脱原発の日のブログ

12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いを共有した市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

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たんぽぽ舎です。【TMM:No2819】
2016年6月29日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                             転送歓迎
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★1.常識くつがえす九州大地震は「原発動かすな」の警告
   電力会社、原子力規制委員会、国のウソ・ごまかしを徹底追及しよう!
             渡辺寿子(原発いらない!ちば) (上)
★2.社会の進歩に伴い深刻化する地震被害
   宮城県沖で地震を繰り返してきていた領域
   「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその156
                    島村英紀(地震学者)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆7/8「八王子金八・七夕デモのお知らせ」
       原発反対八王子行動 171回目 船森公園で集会
       共催:金八デモ・ハカルワカル広場
★4.新聞より2つ
  ◆改憲隠し選挙   鎌田 慧
            (6月28日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)
  ◆事故当時5歳児「甲状腺がん疑い」の意味 福島原発健康影響調査
   県、なおも「影響考えにくい」
   「貴重な一例」とすれば、対応変わるはずなのに…
            (6月28日東京新聞24面「こちら特報部」より抜粋)
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・脱原発川柳【汚染水 東電役員 飲ませたい】へらずぐち亭
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※7/3(日)学習会にご参加を!
 沖縄は自己決定権の確立をめざす
 辺野古新基地をめぐる裁判と繰り返される米兵・軍属の凶悪犯罪
 浅野健一が選ぶ講師による「人権とメディア連続講座」第4回

 講 師:新垣 毅(琉球新報社東京報道部長)
 日 時:7月3日(日)14時~16時30分(開場13時30分)
   会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円(学生400円)
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※7/6(水)「九州電力東京支社抗議」「東京電力本店合同抗議」に
 ご参加下さい!

☆川内原発再稼働やめろ!「九州電力東京支社抗議行動」
 日 時:7月6日(水)17:30より18:20
 場 所:有楽町電気ビル前(JR有楽町駅日比谷口すぐ)
 主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549

☆東電は原発事故の責任をとれ「第34回東電本店合同抗議行動」
   日  時:7月6日(水)18:30より19:30
   場  所:東京電力本店前
 呼びかけ:たんぽぽ舎/経産省前テントひろば
 賛  同:東電株主代表訴訟など123団体
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※7/8(金)「新規制基準」施行3年-原子力規制委員会 全国一斉抗議行動
 日  時:7月8日(金)11時より13時
 場  所:六本木ファーストビル前(南北線六本木一丁目駅)
 呼びかけ:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549
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┗■1.常識くつがえす九州大地震は「原発動かすな」の警告
 |  電力会社、原子力規制委員会、国のウソ・ごまかしを徹底追及しよう!
 └──── 渡辺寿子(原発いらない!ちば) (上)

◎「常識」くつがえした九州・熊本大地震

  今回の九州縦断、熊本大地震はこれまでの地震についての「常識」を覆すもので、多くの地震学者から驚きの声が上がり、気象庁も振り回されました。
 その大きな理由は「震度7」の揺れが4月14日、16日と連続して起きたこと、また14日の地震は前震であり、後の16日の地震が本震であったことです。
 「震度7」は1947年に発生した福井地震をきっかけに制定されましたが、その後実際に計測されたのは3回。
 今回の熊本大地震で3日の間にそのうちの2回が観測されたわけです。6月12日も八代市で震度5弱の地震が起きるなど大きな余震が続き、収束していません。地震学者は、これからも何が起きるか分からないと口を揃えて警告しています。
 これは原発の危険性を考える上で非常に重要です。従来の耐震設計は1回の大きな揺れを想定していたので、熊本大地震のような事態で原発の重要構造物がどうなるか検証が必要です。

◎川内から6kmで震度5弱記録

  川内原発施設内で計測した揺れは数ガルで原子炉自動停止設定値(水平160ガル、垂直80ガル)を下回るとして九電は川内を止めません。
 しかし川内原発から5.6kmの高江観測点で、本震の4月16日に震度5弱、96.8ガルを記録していたのです。規制委はこの事実を伏せ、川内原発は震度3で異常なしとだけ報告しました。震源が原発から100km離れた所だったのに、原発のすぐ近くで震度5弱を記録したのです。震源がより川内原発に近い地震が起きる可能性は十分あります。

◎過去に例がない高い縦揺れ観測

  今回の大地震では過去に殆ど例がない極めて大きな上下動(縦)の揺れが観測されました。益城町の強震計で、4月14日の地震で重力加速度を大きく超える1399ガルという縦揺れが記録されていたのです。これも「横ずれ断層型地震は縦揺れが小さい」という「常識」を覆すものでした。高知大防災推進センターの岡村真特任教授はこれは新たな「知見」であり、伊方原発の耐震安全評価の見直しを提言しました。

◎制御棒駆動機構の耐震性

  九電が規制委に提出した原子炉設置許可変更書類の殆どが「白抜き、黒枠」で公表されました。耐震設計関連書類の中でも制御棒駆動系については殆どのデータが隠されていました。規定時間内に制御棒が挿入可能かどうかというのは、地震に襲われて直ちに原子炉を止められるかという問題です。失敗すれば直ちに過酷事故につながります。
 九電は地震応答解析で実規模試験を行った結果があるにもかかわらず、それを無視して机上の解析だけを使って基準地震動Ssにおいても問題なく挿入可能という結論を出しています。自由落下で挿入する加圧水型原子炉の制御棒は、重力加速度を超える縦揺れと大きな横揺れが重なった波に襲われたら、規定の2.5秒で制御棒を挿入することは不可能です。大きな揺れになれば制御棒そのものが破損してしまう恐れすらあります。
 九電は再稼働に都合の良いデータを使って再稼働のための書類を作り、規制委はそれを追認するばかりです。

◎規準地震動のまやかし 地震で配管は破断される

  今、日本にある原発はすべて1981年策定の旧耐震設計審査指針に基づいた時代かまたはそれ以前に建てられているものです。当時の規準地震動は372ガルでした。2006年に耐震設計審査指針が改定され、川内原発の基準地震動は540ガルになりました。そして新規制基準に基づく審査の中で620ガルに引き上げられました。このように基準地震動は上げられてきましたが、設備の本質は変わっていません。新規制基準に基づいて配管類を強化しようとすれば厚みを増すのが手っ取り早いわけですが、配管が1ミリでも太くなると構造物を通せません。通せるようにするためには大工事となり、電力会社はそこまでする気はありません。そのため旧耐震設計審査指針に基づいて作った配管が620ガルでも耐えられるという作文をしてきたのが、工事認可申請書の内容であった。
 強度不足になっているのを隠すために「商業上の秘密」として「白抜き、黒枠」にしたと山崎久隆さんは指摘しています。

◎四国電力東京支社前での抗議行動

  常時高温高圧の冷却水が流れる主配管は元の強度が高いので、地震のの力を大きくしても「余裕」の中に収まります。しかし脆弱な蒸気発生器の細管やECCS(非常用冷却装置)のように口径の小さい配管などはもともと「余裕」が少ない。特に深刻なのが加圧水型特有の加圧器と蒸気発生器です。熊本大地震のように大きな力が2度、3度もかかれば破損する危険性が高く、破損すれば一次冷却水喪失事故に至ります。 (下)に続く。
     (「原発いらない!ちば」2016年6月号より転載)


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┗■2.社会の進歩に伴い深刻化する地震被害
 |  宮城県沖で地震を繰り返してきていた領域
 |  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその156
 └──── 島村英紀(地震学者)

