子どもを伸ばす方法セオリーの一つとして、ダメなところを指摘して叱っていると、意識がそちらに向かうから、ダメが助長される。
だから、叱る・注意するよりも、いいところを承認(ほめる)すると、良い所が伸びるので、良い出しをするといい、と言われています。
我が家でも、それって本当にそうなんだな!と思うことがありました。
こんにちは、愛川よう子です。
例えば、字の書き取りが乱れていたら「この字じゃダメよ、もっときれいに書きなさい!」と言うと、「自分の字は汚い」と意識が強化され、益々汚く書けてしまう。
だから注意するのではなく、その字の中でもうまく書けている部分に注目して「ここのはらいはよく出来てるね!」と、出来ているところをほめてあげると、
出来ていることに意識がむいて、はらいはもちろん、その他の部分にも気をとめて丁寧に書くようになる、ということです。
(全ての場合ではないと思いますが)
そんな実体験が一つありました。
先日、小4長男のクラス担任(正確には副校長先生が現在受け持ち中)と、個人面談をしてきました。
長男のクラスは1学期から荒れており、クラス騒乱状態でした。
そこで2学期以降、副校長先生や他の先生も協力して指導に入り、クラスの立て直しに尽力されていました。
結果、2学期の後半から少しずつ落ち着きを取り戻し、授業が進められる状態にまで落ち着いてきました。
そんなクラスの3学期の始め。
始業式の日に、長男は「学校に行きたくない」と言っていました。
その理由には、お友達の度重なるちょっかいが嫌だ、ということもあったんです。
そういったことも含め、残りの3学期も学校生活を落ち着いて過ごせるよう、始業式の日の夕方、個人面談に行きました。
現在担任のかわりとなっている副校長先生に、長男の学校での現在の様子や気持ちなどを伝えにいったのです。
お友達の影響で、学校の行きしぶりが1学期から頻繁にあるという私の話を、先生は丁寧に聞いてくださいました
反論せずに聞いてもらえるって、心が軽くなるものですね。
そしてその際先生は、長男が2学期は凄く努力をしていたとほめてくださいました。
1学期こそ、悪ふざけするお友達に流され、叱られてばかりだった長男。
先生の話を聞かなければいけないときも、本を読んでしまって非協力的だったり。
そんな長男も、2学期は彼なりに努力したようです。
ムダなおしゃべりをしないようにしたり、授業に真剣に取り組んだり、お友達のちょっかいに乗っからなかったり。
そんな姿勢を、先生は見てくださっていて、「最近とてもいいですよ」とおっしゃってくださったのです。
その話を、そのまま長男に伝えました。
「学校で、とても頑張っているんだってね!」と。
すると翌日は朝からご機嫌で、学校への足取りも軽く、鼻歌しながら出かけていきました。
分かりやすいですね(笑)。
あなたの学校でのがんばりを、先生は見ているよ、知っているよ、凄いねってほめていたよ。
それを伝えただけで、学校への行きしぶりは今の所ありません(^^)
それどころか、昨日また帰りの会で、みんなの前で先生に
「最近の◯◯君(長男)は、とっても頑張ってていいねって先生方の評判です」
と、ほめられたそうです。
(カラータイプ青の彼は、みんなの前で言われたので嫌だったそうですが・笑)
なんか長男すごいな、どうしたんだ!って、私もビックリ。
出来ている所を認めていくと、そこがもっと伸びていく。本当ですね!
長男の力を信じて、これからもサポートするぞ!と改めて思いました。
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