あかり姫と坂本龍馬伝説 -30ページ目

高知龍馬スタジアム(高知競輪場)へはどう行けばいいのか

送迎バスはどうした?と仰るがおられるかもしれません。

 

そう、最終レースが終わると、まもなく最終のバスが出る旨のアナウンスがあります。私は、この時点でしまった!と思いました。バスがどこから出るのか把握していなかったのです。しかし、それは問題ではありませんでした。なぜなら、高知競輪に行ったことの無いみなさんにお知らせしたいのは

 

 

高知競輪場の送迎バスは高知駅には行かないのです。

 

 

越知、須崎発のバスが各一本、高知競輪場発のバスも16時30分発の越知、須崎行きが各一本しかないのです(2016年3月現在)。

 

高知の送迎バスで特徴的なのは、途中で各駅停車することです。これは、首都圏の競輪場とは異なる点かもしれません。

 

では、高知競輪場への行き方はというと、以下のようになっています。必ず、高知競輪場のホームページで確認をお願いします。

 

 

・高知駅より路面電車で7分(グランド通り電停下車徒歩7分)。
・高知自動車道、高知インターから車で15分。
・高知空港から車で25分。

バンク下には541台駐車可能な無料駐車場があるそうです。

 

高知駅からは、レトロな路面電車が出ています。それに乗ってみるのも良いかもしれません。

私は歩きましたが、歩けない範囲ではありませんが、かなり遠く感じました。

 

高知駅から高知りょうまスタジアムに徒歩で行くには、一言で言えば、高知駅を路面電車に沿ってはりまや橋、鏡川方面に向かって坂を下って行き、鏡川の潮江橋を渡ったら右折して、河川敷に沿ってまっすぐ歩いていけば、陸上競技場が見えてきます。そこがりょうまスタジアムです。入り口は2か所あり、駅に近い側が正面玄関になります。

 

高知駅からの直行バスもないのかよ!?という不平が出るかもしれません。

しかし、高知競輪場の入場料を考えてみてください。

そうです!無料なのです!

送迎バスを充実させるとなると、バスの運行にかかる費用が増え、入場料は無料では済まなくなるでしょう。だから、まあいいやと。

 

入場料が無料のためか、私の印象では、首都圏の競輪場に負けないくらい、いや、もしかしたらそれより多くの観客が、老いも若きも入っていたように思いました。

 

首都圏の競輪場では、駅に隣接している競輪場もありますが、少し離れており、無料送迎バスが途中ノンストップで競輪場とメイン駅を往復することが多いですよね。

 

え~そうそう、前回は、競輪場を出て、これからどこへ行こうか?と途方に暮れたところまで書いたのでした。

 

街道沿いを歩き始めた私ですが、南国の夕陽の照らす街は、今まで全く見たことも無い家並みと空気に包まれていました。東京から突然ワープして来てしまったような感覚になり、もの凄く怖くなってきました。方向感覚が全くつかめないのです。

 

ここはいったいどこで、自分は一体今、何をしているんだ?

 

今までのルーティンワークのような日常とはかけ離れた、想像もつかない状況に、しばらくパニック状態でした。私は、最寄りのネット喫茶の名称と住所だけをメール欄にメモしてきた携帯を片手に、夕暮れの見知らぬ街を、道行く人や自宅の前にいる人に、何度も道を尋ねながら歩くのでした。

 

つづく

 

 

 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

そして夕暮れはやってきた

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季節はまだ3月になったばかり。午後四時を過ぎて、龍馬スタジアムは少し切なくて寂しげな表情を見せる。最後のレースと、あかり姫の一着インタビューが終わると、すぐに係員の方がやってきて、まだ清算していないかどうかを聞いてくる。むろん、車券は外れてばかりなので、


「ありません!」


と即答する。


そう、龍馬スタジアムはすでに片付けの準備に入っているのである。クロークで最後の荷物を受け取り、スタジアムを後にする。


しかし、そこで困ったことが起きた。やはりというべきか・・・。


以前も書いたとおり、私は長年東京で暮らしてきたのですが、仕事で脚を酷使した挙句の果てに膝を負傷してしまった。仕事ができなくなり茫然とパソコンを眺めていたある日の午後、ネットサーフィンしていたら、夜行バスに空きがあることを発見し、思い立って新宿発の夜行バスで高知に来てしまったのでした。


そうです。何の計画性もなく、フラフラと高速バスのボタンをクリックしてしまったのです。そのため、どこに泊まるかなどは考えておらず、正確には、ネット喫茶で宿泊先を探せばいいやと思っていたのでした。


さらに、私は現代人にあるまじき態度で暮らしていたために、大変困ったことになった。そう、スマホを持っておらず、ガラケー、しかもネット利用なしという状況なのでした。


スタジアム沿いの道路は、右に行くと一人で歩くには危険なトンネルになっている。あっちに行けばマックがあるはずなのに・・・。東京で、何不自由なく暮らしていた私には、高知は地図で見たよりも広くて、見たことも無い町で方向感覚が全く分からない。


ネット喫茶も駅に近いように書いてあったのに!


そう、田舎の地図は、車でのアクセスを想定しているようで、東京と同じような感覚で眺めると大変なことになるということに今更ながら気が付いたのであった。


つづく






お得な高知競輪場!

龍馬スタジアムの入場料は、なんと!なんと!なんと!無料なのです!(姫風に)(特観席は除く)


言い忘れてました。入場料が無料の競輪場なんて、他には知りません。東京近辺では、数十円から100円取られるのが普通なので、龍馬スタジアムがいかに革命的な挑戦をしているか、称賛に値する試みであると思います。


クロークで荷物を預けた後は、お茶も飲めます。


二階には、出店が並んでいて、おでんや、お惣菜、飴湯などが売っています。


そこを抜けて、奥のキッズコーナーに向かって行くと、手前に元競輪選手による質問コーナーがあり、

JJ他、元選手の方が代わる代わる座っておられます。


キッズコーナーは、要は競輪場における保育施設のようなものかもしれない。あの赤澤佳美さんが子供たちと遊んでいたのですが、そのお姿はまるで「歌のお姉さん」のよう。そこではラーメン体操なる体操を子供たちと踊っておられたようでした。


そう、高知競輪場には子供たちが遊ぶためのスペースがあるのです。お子さんたちとお母さんたちが大勢集まって、スピードチャンネルのキャスター、赤澤佳美さんと遊んでいたのである。


そこに突如、あかり姫が登壇して・・・!?


このような光景をみなさんは想像できるだろうか。


私はこ、これが競輪場なのか!と衝撃を受けたのであった。


高知には、このような素晴らしい施設があることを知らない地元民の方々もまだまだ多いのではなかろうか。


高知競輪場は、全国で恐らく最もクオリティの高い先進的な施設と言えるでしょう!