  宮城県沖に、とても不思議な場所がある。約40年ごとに大地震を繰り返してきた震源だ。
 いちばん最近の地震は38年前の6月12日に起きた。マグニチュード(M)は7.4。
 もう一回前は1936年だった。Mも震源も瓜二つの地震だった。
 さらに一回前は1897年。この地震もMは同じ7.4だった。
  このように1897年から3回の地震が起きていて、その間隔は40年ほどになる。もっと前にも地震が繰り返された可能性が高い。古文書には書かれているが、なにせ地震計がなかった時代だから、同じ規模や震源の繰り返しかどうかは、厳密には分からない。
 震災は地震と社会の交点で起きる。このため、社会や文明が進歩するほど震災が大きくなる。宮城県沖の地震もそうだった。
 1978年の地震は過去に繰り返した地震でも最大の被害だった。この地震は宮城県仙台市を襲い、当時「初めての都市型災害」と言われた地震災害を起こした。
 死者28名のうちブロック塀の倒壊による死者が半数以上の18名もあった。ちなみに1936年の地震では死者はなく、負傷者4人であった。
 1978年の地震では多くのマンションで玄関の鉄のドアが開かなくなって閉じ込められる人が続出した。ガスや水がストップした都市生活がどんなに大変なものか、人々は初めて思い知らされた。また、市内のビルからガラスの雨が降った。
 もっと目立ったことがある。この地震では、全壊した家1200戸の99%までが第二次世界大戦後に開発された土地に建っていた家だったのである。
 つまり、昔の人が住むのを避けていた土地に被害が集中した。
 昔は開発されるには難点があった軟弱な土地や、斜面を切り開いたり盛り土をした宅地造成地に建っていた家が倒れた。田圃や、河原や、傾斜地を削ってひな壇を作った宅地造成地が地震波を増幅したのだ。
 この地震で家屋の被害が甚大だったために、3年後の1981年には建築基準法が強化された。この改訂で「震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷、震度6強から7程度の大規模地震でも倒壊は免れる」強さとすることを義務づけた。
 最後の地震から38年たった。そろそろ「次」が起きるのだろうか。そして「次」はもっと被害が大きいのだろうか。
 だが、5年前に東日本大震災(地震名としては東北地方太平洋沖地震)が起きた。この地震のMは9.0。途方もない大きさだった。地震のエネルギーは1978年の地震の250倍にもなった。震源の大きさは南北に450キロ、東西に150キロもあって、宮城県沖で地震を繰り返してきた領域を呑み込んでしまったのだ。
 このため、「次」がいままでのように起きるかどうか分からなくなっている。地球物理学は地下で何が起きているのか、まだ解明できていないのだ。

    (島村英紀さんのHP「 http://shima3.fc2web.com/ 」
    「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より6月24日の記事)


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆7/8「八王子金八・七夕デモのお知らせ」
     原発反対八王子行動 171回目

    7月8日(金)はゲンパツはんた~い!!七夕デモ
     「短冊に願いを込めて、一緒に歩こう」
      浴衣で参加、大歓迎

 日時:7月8日(金)18:00 船森公園で集会(京王八王子駅徒歩3分)
          18:30 デモ出発 船森公園→京王八王子駅→
              南多摩高校前→JR八王子駅入り口
                    八日町→南町→保健所前→
                    船森公園 19:20到着予定
 共催:金八デモ・ハカルワカル広場
       (毎週金曜日に金八デモを行っています)
 お問合わせ:ハカルワカル広場 電話042-686-0820(火~土10時~15時)


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┗■4.新聞より2つ
 └──── 

 ◆改憲隠し選挙        鎌田 慧

  参議院選挙がはじまった。テレビに安倍首相の顔が、ますます多く露出するようになった。NHKでは前から出ずっぱりだった。辟易(へきえき)しながらも眺めている。
 ついこの間まで、「総裁任期中に憲法を変える」と豪語していた。だが、選挙になった途端、悪評のアベノミクスの手前みそばかり。「改憲」は選挙期間中いっさい封印。それで改憲派が3分の2の議席を獲得すると、改憲の一本道に猛然とまい進する。見え透いた改憲隠し選挙である。
 福島原発事故の汚染水がダダ漏れでも、世界にむかって「アンダーコントール」と言い募る強心臓。戦争法制を平和法制と言い換えたり。自分の発した言葉を反すうしてみて、あとで跳び上がるほど恥ずかしいと思ったり、布団をかぶって寝たりとかないのか、とわたしは考えたりする。
 自民党の改憲原案は、現九条を削っての国防軍保持、軍隊内審判所(軍事法廷)の設置であり、緊急事態条項の新設である。ドイツ・ナチスとおなじように、内閣は法律とおなじ効力を持つ政令を制定、地方自体に命令し、個人の基本的人権さえ制限できる。
 現憲法は天皇または国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員に、憲法尊重と擁護の義務を課しているのだが、自民党改憲案は逆転させて「すべての国民」を支配する憲法に変えようとしている。(ルポライター)
       (6月28日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)


 ◆事故当時5歳児「甲状腺がん疑い」の意味 福島原発健康影響調査
  県、なおも「影響考えにくい」
  「貴重な一例」とすれば、対応変わるはずなのに…

  福島原発事故の影響を調べる福島県の県民健康調査で、事故当時5歳だった男児が「甲状腺がん、ないしは疑い」と診断された。5歳以下の子どもでは初のケース。同県は甲状腺がんの発生と事故の因果関係を認めていないが、その理由の1つが「放射線の影響を受けやすい5歳以下に発症者がいない」だった。論拠の1つが揺らいだ形だ。(中略)
 チェルノブイリ事故に関する著書もある甲状腺専門医の武市宣雄氏も「『一例だから大したことはない』とするのも一つの考え方だが、『貴重な一例』とすれば、今後の対応も変わってくる。被害を受けていない地域で比較のための検査もしていないのに、なぜ、『影響とは考えにくい』と言えるのか」と疑問を呈した。
         (6月28日東京新聞24面「こちら特報部」より抜粋)

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報道関係者各位さまへ 

横浜市指定廃棄物保管問題-記者会見―追加情報のお知らせ

 

 

先に、放射性廃棄物全国拡散阻止!3・26政府交渉ネット(注釈1)では、参議院神奈川選挙区(改選定数4名)の主な候補者(注2)の皆さんに、横浜市の指定廃棄物保管」問題で公開質問状を提出しました。

この件で下記のように6月29日午後に記者会見を行うことをお伝えしていましたが、横浜市では、さっそく放射線対策本部(局長クラスの会議)を同日11時15分より行うことが決まりました。

 記者会見は、予定通りに行いますが、同日10時に横浜市に要望書(別途)を提出し、記者会見には、廃棄物問題の専門家、横浜市の「学校・保育園の放射能対策 横浜の会」の市民、市議会議員も参加いただき、次の案件をご報告いたします。

 

①   アンケート結果の公表

②   要望書を提出した横浜市民の意見

③   当日の放射線対策本部の協議内容への見解

是非、報道関係者の方々には、多数ご出席賜りたいとお願い申し上げます。

 

記 指定廃棄物等学校保管問題記者会見

日時:6月29日14時~15時

場所:神奈川県庁記者クラブ

主催:放射性廃棄物全国拡散阻止!3・26政府交渉ネット

 (連絡 杉山義信: Gishin@abelia.ocn.ne.jp 携帯080-5088-3694)

 

2016年6月28日

 

注1:放射性廃棄物全国拡散阻止!3・26政府交渉ネッは、以下のような活動を続ける市民団体です。

福島原発事故で放射性物質&有害化学物質に汚染された瓦礫など災害廃棄物が、全国各地に広域処理されるにあたって、北海道から沖縄の住民市民が反対の声を挙げ、環境省との直接の交渉を求めました。環境省との交渉は、2012年3月26日に、参議院会館で全国から約200名の参加のもとに行われ、その後、交渉を求めた2000の個人・市民団体とともに、ネットワーク化し、各地での取り組みの情報を共有化してきました。

