どんな過去も
それなりに明日につながる
未来は辻褄合わせてくれる
どんなに間違っても
間違ったなりに答えになる
未来はそれを正解にする
どうやって僕を
君の明日に
潜り込ませようか
素敵な未来に送り込もうか
何一つ
上手くいかなくても
何とかはなる
何かになれる
人生からの返事が
ポストに溜まってる
開けようかやめようか
結局開ける
人生からの返事を
ソファーに座って読んでいる
やっぱり読まなきゃ良かった
そう思いながら読みふける
人生からの返事を
読み返しながら過ぎていく
残り少ない時間
今さら返事は返せない
なんとなく
生きてきたつもりだった
大切なものなど
もう失くしてしまったと
踏み込まれて
始めて気づいた
譲れない領域に
相手をきっと睨み付けている
自分に
いつからか
その領域の中に
あなたを含めていたことを
テーブルの上に
並べられだ料理
湯気がキッチンの空気に馴染む
ぎこちなくて
あつかましい
会話を何度も交わした
離れたくて離れたのに
戻れる場所があること
それが大きな支えになってた
あの席に座り
慌てて口に入れた朝食を
まだ心は噛み締めている
僕が君と離れて
暮らしてきた年月を
どう説明すればいいだろう
気まぐれに明日を追いながら
くだらないこと大切なこと
いろんなことを考えていたんだよ
今の僕で
あの時の君に逢えたらな
こんな遠回りは
なかったと思うんだ
今の君に言う
未来の君への言葉
離れた時から抱えてきた誓い
言葉は縛る
六法全書に載り
僕らの心を管理する
言葉は託す
その条文を
どう解釈したらいいかを
言葉で書かれた法律を
心で解釈した時
すでに僕らは何かを裁いている
権力のルール
社会のルール
自分のルール
人が人を裁く時
法に載らないルールが
心に紛れ込んでないとは言い切れない
思い通りに行かなかった
過去と決別しようと
人は人の命を奪う
だが何も決別できるはずもなく
血で汚した歴史を
血で洗い流そうとして
また刃は振り下ろされる
取り返しがつかない
傷口から広がった亀裂を
断ち切ってしまった絆を
誰が埋めてくれる
昨日までの無邪気な世界に
戻してくれる
眠らせておけなかった
僕の中にいる少年
背中を一押しされるのを
待っていたかのように
無謀なんだと
自分に言い聞かせてきた
何を今さらと
言われるのが怖かった
遅すぎたことも
遅くはないんだ
始められる
遅いなりのやり方で
生きるのに慣れた体も
震える場所を追い求める
誰も聞いたこともない
名前の道を歩き出す