放射能被曝と病気及び死因の因果関係について、
現在まで明確な説明はなされていません。
死者数についても、
原発推進派に属する機関と、
原発反対派に属する機関では、
発表される数字が大きく違います。
①被害を意図的に小さくしたい派閥。
②被害を意図的に大きくしたい派閥。
③予断や偏見によらず厳密に科学的かつ医学的に検証する団体。
この3通りがあるのですが、
わたし達が日常的に見聞きするのは、
①で情報が圧倒的に多く大手メディアもそれを中心に報道しています。
②は①を信じ込んでいる人には受け容れられませんし報道も少ないです。
③を扱う大手メディアは殆んどありません。
③の情報はネットにしか流れませんので、
普段聞こえて来る情報は、
死者数に限らずすべて正しくないと考えて差し支えないでしょう。
いずれにしても、
絶対に過小評価をしてはいけないということです。
大量の放射性物質が降り注いでいる、
東北地方に対して、
放射線量が低ければ心配ないと言う、
医者だか評論家がいますが、
非常に無責任だと思います。
なぜならば、
今も出続けている放射線量は、
風向きで刻々と変化しているからです。
どこへでも飛んで行く放射性物質を、
個人で計測することは出来ませんし、
政府も逐一発表しない中で、
何日も前の数値を参考にして、
呑気に安心するのは危険です。
東電の見通しでは、
このまま行くと5月8日に高濃度の放出が必要になるらしいです。
(5月5日河野太郎氏のブログ情報)
実際に放出されて報道されるとしても、
小さな扱いしかしないかも知れませんので、
注意と防御が必要だと思います。
福島から100km以内(それ以上も)の人は必ずマスクをして下さい。
また海外の専門家の平均的な意見をまとめると、
今回の事故の規模からして、
最低でも原発から70km以内に、
居続けてはいけないということになります。
事故後に政府やマスコミから頻繁に聞かされた、
基準値(しきい値・規制値)というのは、
すぐには健康被害が発覚しない値ということのようです。
直ちに影響は無いという言い方を、
しなければならないものが、
そこに有るということですし、
人体に害を及ぼさないとは言っていません。
政府は御用(誤用)学者や、
過去の原爆(原発)訴訟で、
国側が有利になる証言をした医者などの意見を採り入れて、
国際基準である年間1ミリシーベルトを、
20ミリシーベルトに引き上げました。
年間1ミリシーベルト以下でも影響はあるのですが、
法律的には問題無いというだけの話です。
それを20倍の20ミリシーベルトに引き上げたのは、
避難地域を狭める為と、
今後起こされるであろう被害の訴えを退けたり、
裁判を有利に運ぶ為です。
一般人に年間20ミリシーベルトを許容(強制)するのは、
医学的にも法律的にも適切ではありませんし、
今後10年くらいのうちに多くの被害が出るでしょう。
今設定されている避難区域で普通に生活を続けたら、
100万人単位の被害者が出るだろうという専門家もいます。
他にも今後50年間で、
福島原発から半径200キロメートル圏内では、
人口比で計算すると約40万人のがん患者が、
追加的に生じる可能性があるとする意見もあります。
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/kyodo-opinion-article-by-alexey.html
小中学校の校庭を除染するだけでは不充分なので、
適切に避難出来るよう声を上げ続ける必要があります。
しかし気になる情報があって、
20ミリシーベルトに引き上げたのは、
現地からの要請があったからだというのです。
武田一顯(たけだかずあき)氏が誰かに聞いてラジオで語った情報。
それが事実であれば、
その他の地域の人間がいくら声を上げても届かない気がします。
福島周辺で放射線量の高いところにいる人は、
団体で避難することは諦めて、
個人の判断で動かなければならないようです。
次に、1945年以降の原子力の影響による死亡者数として、
国連が発表した1989年までの集団に対する被曝線量をもとに、
ICRPモデルで計算すると、
ガンで死亡した人の数=117万人。
一方、
ECRRモデルで計算すると、
ガンで死亡した人の数=6160万人。
そのうちの160万人が子供で、
胎児は190万人とされています。
ここで注意しなければならないのは、