災害廃棄物の広域化では、その後も滋賀県での汚染チップの不法投棄や福島県鮫川村での指定廃棄物の実証実験、指定廃棄物の関東各県での中間貯蔵問題や現在福島県下で行われている指定廃棄物の焼却問題にかかわってきてきました。 また、今年に入り8000㏃以下の放射能除染土をリサイクルするという環境省の政策にも環境省や関係各省庁と対話交渉を、行っている団体です。

 

(注2)主な候補者。浅賀由香氏(共産)、真山勇一氏(民進)、三浦信祐氏(公明)、三原じゅんこ氏(自民党)氏、丹羽 大氏(お維新)、金子洋一(民進)、森英夫氏(社民)、清水太一氏(日こ)、中西健治氏(無所属/自推薦)

 

 

 

 

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ヒューマンライツ・ナウは、2006年に設立してから今年で10周年を迎えます。

皆様のおかげさまで活動を続け成果をあげることができました。心より感謝申し上げます。

 

10周年を迎えるにあたり、7月23日(土)に「10周年記念イベント・世界と日本。これからの話をしよう」を開催します。http://hrn.or.jp/news/7431/

 

<転載>

いつも国際人権NGOヒューマンライツ・ナウをご支援頂きまして、誠にありがとうございます。

ヒューマンライツ・ナウは、おかげさまで2006年に設立してから今年で10周年を迎えます。国連特別協議資格を持つ国際人権NGOとして、暴力、拷問、児童労働などの深刻な人権侵害、差別のない公正な世界を目指して国際的に活動してきました。

10周年を迎えるにあたり、今までの成果や活動を振り返り、ゲストの皆さまとのパネルトークやリレートーク、懇親会を通じて、世界と日本のより良い未来について考える記念イベントを開催いたします。

いつもお世話になっている皆様、ヒューマンライツ・ナウに関心をお寄せいただいている皆様と心温まる音楽と共に親しく懇親する機会にしたいと思います。ぜひ、皆様でお誘いあわせのうえご参加いただきたいと存じます。また、10周年の機会に幅広い多くの方々にご参加いただき、当団体が今後の10年に飛躍していける大切な礎にしてまいりたいと考え、今回は参加費をリーズナブルに設定させていただきました。

お忙しい中恐縮ですが、是非ご出席頂きたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

■日時

2016年7月23日(土) 17:00~20:30  開場16:30

 

■場所

レストラン アラスカ プレスセンター店

東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル10F

アクセス http://www.alaska-net.co.jp/presscenter/access.html

 

■内容

16:30  開場
17:00  ご挨拶 申惠丰 氏 (HRN理事)
17:05 ≪パネルトーク≫「世界と日本。これからの話をしよう」
雨宮処凛 氏、伊勢崎賢治 氏、上川あや 氏、安田 菜津紀 氏、伊藤 和子 コーディネーター三浦まり 氏(HRN理事)

~懇親会~ 軽食・ドリンクをご用意しています。
18:30    乾杯の挨拶
濱田邦夫 氏(弁護士・元最高裁判事・HRN運営顧問)
19:00  ≪活動報告≫「私たちの活動と今知ってほしい人権問題」
阿部浩己氏×阿古智子氏×石田真美氏×高遠菜穂子氏×土井香苗氏(予定)×雪田樹理氏
コーディネーター 伊藤和子事務局長
≪リレートーク≫
志葉 玲 氏(ジャーナリスト)、田瀬 和夫 氏(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)、 ほか 呼びかけ人のみなさま

20:00 アトラクション 歌 鈴木重子 氏
20:30 閉会のご挨拶 後藤弘子氏 (HRN副理事長)

 

■参加費 スライディング スケール制

一般 5,000円~10,000円  学生 4,000円~10,000円

※スライディング スケール制とは。。

経済的に貢献できる方が喜んで多くを提供してくださることを信頼した参加費システム。

低い金額からスタートし、より多くの方が参加することができます。

 

■申込

Peatix(ピーティックス)でのお申込みの場合

こちらから申込み・チケット購入をお願い致します。

参加申込フォームからのお申込み (当日会場でのお支払い)

参加申込フォームにお名前、連絡先をご記入の上お申込みをお願いします。

上記参加フォームからの申込が出来ない場合は、HRN事務局へ、件名を「10周年記念イベント参加希望」として、お名前、メールアドレス、電話番号、ご所属(任意)をご送信下さい。

※人数把握のため早めのお申込みにご協力頂けますよう、よろしくお願いいたします。

 

■ゲスト

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雨宮処凛 氏

作家・活動家。「反貧困ネットワーク」世話人 「週刊金曜日」編集委員 フリーター全般労働組合組合員 「こわれ者の祭典」名誉会長 「公正な税制を求める市民連絡会」共同代表

07年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。著書に『プレカリアートの憂鬱』(講談社)、『雨宮処凛の闘争ダイアリー』(集英社)等多数。最新刊は『14歳からの戦争のリアル』(河出書房新社)。

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伊勢崎賢治 氏

東京外国語大学大学院 教授。

内戦初期のシエラレオエネを皮切りにアフリカ三カ国で10年間、開発援助に従事し、その後、東チモールで国連PKO暫定行政府の県知事を務め、再びシエラレオネへ。同じく国連PKOの幹部として武装解除を担当し内戦の終結に貢献する。その後、アフガニスタンにおける武装解除を担当する日本政府特別代表を務める。

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上川あや 氏

世田谷区議会議員 文教委員会委員 公共交通機関対策等特別委員会委員

一貫して無所属

2003年4月、日本で初めて性同一性障害を公表の上、世田谷区議会議員選挙に立候補し当選。現在4期目。2012年6月、在日アメリカ大使館により「国際勇気ある女性賞」(Woman of Courage Award) の日本代表に選ばれた。

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安田 菜津紀 氏

studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。2012年、「HIVと共に生まれる -ウガンダのエイズ孤児たち-」で第8回名取洋之助写真賞受賞。

■呼びかけ人

伊藤 茂昭 氏 (弁護士 HRN運営顧問)
長 有紀枝 氏 (立教大学教授)
國廣 正 氏 (弁護士HRN運営顧問)
久保利 英明 氏 (弁護士HRN運営顧問)
黒田 かをり 氏(オックスファム・ジャパン代表理事)
小池 振一郎 氏 (弁護士)
佐藤 安信 氏(東京大学 大学院教授)
志葉 玲 氏 (ジャーナリスト)
辛 淑玉 氏 (人材育成コンサルタント)
鈴木 重子 氏(ヴォーカリスト)
高遠  菜穂子 氏 (イラク支援ボランティア)
田瀬 和夫 氏(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)
谷山 博史 氏(JVC 代表理事)
土井 香苗 氏 (ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表)
中野 晃一 氏(上智大学 教授)
濱田 邦夫 氏 (弁護士 元最高裁判事HRN運営顧問)
広河 隆一 氏   (ジャーナリスト)
林 陽子 氏 (弁護士 女性差別撤廃委員会委員)

吉岡 達也 氏 (ピースボート災害ボランティアセンター)
若林 秀樹 氏(公益社団法人 アムネスティ・インターナショナル日本)

 

皆さまのご参加をお待ちしております。

どうぞよろしくお願い申しあげます。

<主催・お問い合わせ>

国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ

〒110-0005 東京都台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル7F

Tel 03-3835-2110  Fax 03-3734-1025  Mail  info@hrn.or.jp

担当 宍倉

 

 

 

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http://saiban.hiroshima-net.org

