参加したことはないですが、金儲け主義に走らず、社会での使命感を
学んでいく場として良いそうです。
国金は、現在の日本政策金融公庫のことです。
今、創業資金がそこそこ手元にあったとしても、
この先どうなるかはわかりません。
多少、利息を支払ってでも、資金に余裕をもつことで
事業に集中できるといった内容のようです。
国金はまだしも、
墓参り、倫理法人会は、すぐお金を生むわけでも、仕事になるわけでもない
と思います。でも
なんとなく意味があるような気もします。
会社を創業される方
墓参りくらいは、やってみると良いかもしれませんね。
よい空気感
志縁塾 大谷由里子さんの講演会に参加してきました。
大谷さんは、吉本興業の元社員で、故横山やすし、 宮川大助・花子の
マネージャーを務めたことのある人です。
2009年新春講演会という位置づけで、テーマは「チェンジ(CHANGE)」
お笑いの世界にいただけあってギャグも連発。
何度も爆笑させていただきました。
そして今回の講演会で、もっぱら使われていたワードは
“空気感”
良い空気感がある場所には、人・物・金・情報が集まってくると
おっしゃってました。
良い会社、悪い会社
行けばすぐにわかるそうです。
良い会社は 良い空気感があり、悪い会社は 悪い空気感が漂っていると。
さて違いは何か
良い会社の人たちは、誰に対しても挨拶する傾向にあるそうです。
お客さまはもちろん
社員同士、警備員のおじさん、そして
観葉植物にまで挨拶するそうです。
ウソでもいいから元気に挨拶をする
そんな行動が良い空気感を築き上げていくのかもしれませんね。
それにしても観葉植物にまで挨拶するとは、、、
空気感を良くするために、まずは日常の挨拶から始めたいものですね。
人に伝える表現力
昨日、仲間内で企画している 「”働く”を楽しくする勉強会」に参加してきました。
今回の講師はアライブ株式会社
取締役 伊藤喜之さん
でした。
伊藤さんは、マーケッターとして商品・人のプロデュースを行っています。
今売れている音楽ユニット キマグレン。ジツは
彼のプロデュースです。
ちなみに私の名刺
彼がプロデュースしたものです。
私の名刺をご覧になった方は、そのセンスの良さにお気づきになられていると
思います。
伊藤さんには、「人に伝える表現力」というタイトルで話をしてもらいました。
商品案内、自己紹介、事業案内、、、人にちゃんと伝えるというのはなかなか難しいものです。
そのポイントについて教えてもらいました。
気になるワードは、
「幽体離脱しましょう!」
ちゃんと伝えたいことがあるなら、まず
自分が伝えようとしている相手の立場になりきって考えてみるということです。
ターゲットとする人が
何を求めているのか?
何を考えているのか?
何が欲しいのか?
相手にのり移り、これを妄想することで、相手に伝わりやすい言葉、媒体など
が閃くそうです。
「幽体離脱」し、相手の立場になって考えるということ。
仕事、恋愛、家庭、友人関係、、、、あらゆるシーンで大切かもしれないですね。
イケている行政書士
渋谷区 恵比寿 の 税理士 上田智雄です。
先日、次世代経営者塾に参加してきました。
行政書士の森健輔さん
たちが毎月開催しているもので、
今回は、森さんご本人の
「イケていない行政書士」が → 「イケている 行政書士」 へ変貌する
ストーリーについての話でした。
森さんは今年開業3年目
開業当初はほとんど仕事がない日々でした。それが現在
売れっ子になりつつあります。
その売れるようになったポイントが2つ
1つめは外見
開業当初は、まったく外見を気にしていなかったそうです。
ダボダボのワイシャツに、ダボダボのスーツ
サービス業という形がない仕事について、どうしても見た目で判断される
ことも多く、だらしない服装の与えるマイナスの影響は大きいようです。
そこで
スーツなどはセミオーダーで、体に合ったものにしてみたり、身だしなみ
を整えるようにしたそうです。
2つめは「与える」という姿勢
開業当初は、「仕事をください」という頭を下げる日々だったそうです。
「ください」というと、仕事って逃げていくものみたいです。
そこで
「与えること」に徹したそうです。
特に、経験、知識、資金も乏しい20代の起業家に、できる限りの
知識、情報、人脈を与え続けたそうです。すると、不思議なことに
年配のお金を持った経営者から仕事の依頼が増えてきたそうです。
人は、けっこう見ているものです。
どういう姿勢で仕事をしているのか?生きているのか?
そんな判断をされているようです。
森さんの話は、同じサービス業として「なるほど」と思える部分も多くありました。
特に「与え続ける」という姿勢。意識していきたいところです。