この数字はあくまでも、
ガンによる死亡者に限られていて、
死亡にまで至らない病気は含まれていないということです。
出生奇形や成長異常や皮膚病などの数字を含めると、
膨大な数になるでしょう。
またICRPの数字はそれぞれの国で、
最終的に被曝と認定されてなんらかの補償を受けた人数で、
ECRPの数字が、
正式に認定されなかった人を含んだ人数だとすると、
117万人と6.160万人で、
その差は6.043万人になります。
6.043万人の人が補償も受けらないまま、
死亡したことになります。
信じられないかも知れませんが、
医者と裁判所が因果関係無しと言えば、
それがまかり通るのです。
どこの国でも、
原発との因果関係を認めようとしませんので、
実態は正確に掴めていないのが実情なのです。
よって発表されている数字をどう解釈するかは、
個人の判断に委ねられることになります。
それでは、
どのくらいの被曝量でなにが起こるのでしょう。
現在日本人が一年間に浴びて良い放射線量の基準は、
1ミリシーベルトで、
世界ではもっと引き下げようという動きがあります。
それ以上浴びると、
なんらかの障害が出る可能性があるという警告値です。
もっとたくさん浴びた場合に、
確実に起こることとして言われているのは、
4シーベルトで死亡し、
400㍉シーベルトで白血病になるということになっています。
しかし約50㍉シーベルトで白血病になった例も報告されていて、
その事例では労災認定をされたにもかかわらず、
会社は因果関係を否定しているのです。
また自然界の放射線と、
原発から出る放射線や放射性物質を一緒にして、
「普段からみんな放射能を浴びているんです」
などと言う学者が居ますが、
自然界のヨウ素と、
放射性ヨウ素がまったく別物ということでも分かるように、
それらを比較するのは間違いですし、
意図的に誤解を与えようとしているようにしか思えません。
いづれにしても、
日本の大手メディアが発表する原発情報の95%は、
嘘だと思った方が良さそうです。
わたしは九州にいながらにして、
今の状況を非常に危惧しています。
福島周辺ほどでは無いにしろ、
風向きや海流で結構な濃度の放射性物質が、
九州まで来ています。
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5月5日の情報ですが、
いわき市から避難してきた人からのものです。
今まで、福島原発の水素爆発による被曝で、
亡くなった方が沢山いるのに全く公表されていない。
パニックにならないよう配慮されているとか、
因果関係を調査中であるとか言われるそうです。
その方の友人のお子さんは小学校5年生で、
被曝当時は福島県久ノ浜にいたそうですが、
静岡県の病院で亡くなったそうです。
(鼻出血など放射線障害の急性期症状で)
母親があまりにもショック状態で、
病院名や経過など、詳しくはとても聞けなかったそうですが、
その静岡の病院には他にも同じ症状の子が沢山いたそうです。
私は大学病院に勤めていたことがあるので分かりますが、
職務上知り得た情報は一切他言できないので、
この情報は患者家族からしか伝わってこないと思います。
患者家族が因果関係を証明するのも、
他者が個人情報を調べるのも難しいと思います。
今回の被曝による死者多数の話も、
行政や病院側が隠せば、
また「デマに注意しましょう」と言われると思います。
被曝された方々やご家族に配慮しながら、
真実を知らなければならないと思います。
作業員の方の情報も隠されていないか心配です。
何か情報がありましたらよろしくお願いします。
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/
実名で投稿されたというこの記事は、
ある事情があって数時間で削除されていますが、
このブログの過去の記事もとても参考になりますのでご覧下さい。
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今回の原発事故は、
福島だけの問題ではなく日本全体の問題です。
今はまだ目に見えませんが、
押し流された町や村の整備よりも、
深刻だと言えるのではないでしょうか。
事故現場から少しでも離れた場所に、
なるべく早く皆さんを移動させる必要があります。
政府と交渉している暇は無いのかも知れません。