被爆地ヒロシマが被曝を拒否するー過去は変えられないが未来は変えられるー

伊方原発運転差止広島裁判

<転載>
 
2016.6.25
参考資料に伊方原発広島裁判応援団第77回デモチラシ(2016年6月25日)を掲載しました。

 

http://saiban.hiroshima-net.org/20160625.html

 


本日、伊方原発広島裁判応援団による、裁判広報デモを行いました。
その際配布したチラシです。

当裁判の紹介にはじまり四国電力の答弁書の矛盾点を紹介しています。

今回は、平常運転においても放射性物質は5重の壁により発電所内に閉じ込めているといいきりながら、別な場所では「外部環境に放出せざるを得ない」と平気で述べている点を挙げています。

しかも微量とかいてあるけれど、それは微量なのか、四電が報告して公開された放出値を紹介しています。

また四電が平常運転時の被曝低減対策に用いているという「ALARAの原則」とはどういうシロモノなのか、ということも紹介しております。


どうかご一読くださいませ。

 

 

(第2回 口頭弁論は8月22日)

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東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

6月23日の三菱重工株主総会への行動に続いて、明日29日、三菱電機の
株主総会に対して以下のアクションに取り組みます。可能な方はぜひご参
加ください。「死の商人」を目指す"確信犯"企業に対して声をぶつけて
いきましょう。

【関連】
<最新の武器契約企業のランキングが6月10日に公表されました!>
2015年度中央調達実績及び2016年度調達見込
http://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/jisseki_mikomi/27_jisseki_mikomi.pdf
※3ページが契約高の上位20社ランキング。川崎重工が三菱重工を上回り
1位に。これは、川崎重工が固定翼哨戒機P1を20機(2073億円)納入した
ことによるものです。

----------------------------------

★死の商人にならないで!三菱電機株主総会アクション

<6月29日(水)>
午前8時45分  JR東京駅丸の内北口の改札外に集合
  9時~10時 会場付近で株主へのチラシ配布と横断幕アピール

<株主総会会場>
パレスホテル東京 2階「葵」(大手町駅すぐ、東京駅8分)
http://www.palacehoteltokyo.com/access/
※株主総会の受付は9時から、10時より開始

[連絡先] 090-6185-4407(杉原)

◇三菱電機は空対空ミサイル「ミーティア」改良型の日英共同研究に参加。
国内向けのF35戦闘機の電子部品を製造し、海外向けへの部品供給も狙っ
ています。偵察衛星も独占受注。

【呼びかけ】武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)
東京都新宿区下宮比町3-12明成ビル302 3・11市民プラザ気付
メール anti.arms.export@gmail.com 
電話 090-6185-4407(杉原)
ツイッター @AntiArmsNAJAT
ブログ https://najat2016.wordpress.com
Facebookページ https://www.facebook.com/AntiArmsNAJAT/

----------------------------------

★NAJATへの賛同・カンパ 大募集中!★
<応援してください!!!!!>
個人賛同1口 1,000円 団体賛同1口 3,000円(ともに、複数口も歓迎!)
振込先 郵便振替口座 00140-4-486789
口座名称 武器輸出反対ネットワーク
他の金融機関からの送金先 ゆうちょ銀行 019店 当座 0486789 

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(守田敏也さんと川口美沙さんの対談はシリーズで6回、今回で終了です。

シリーズは、http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011 守田さんのブログ、

右側中ほどの欄「最新記事」で1から読めます。)

<メルマガ転載>

 

明日に向けて(1277)

「放射線を浴びたX年後」について語り合う(川口美砂さんとの対談-6終わり)

守田です。(20160628 10:30)

6月24日から26日の後藤さんとのジョイント企画、各地でたくさんの方にご参加いただき大成功でした。
おいおいご報告を載せていきたいと思います。

今回は川口美砂さんとの対談の最終回をお届けします。

ちなみに26日深夜に放送された以下の番組はご覧になられたでしょうか。
その後も続く川口さんの聴き取りに感動しました。
お父さんと一緒の船に乗られ、大変親しくされたいたおんちゃんも登場していました・・・。

 NNNドキュメント’16
 『汚名 &#12316;放射線を浴びたX年後&#12316;』(1時間・日本テレビ)
 放送時間 6月26日(日) 深夜24時55分&#12316;
 語り 樹木希林
 https://www.facebook.com/video.php?v=1042961179126965

見逃された方、再放送があります!ぜひこちらで!

 再放送:7月3日(日)11:00~ BS日テレ
 7月3日(日)5:00~/24:00~ CS「日テレNEWS24」
 


 詳しくは以下から
 https://www.facebook.com/nnndocument/

それでは川口さんの対談の最終回、質疑応答の後半部分をお届けします。

*****

連載第6回

京都「被爆2世3世の会」2016年度年次総会
記念トーク「父の死が放射線のためだと知った時」
川口美砂×守田敏也

感想交流と質疑応答の時間(抜粋)-2

倉本
3つ質問です。
1)妹さんはどういう経緯で川口さんを『X年後1』を観ることに誘われたのでしょうか?
2)自分とは関係ないと思っていたことが、お父さんとの関係で当事者であると自覚されるようになってきた。その時の感想は?
3)労災申請は、一人でもできる手続きではあるけれども、それほど簡単ではないと思います。結構勉強しなければならない。高知県にも民医連があるのでアドバイスを受けられればいいのではないでしょか。

川口
1)『X年後1』の上映が東京で行われていた時、たまたま室戸市出身の人がそれを観ていて、「この映画は室戸でやらな(上映しなければ)アカンやろう」と思って、地元の人と一緒に企画されたのですね。
それで室戸市で上映されることになって、それを妹が知って、私を誘ってくれたのです。
2)被曝とか放射能とかは自分とは無縁のものと思っていたので、身近にいた父が被ばくしていた事実を知った時、すごく戸惑いました。
自分が二世だということも理解しました。でも今、そのことを率先して話題にすることはちょっとまだできないでいます。二世なんていうと、室戸の私の世代、妹もそうですが、ほぼ全員そうなるのですね。
さらに日本国中マグロ漁船はあります。マグロ漁船だけではないのです。
一つ聞いたことがあるのは、大型の外洋貨物船に当時乗り組んでいたおじさんがいて、事件後すぐに健康診断を受けたのだそうです。つまり事情を分っていて経済的に対応力があり、かつ意識の高いところではちゃんとそういうことをしていたのですね。
ところがマグロ漁船の船員さんたちは全然何もされていない。もし定期健診が義務付けられていたら、ガンも初期に見つかったかもしれない。そういう悔しさも持っています。当事者として。
3)労災申請のアドバイスありがとうございます。申請手続きは、私ぐらいの人間でもできると思っています。ただその先は非常に難しいということは私の耳にも届いています。
第五福竜丸のみなさんの申請は受理されましたけど、他のマグロ漁船の船員さんたちの申請は非常に険しい途が待ち構えているのでしょうね。でも、何人も何人もやっている内にかなうこともきはっとあるだろうと思っています。それが今の私の支えです。

井坂
午前中の原水爆被災者懇談会の総会でも報告があったのですが、昨年が被爆70年で、被爆者の平均年齢も80歳を超えました。80歳も超えて被爆者がどんどん亡くなっていく中で、あの被爆当時、広島・長崎で何が起きたのかを語る人がどんどん少なくなって
いる。それで、川口さんがおっしゃいましたが、1954年のビキニで、働き盛りの30代の方たちが経験したことというのは今の被爆者の平均年齢と合致しますよね。
私の父も昨年87歳で亡くなりました。父が当時のことをしゃべりだしたのはその一年前なのです。それまでは私がいろいろ聞き出そうとしてもなかなか語ろうとはしなかった。
亡くなる一年前になって鮮明に記憶していたことを突然しゃべりだした。入市被爆して見た光景を思い出して語りながら「あんなむごいことをしてはいけん」と言いました。

