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3度目のトランプ暗殺未遂か?20人が被害

「2度あることは3度ある」と、よく言いますが、トランプ前大統領の身にも当てはまるようです。

 

これまでペンシルベニアでの選挙集会とフロリダのゴルフ場で2度に渡り狙撃犯から命を狙われてきました。

 

3度目の事件は9月18日にアリゾナ州のトランプ支持集会で発生。

 

今回の事件はこれまでとは若干様相が異なっていました。

 

演説するトランプ氏の後ろにはラテン系の支援者が20数名座っていたと報じられています。

 

トランプ氏が演説を終えて、ステージを後にした20分後に異常事態が起きました。

 

壇上にいた20名ほどの支持者が相次いで目や喉に異常を訴え始めたのです。

 

 

「目が痛くて開けられない」とか「喉が腫れて苦しい」、はたまた「全身が震えて動けない」と悲鳴が出たそうです。

 

「ハバナ・シンドロームの再来か」と、地元では大きな話題となりました。

 

「ハバナ・シンドローム」とは、キューバのハバナにあるアメリカ大使館に向けて何者かが電磁波攻撃を仕掛けたため、多くの外交官が被害を受けた事件です。

 

いまだに犯人の特定には至っていません。

 

似たような被害は1992年の湾岸戦争でも起きていました。

 

専門家の間では、「かなり離れた距離から演説中のトランプ氏を狙ったのだろうが、照準がずれてしまい、背後に座っていた支持者に命中した可能性が高い」とのこと。

 

トランプ陣営の責任者も「深刻な事態だ。トランプ氏本人は無事だったが、多くの支持者が被害に遭われたわけで、調査の上、対応を考える」と危機感を露にしています。

 

実は、過熱する大統領選挙のため、極端な言動が巷に溢れているのがアメリカです。

 

最新の世論調査によれば、民主党支持者の28%は「トランプ氏が暗殺されてしまえば、アメリカはより良い国になる」と答えています。

 

しかも、51%は「トランプ氏の身辺警備を強化する必要はない」と述べ、「反トランプ」の姿勢を明確に打ち出しているのです。

 

もし、トランプ氏が選挙に勝った場合には、来年の大統領就任式が予定されている1月6日には内戦状態になりかねません。

 

もちろん、ハリス副大統領が勝った場合にも、全く逆の理由で共和党支持者が選挙結果を認めず、内乱状態に突入することも懸念されます。

 

とても民主主義を標榜する国家とは思えません。

 

言い換えれば、11月5日の投票日から翌1月6日の就任式の間の「政治的空白」期間にはかつてない異常事態が発生することになるかも知れません。   

 

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