そういえば少し前にスピノサウルスの尾椎が見つかり、水棲生物という流れになりましたね。
昔の化石スケッチなどから水棲となってたんですが、戦争で化石が焼失し
水棲生物ということに反論した学者がいたため長い間、水陸両棲生物となっていました。
個人的にはジュラシックパーク3のT.rexの首の骨を折るのはさすがにやりすぎでしたが…
本題に戻ります。
安価で売られているスピノサウルスの歯化石ですが、大規模な補修痕やキメラ(2つの歯をかけ合わせたもの)も多く出回っています。
これに関しては日本ではあまりみられませんが、10cm以上の歯となると値も張りますし、疑ったほうが良さそうです。
モロッコには少なくとも2種類のスピノサウルスが存在しています。
スピノサウルス・アエギュプティアクスとシギルマッササウルスです。
現在の研究内容では、この2種を判別することはできません。
ただ、シギルマッササウルスは一部の化石しか見つかっていないのでまだ未知の部分も多すぎます。
シギルマッササウルスを正確に種として認めるかどうか、それはこれからの発掘にかかっています。
そしてアフリカンT-rexと言われているカルカロドントサウルスです。
なぜアロサウルス科なのに、T.rexと呼ばれているのか不思議ですが…
おそらくアフリカの王者という意味合いだと思います。
この恐竜も少なくとも2種類存在しています。
カルカロドントサウルス・サハリクスとサウロニオプスです。
この恐竜もスピノサウルスと同様、歯化石だけでは見分けがつきません。
また、頭骨も見つかっていないデルタドロメウスもいますが
これも今後の発見に期待したいです。
現状では未知の獣脚類として、個人的には売り出すべきだと思います。
よってテガナ累層には、現在確実に属を割り当てることができる獣脚類の歯はありません。
ただ価格が安いのでとても楽しめる化石だと思います。