川口さんが一生懸命聞き取りされている被曝された人たちの思いというのは、船主などから言われて、自分の中では何とか被曝というものを消し去ろうとしてしてきた思いが、解きほぐされたということがあったのではないかと思います。
素朴な質問ですが、映画のタイトル『X年後』ですが、Xの意味ですが、X年後とはどれぐらいのイメージなのかと。今、福島原発事故という大きなことがあって、それはわりとオープンに語られていて、今がX年後ではないかという気がしながら、でもまだまだ
隠蔽しようとする動きがある中で、国民的、世界的に明らかにしていくX年後というのがこの映画のテーマなのかと思いますけど、映画製作に参加された川口さんの思いと、守田さんのX年後についてのお考えを聞かせて下さい。

川口
X年後というのは、起こってから、どれぐらい経てば何かが分るという一つの暗示としてのXだと思うんですね。実際にビキニ事件に関しては、山下先生や伊東監督は長く関わってこられましたけど、世の中にはまだほとんど伝わっていないというのが現状だと思
うのです。被曝をされた方も高齢になられてきましたが、高齢になってしまって消えていくのを待つことはできません。着地点はないと私は認識しています。

守田
「X年後」というタイトルを監督がつけた理由はさきほど紹介したこの本の中に書いてあるのですが、僕が思うのは、X年後は多分一人ひとりにとってのX年後なのだと思います。X年後が実は数ヶ月後だった方もあるのですよね。
漁から帰られてすぐに亡くなられた方もおられたわけですから。これまで僕が見聞してきたことからすると、人間の放射線に対する感受性には個人差、個体差が相当あるのだと思うのです。
感受性が強い方は影響が早く出るだろうし、弱い方はもっと後から出てくる。一人ひとりにとって、X年後がそれぞれにあるというのが実際ではないでしょうか。今X年後が来ている方もあるし、もっと早く来た方もある。逆に大丈夫な方もあるでしょう。

一般参加者
先ほど被ばく二世という言葉がありましたけれど、私は40歳で、親は1946年生まれです。1962年まで頻繁に核実験されていたので、ひょっとしたら私の親も被ばく者で、私も二世かもしれない。
食べものにどれほど放射性物質が当てられているか分りませんが、ひょっとすると私自身が被ばく当事者かもしれないと思いました。
川口さんにお聞きしたいのは、聞き取り調査をされていて、怒りはありましたか?映画を観ていると、真実を明らかにしようとするすごく強いメッセージがあるわけではなく、淡々と「こういうことがありました、ああいうことがありました」というふうに映画は
構成されていたように思うのです。
「アメリカが憎い」とか、「日本政府が悪い」とかおっしゃるわけでもなく、大変な人にはこんなサポートをしていきたいとおっしゃるわけなのですけれど、怒りというものをどこかに向けられていなかったのかな、ということをお聞きしてみたかったのです。

川口
いろんなことを知るごとに、何も知らされていなかったおんちゃんたちのことを思います。第五福竜丸でさえも、あの時、読売新聞のスクープがなかったら闇に葬られていたのだと思います。
1954年の10ヶ月間の記録は確かにあったので、情報開示を求めて父のことを知ることができました。怒りはやっぱりあります。何も漁師に通告しないまま「無かったことにしよう」とされたことにやっぱり怒りますよ。
怒りますけど、拳を挙げて政治や思想を語ることは私はしない。私の知恵や能力のこともありますし。

漁師のおんちゃんたちは格好いいです。話していても苦労話や恨み話は言わない。思い出話と武勇伝ばかりです。
魚を捨てたことはおそらく怒っているのでしょうけど、本当は漁師のおんちゃんたちこそ怒って当たり前なのですけれど、そういう態度はしないのです。
そういう漁師のおんちゃんたちに寄り添っているわけですから、私がけしかけるような訴えをしようなんて気持ちには絶対にならないのです。怒りはあります。ありますけどそれを表に出してヒステリックに叫ぶようなことは今後も多分ないでしょう。

守田
映画を観ていて思いましたけど、まず「捨て置かれた被害者」という前に、すごく誇り高く生きてきた漁師さんたちの姿と、それに思いを馳せようとするものが強く出ているのですね。
そしてその中に悲しみとか怒りとかも折り込まれているのだと思うのです。漁師さんたちも、悲しみ、怒りをぶちまけるのではなくて、雄々しく生きてきた自分を保とうとして語られているのではないかと思いました。
それに本当に寄り添って、そのスタンスからこの時にあったことを語り継いでいった方が、真実がより伝わるのではないかという気がしています。
漁師さんたちに寄り添っていて、そんな漁師さんたちが次々と亡くなっていってきたことに深い悲しみと怒りを持ちながら、しかしそれ以上の愛情でもってこの問題を解き明かしていくことが大事なのだと思います。
すべてのみなさんの幸福のために、この漁師さんたちが辿ってきたことを明らかにしていくことが大切だし、漁師さんたちも何よりもそれを望まれているのではないかと思います。

川口
最後に、今日はみなさん長時間ありがとうございました。守田さんにかなりフォローしていただきましたが、私の拙い話がみなさんにどこまで届いたか不安です。
とにかく一人でも多くの方々にこのビキニ事件の真実を知って欲しいと強く思っております。
本当に今日はありがとうございました。

(了)

------------------------
守田敏也 MORITA Toshiya
[blog] http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011
[website] http://toshikyoto.com/
[twitter] https://twitter.com/toshikyoto
[facebook] https://www.facebook.com/toshiya.morita.90

[著書]『原発からの命の守り方』(海象社)
http://www.kaizosha.co.jp/HTML/DEKaizo58.html
[共著]『内部被曝』(岩波ブックレット)
https://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN978-4-00-270832-4

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たんぽぽ舎です。【TMM:No2818】
2016年6月28日(火)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                             転送歓迎
━━━━━━━
★1.チェルノブイリのこと何でも聞いてみよう
   6/25ウエルカム懇親会が開かれました
   ウクライナから汚染研究の第一人者ラーザレフ博士とバドレック記者が
   来日。放射能を減らした食事で1300人以上の人を健康にした「日本プロ
   ジェクト」の活動を応援しよう         沼倉 潤(たんぽぽ舎)
★2.7/24伊方全国集会からの連続行動に全国各地から参加しよう!
   「原発現地へ行く会」は現地の行動を応援する参加者募集の呼びかけ
       (四国電力は7/26伊方原発3号機再起動で調整中)
                      「原発現地へ行く会」
★3.高浜1、2号機の審査は何を見ていたのか
   「老朽原発の運転延長審査が最優先された理由」
                                               山崎久隆(たんぽぽ舎)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆7/2(土)~7/15(金)映画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」
   日時:7/2(土)~7/8(金)10:50 7/9(土)~7/15(金)12:00
   会場と主催:名古屋シネマテーク
★5.新聞より
  ◆電力9社全てに脱原発提案 株主総会、会社側は再稼働方針
                    (6月28日東京新聞WEBより)
━━━━━━━ 
※7/6(水)「九州電力東京支社抗議」「東京電力本店合同抗議」にご参加下さい!

