夜が深くなる
星はより豊かになる
夜が深くなる
闇がほのかさを際立たせる
昼には蝉の
夜には鈴虫の鳴く声を聴いた
季語で区切れない一日
時と時とが混じりあう様を
僕は全身で見つめている
空が僕をそうするように
夜が深くなる
星はより豊かになる
夜が深くなる
闇がほのかさを際立たせる
昼には蝉の
夜には鈴虫の鳴く声を聴いた
季語で区切れない一日
時と時とが混じりあう様を
僕は全身で見つめている
空が僕をそうするように
真似されて
始めて気づいた
自分の喋り方
臆病で
傲慢で
少しこっけいな
僕の言葉は
誰を傷つけ
何を奪い
どこへ行ってしまったのか
今も記憶のどこかで
もう返るはずのない
こだまを待ち続けている
「さようなら」よ こんにちは
きっとこれからもなんどとなく
であいつづけることでしょう
「どういたしまして」を ありがとう
このきもちをうけとめてくれて
すこしほっとしているよ
「おかえりなさい」に ただいま
ろうかのむこうからきこえてくる
あったかいひびきにとびこめる
「いただきます」を ごちそうさま
あしたもおいしいごはん
いっぱいつくってあげるね
「こんにちは」よ さようなら
あのいつものまがりかどで
またおあいしましょう