眠らせておけなかった

僕の中にいる少年

背中を一押しされるのを

待っていたかのように


無謀なんだと

自分に言い聞かせてきた

何を今さらと

言われるのが怖かった


遅すぎたことも

遅くはないんだ

始められる

遅いなりのやり方で


生きるのに慣れた体も

震える場所を追い求める

誰も聞いたこともない

名前の道を歩き出す