☆川内原発再稼働やめろ!「九州電力東京支社抗議行動」
 日 時:7月6日(水)17:30より18:20
 場 所:有楽町電気ビル前(JR有楽町駅日比谷口すぐ)
 主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549

☆東電は原発事故の責任をとれ「第34回東電本店合同抗議行動」
   日  時:7月6日(水)18:30より19:30
   場  所:東京電力本店前
 呼びかけ:たんぽぽ舎/経産省前テントひろば
 賛  同:東電株主代表訴訟など123団体
━━━━━━━
※7/8(金)「新規制基準」施行3年-原子力規制委員会 全国一斉抗議行動
 日  時:7月8日(金)11時より13時
 場  所:六本木ファーストビル前(南北線六本木一丁目駅)
 呼びかけ:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549 
━━━━━━━

┏┓
┗■1.チェルノブイリのこと何でも聞いてみよう
 |  6/25ウエルカム懇親会が開かれました
 |  ウクライナから汚染研究の第一人者ラーザレフ博士とバドレック記者が
 |  来日。放射能を減らした食事で1300人以上の人を健康にした「日本プロ
 |  ジェクト」の活動を応援しよう
 └────  沼倉 潤(たんぽぽ舎)

○放射能を減らした食事をウクライナで食べてもらい1300人以上の人を健康にした「食品と暮らしの安全基金」の「日本プロジェクト」のウエルカム懇親会が、6月25日たんぽぽ舎においておいしいお酒を頂きながら開催されました。
 ウクライナから来日したのは、ニコライ・ラーザレフ博士(国立ウクライナ生物資源・環境利用大学教授)とヴァレンティーナ・バドレック記者(ヴィスニック新聞)のお2人。
 ラーザレフ博士は、農業放射線学研究所副所長で汚染研究の第一人者の方です。当日参加された40名の皆さんの質問に通訳を介し、丁寧に説明して下さいました。
 バドレック記者は、2012年以来、ウクライナでの調査やキノコなど汚染の高い食品を食べないようにする食事改善プロジェクト。化学肥料を施肥して自家畑で取れる野菜の汚染を下げるプロジェクト。牛乳の汚染を下げるために穀物飼料を与えるプロジェクト。などの活動を報告した『日本プロジェクト』をウクライナで出版。放射能被害に苦しむ多くの人々の救済活動に向けた今後の抱負を語ってくださいました。
○ 『日本プロジェクト』は日本子孫基金の小若順一さん達のグループがウクライナの村の子どもたちの健康被害(チェルノブイリ原発事故後、30年経過した現在でも放射能の影響と思われる健康障害が続いている)を調査し、 放射能汚染食品の摂取量を減らす試みです。
○ ラーザレフ博士への質問では、内部被ばくと外部被ばくの影響をどう見るのか。日本では、20mSvの汚染地帯に帰還させる政府の政策が進められているが、ウクライナの現状からみての博士の見解をお聞きしたいなどの質問がなされました。
  博士は、空間線量の値がどうかというより、人の体に影響する放射能が、どこから入り込むのかが重要。博士の専門である。放射線の生物に対する影響の研究は、50年~70年前からのデータしかなく、まだまだ不十分であるが、甲状腺障害についても遺伝子障害とは別の原因で、2世、3世の子どもへの影響も新たに報告されている。
 また、健康障害はベータ線の影響も重要であり、年齢が高い方は、筋肉障害なども考慮する必要があり、放射線の影響は子どもたちだけとは考えない方がよい。ウクライナの村は貧しい村が多く、キノコやベリーなどの汚染食物を食べざるを得ない現状がある中で、「日本プロジェクト」の活動に大いに期待しているとの報告がなされました。
○ ウクライナの現状については日本子孫基金HP
 《ウクライナ調査コーディネータータチアナさんの講演録》
 『放射能被害の新事実』~誰も知らない27年後のチェルノブイリ~(2013年11月)参照願います。活動を続けられるようカンパをお願い致します
    郵便振替で、口座番号:00160?3?512738 食品と暮らしの安全基金


┏┓
┗■2.7/24伊方全国集会からの連続行動に全国各地から参加しよう!
 |  「原発現地へ行く会」は現地の行動を応援する参加者募集の呼びかけ
 |    (四国電力は7/26伊方原発3号機再起動で調整中)
 └──── 「原発現地へ行く会」
                  

○伊方現地行動案内
 『みんなでとめよう伊方原発7.24全国集会』
 期日:7月24日(日)13時30分開始
 集会場所:伊方ビジターハウス前(道の駅きらら館付近)
 抗議行動:伊方原発ゲート前(15時頃から)
 主催:伊方原発再稼働阻止実行委員会
 よびかけ:伊方原発反対八西連絡協議会/八幡浜・原発から子供を守る女の会

 ▼起動日はあくまで予定ですので、26日の行動は別途お知らせ。
○【「原発現地へ行く会」からの交通費補助】
  24日、26日予定の行動参加者(四国を除く全国の皆さん)に
  「原発現地へ行く基金」から1万円の交通費補助を供出します。
○ファックス又はメールにて申し込み願います。
 申込先:FAX:03-3238-0797 メール:info@sendaiikou.com
  (当会から確認連絡をもって受付完了。詳細は連絡時にお伝えします)
  (団体での申し込みはご遠慮願います)
○アクセス
 ・航空便—JALまたはANA便(07:25羽田発~08:50松山着)
                         又は、(09:30羽田発~10:55松山着 特急との接続は困難)
 ・八幡浜(集会場まで30分)と松山空港・松山市内(約2時間)からは
  バス、車(実行委)を運行予定
 ・JR予讃・内子線(特急宇和海50分)松山発11:25~八幡浜着12:12
                 又は松山発12:25~八幡浜着13:14 
○宿泊(八幡浜市内のホテル予約は厳しい)は各自手配。
  参考-24日~26日の2泊3日の格安ツアーパック料金(ホテル込)3万円前後
◎そのほかの案内情報は「たんぽぽ舎」ホームページ掲載。
 問合せ:「原発現地へ行く会」TEL070-5019-5907
                       又は080-1012-4661(事務局沼倉)
◎「原発現地へ行く会」基金へのカンパをお願いします。
  郵便振替:00190‐0‐361095 他の金融機関から〇一九店当座0361095
  城南信用金庫九段支店 (普通)334455


┏┓
┗■3.高浜1、2号機の審査は何を見ていたのか
 |  「老朽原発の運転延長審査が最優先された理由」
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
                   
 東洋経済の岡田広行記者が老朽炉高浜原発1、2号機の申請について規制委員会が異例の優先審査をした背景を書いています。
 以下、記事の要約を「」で示しながら解説します。

◎ 6月20日に関西電力高浜原発1、2号機の20年延長運転を認可した規制委員会はなぜ40年を超える老朽源発の再稼動に道を開く決定をしたのか。この結果1号機で約18年4カ月、2号機で約19年4カ月先まで稼働可能となったのだが、40年を超す老朽原発の運転延長は福島原発事故後の約束と違っているのではないか、その背景は何かを問うている。
  原発の「寿命」を40年とし、それを超えることは「例外中の例外」だったはずの原子炉等規制法の改正。しかし、規制は厳格などではなかった。その結果、関電美浜原発3号機でも40年超の運転に向けての審査が進み、関電以外からも40年を迎える原発の運転延長申請が行われる可能性が高くなった。
 例えば日本原電東海第二原発などはそうである。

◎ 関電の審査が優先されたわけ

  「他社の申請を差し置き、関電の審査を最優先」の実態を明らかにし、規制委員会の更田委員の発言を引用し「昨年の審査会合では、案件数では7割方が関電の案件」「独占とは言わないが、(関電のために審査のマンパワーの)かなりの部分を使っている」の実態を明らかにした。
 関電優先審査の背景には、いわゆる「訴訟リスク」もあるとしている。
「現行ルールのうえでは高浜の2基については今年7月7日までに運転延長の認可を出せなければ、時間切れアウトになり、廃炉に追い込まれる」「そうした事態を避けたかったのは、関電のみならず規制委も同じだった。万が一、時間切れになった場合、政府与党や電力業界からの規制委への風当たりは激烈なものになるうえ、関電から損害賠償請求訴訟を起こされるリスクも取り沙汰されていた。」
 安全よりも経済、要するに関電は国民の命よりも金儲けを優先させ、さらに規制委員会もそれに加担した。
 その結果、驚くべきことが次々に起きた。

◎ 試験すら先送り

  「急ごしらえの対応、合格後に試験も」として、蒸気発生器の振動減衰定数すなわち地震により生じた揺れがどの程度のスピードで収まるかを示す「定数」百分率で表すが、これを有利になるよう緩和された。
 そこで行われた手法が後日に確認することだった。
  「減衰定数を関電が従来の1%から3%に緩和したことに伴い、蒸気発生器を実際に揺らす試験(加振試験)が必要になったが、審査の終盤になって「工事計画認可を出した後の、使用前検査段階で確認できればいい」という進め方が決まったためだ。」
 あまりのことに言葉を失う。実際に3年間もの猶予を与えたのだが、その間に原発は動かして良いという。実験の結果間違っていたらどうするか、いやそれ以上に実際に地震が起きて蒸気発生器に想定以上の力が加わって破壊されたらどう責任を取るつもりか。試験を先送りして合格させるなどとい規制は、およそ世界中で日本の原発以外に存在しないだろう。

◎ 水素爆発の恐れ高まる

  「川内原発と同じ方法で評価すれば水素爆発のおそれ」と警告を発しているのは滝谷氏だ。
 「原発の安全審査に詳しい専門家からも、審査の甘さを指摘する意見が出ている。旧原子力安全委員会事務局で技術参与を務めた滝谷紘一氏は「高浜1、2号機は過酷事故対策でも不十分な点がある」と指摘する。」
 「滝谷氏が問題にしているのは、関電が提示した炉心溶融が起きた際の水素爆発防止対策だ。九州電力・川内原発の対策と見比べて検証した滝谷氏によれば、「川内原発と同じ方法で評価し直した場合、高浜1、2号機では新規制基準で水素爆轟(ばくごう)が生じるおそれがあるとされる水素濃度13%を超えるとの試算結果が出た」という。」
  水素爆発を起こす危険な濃度になるかどうかは水素発生源である燃料被覆管のジルコニウムと格納容器の体積との関係で決まる。しかし関電は存在するジルコニウムの約7%しか反応しないとして解析した。もちろん、保守的には100%反応したとして解析すべきだ。

◎ 火災対策も後送り

  「高浜1、2号機については、総延長約1300キロメートルに及ぶ電気ケーブルの耐火性能が新規制基準を満たしていないことから、関電はその6割について難燃性ケーブルに張り替える方針だ。その一方で、張り替えが困難な部分については、防火シートでくるむという手法を採用した。これについては、「モックアップ試験(実証試験)で耐火性が確認されている」(原子力規制庁)というが、実際に工事を終えた後の使用前検査できちんと施工されているかを確認しなければならない。」
 これでは何の審査もしないに等しい。ケーブルを変えてなくてもかまわないとしているが何のための規制基準だろうか。

◎ 結局審査はしていない

 何もかもが先送りだが、要するに規制委にはやる気などない。審査書を読んでいくつか疑問点を聞いてはんこを押しただけ。審査業務ではなく単なる届け出業務と何ら変わらない。関電は審査書と名の付いた「届出書」を出して、その中身が「過酷事故対策だ」とすれば良いだけだ。実証試験もなければ実機実験もない。
モデルを使った確認さえほとんどしない。運転から40年を超える原発の何処にどんな欠陥が潜むかなど考えもしない。ようするにどうでも良いのである。
 ここがまさしく原発推進審査機関になっている証拠ではないか。
 全く審査の艇を成さない高浜原発1、2号機。これが先例とされたのでは40年越えの原発が次々に審査を通過していく恐ろしい事態が起こる。

   東洋経済「老朽原発の運転延長審査が最優先された理由 関西電力・高浜1、2号機が40年超の稼働へ」2016年6月21日
         http://toyokeizai.net/articles/print/123582


┏┓
┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆映画「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」
  7/2(土)~7/15(金)ついに名古屋公開!

<作品紹介>
 菅野榮子(かんの・えいこ)さんは79歳。地元の自然を愛し、家族とともに懸命に働いてきた。孫に囲まれた幸せな老後を送るはずが、原発事故で一転する。
 榮子さんが暮らす福島県飯舘村は全村避難となり、ひとりで仮設住宅で暮らすことになった。支えは友人の菅野芳子(よしこ)さん。
 「ばば漫才」と言いながら冗談を飛ばし、互いを元気づける。畑を借り、様々な野菜を植えて農作業に精を出す。
 村の食文化が途絶えぬよう、各地で味噌や凍み餅の作り方を教える。
 飯舘村では除染作業が始まった。
 しかし未だに高い放射線量、変わり果てた風景・・・。
 先の見えぬ不安を語り合い、泣き笑いながら、ふたりでこれからを模索していく。
<上映情報>
日 時:7/2(土)~7/8(金)10:50   7/9(土)~7/15(金)12:00
会場と主催:名古屋シネマテーク http://cineaste.jp/
   (名古屋市千種区今池1-6-13今池スタービル2F/電話:052-733-3959)
   ※7月2日(土)の上映終了後、古居みずえ監督による舞台挨拶あり
   映画公式サイト www.iitate-mother.com
前売券:一般・大学生:1300円


┏┓
┗■5.新聞より
 └──── 

 ◆電力9社全てに脱原発提案 株主総会、会社側は再稼働方針

  東京電力ホールディングスなど原発を保有する大手電力9社は28日、一斉に株主総会を開いた。
 脱原発を促す株主提案が全社で出され、安全性への懸念が依然、根強いことが浮き彫りとなった。
 会社側は全ての議案に反対を表明し、原発再稼働を目指す方針だ。午後1時半時点で8社の総会で議案が否決された。
  九州電力は川内原発1、2号機(鹿児島県)が再稼働してから初の総会。
 瓜生道明社長は「再稼働などで黒字となった」とした上で、玄海原発3、4号機(佐賀県)に関しても「一日も早い再稼働を目指す」と述べた。(共同)
    (6月28日東京新聞WEBより)

──────────
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パワーシフト宣言に参加くださったみなさま

自然エネルギーの電力会社を応援する「パワーシフト宣言」へのご参加、
誠にありがとうございます。
パワーシフト宣言は現在約4400件です。ぜひご一緒に広げていきましょう。

今回は、「パワーシフトな電力会社」紹介を2社追加しましたのでお知らせします!

2016年6月28日 パワーシフト・キャンペーン


<転送・転載歓迎!>
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【1】トドック電力、とっとり市民電力を追加:パワーシフトな電力会社16社に!

【2】募集!「パワーシフトな企業・事業所」

【3】グリーン購入法の対象品目に「電力」の追加を提案しました

【4】パワーシフトに関連するニュース

【5】各地の勉強会・イベント、メディア掲載情報

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【1】トドック電力、とっとり市民電力を追加:パワーシフトな電力会社16社に!

6月28日、パワーシフト・キャンペーンの電力会社紹介にトドック電力、
とっとり市民電力が加わり16社となりました。ぜひ紹介ページをご覧ください。
・トドック電力(北海道札幌市)
 http://power-shift.org/todock/
・とっとり市民電力(鳥取県鳥取市)
 http://power-shift.org/tottorishimin/

また、紹介トップページを見やすくリニューアルしています。
http://power-shift.org/choice/
(*あわせて、湘南電力、日本エコシステム、千葉電力、パルシステム電力の
 情報を更新しています。)


----------------------
【2】募集!「パワーシフトな企業・事業所」

小売前面自由化がはじまって3ヶ月。
すでに多くの人が電力会社を切り替えたり、検討されていると思います。

自然エネルギーを重視する電力会社に切り替える動きは、市民だけにとどまらず、
企業や事業所でも広がっています。

パワーシフト・キャンペーンでは今後、電力会社紹介とあわせて、「パワーシ
フトな企業・事業所」も紹介していきます。
すでに、ラッシュジャパンやパタゴニアでは、自らの事業所の電力契約の見直
しとともに、店頭でのちらし配布などしています。

このような、パワーシフトで紹介している(もしくは紹介予定の)電力会社に
乗り換えた企業・事業所を紹介し、増やしていくために、
みなさんからの情報を募集しています。ぜひお寄せください!

宛先: info@power-shift.org
件名: パワーシフトな企業・事業所 
紹介予定の内容: 
 ・企業・事業所名
 ・切り替えた理由
 ・エネルギーの取り組み
 ・切り替え先電力会社と内容
 ・キャンペーンへのメッセージ   など


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【3】グリーン購入法の対象品目に「電力」の追加を提案しました

このたび、パワーシフト・キャンペーン運営委員会は、環境省が募集していた
グリーン購入法特定調達品目への提案に対し、「電力」の品目追加を提案しました。
政府や自治体での環境に配慮した電力購入の広がりを期待します。
またその判断基準には、CO2排出量、再生可能エネルギー比率に加え、原発や
石炭火力の電気の調達の少なさを追加することを提案しました。

・パワーシフト・キャンペーン運営委員会からの提案(2016年6月17日)
http://power-shift.org/advocacy_green/


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【4】パワーシフトに関連するニュース

◆すすむか?!電源構成開示
消費者や環境団体などからだけでなく、国会内、政府内など各所からの声を受けて経
済産業省が調査を実施。
電源構成「開示済」は2割、「開示予定」も含めれば6割近く
「電力の小売営業に関する指針」の取組状況調査結果及び改定案等について」
(6月17日 電力ガス取引監視等塔委員会 制度設計専門会合(第7回)資料6)
http://www.emsc.meti.go.jp/activity/emsc_system/007_haifu.html

・全国消費者団体連絡会
「電源構成等の情報開示に関するアンケート」調査結果(2016年5月30日)
http://www.shodanren.gr.jp/

◆改正FIT法が成立、政省令がパブコメ募集中
2016年6月3日、再生可能エネルギー固定価格買取制度が改正されました。
再エネ拡大への影響は・・?
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/kaisei.h
tml

◆電力小売営業指針が改正へ パブリックコメント募集中
「代理店等について説明」「電源構成はわかりやすい場所に表示」などが追加に
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=595216010
&Mode=0

◆カリフォルニアが脱原発州に
https://foejapan.wordpress.com/2016/06/22/nuclear-free-ca/

◆アンチコールマンの動画第3話公開
http://sekitan.jp/anticoalman/


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【5】各地の勉強会・イベント、メディア掲載情報

7月にも各地で勉強会が開催されます。
詳細はこちら>> http://power-shift.org/event-info/

・7/2(東京・荻窪)
電気の選び方で未来が変わる!
URL:https://www.facebook.com/japansolarenergyeducation/

・7/2(東京・丸の内)
パタゴニア:参議院選挙セッション「選挙について話そう!」
URL:https://www.facebook.com/events/208888816172170/

・7/9(神奈川・相模原)
市民講座 環境を考えた電気の選び方~電力自由化で私たちができること~
URL:http://eic-sagamihara.jp/archives/5452/

・7/13(東京・大塚)
電力自由化ー自然エネルギーの電気を選ぶには?
URL:http://e-toshima.jimdo.com/

・7/22-24(新潟・苗場スキー場)
フジロック NGO村 アトミック・カフェでもアピール         
~Gypsy Avalonステージにてパワーシフト紹介~
URL:http://www.fujirockfestival.com/

・7/24(千葉・市川)
シンポジウム 電力自由化を迎えて                
おひさまパワーで、いちかわに電気と元気を!
URL:https://www.facebook.com/ichikawapower

・7/24(神奈川・厚木)
電気を選んで社会を変える! &福島の状況
URL:http://power-shift.org/event-info/

・9-11月(京都・京都)
自然エネルギー学校・京都2016~はじまる自然エネルギー100%時代~
URL:http://www.kikonet.org/event/2016-09-03


メディア掲載情報>> http://power-shift.org/press-info/

・2016年5月23日 一般社団法人エネルギ—情報センター
「環境NGO、再エネ重視の新電力を紹介・応援、グリーン電力求める声に応じる」
http://pps-net.org/column/18261

・2016年5月9日 新エネルギー新聞
「パワーシフト・キャンペーン:再エネ電力への切り替え促す」
http://www.newenergy-news.com/?p=3962


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◆賛同団体募集!
http://power-shift.org/organizer/
◆カラーちらしあります。ぜひご活用ください。
http://power-shift.org/download_flyer/
◆パワーシフトに関する勉強会やセミナーを開催しませんか?
お気軽にご相談ください。
事務局: info@power-shift.org

------------------------------------------------------
パワーシフト・キャンペーン運営委員会
http://power-shift.org
https://facebook.com/powershift2016
https://twitter.com/powershift2016

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「避難の権利」を求める全国避難者の会

http://hinannokenri.com

 

最新情報

わたしたちが、活動する理由

に掲示があります。こちら↑のサイトの方が読みやすいかもしれません!!

<転載>

 

 

原発事故によって、私たち被害者が失ったもの、
失いつつあるもの、これから失うかもしれないもの
「自主避難者に対する住宅支援打ち切り」に反対する根拠

「避難の権利」を求める全国避難者の会
2016年6月19日

 

 

1 この文章の目的・・・原発事故による被害を言葉にすること

 私たちは、東京電力福島第一原子力発電所事故(以下「原発事故」と書きます)の被害者です。被害者は、本会の入会条件を満たす人たちばかりではありません。今まで一度も避難など念頭に浮かばなかった人も、避難を考えたけれども何かの理由で今まで避難していない人も、日本国中に住むすべての人が、被害者です。この文章は、私たち被害者が、どのような被害を受けるのかを、言葉にして並べてみたものです。
特に、福島県からの自主避難者に対する住宅支援打ち切りが来年3月に迫っているので、その政策がいかに不当なものか、原発事故の被害を確認して明らかにしていきます。

2 今回の原発事故とはどのようなものなのか

 詳しい内容に入る前に、大切な前提を共有したいと思います。原発事故そのものが、まだ終わっていません。原子炉が3基メルトダウンを起こした上に、その溶けた燃料がどこにどのような状態で存在するか、分かりません。東京電力が記者会見等で認めているように、空中に飛び散る放射性セシウムも、事故発生直後に比べると量は減ったけれども、毎日、出続けています。溶けた燃料と地下水などが接触して発生している「汚染水」も毎日増え続けています。2011年3月11日に出された「原子力緊急事態宣言」は、まだ解除されていません。「廃炉は最長40年かかる」などと政府は言っていますが、溶けた燃料がどこにあるかを確かめるだけでも、どれだけの時間がかかるかわかりません。溶けた燃料の場所を特定する方法も、これから研究して見つける必要があるからです。

3 原発事故で失われた信頼感

 政府や都道府県庁、市町村役場、マスコミ機関、科学者や専門家に対して、私たち被害者は、既に信頼することができなくなっています。原発事故が発生して以来、「制御室の電源がつながれば危機は回避できる」とか「まだ放射性物質は外部に漏れていない」とか、沢山の間違った発表や情報を聞かされました。また、海外に向けて行われた「原発事故は完全にアンダーコントロールされている」などというウソの発表も放置されたままです。発表がウソであると分かった後も、そのウソが発表された原因の確認も責任の追及も行われていないのです。今後も信頼できない発表を聞かされ続けることになり、発表を信頼できない状況が継続することになります。

4 原発事故で避難した人が失った、賠償可能なもの・・・数えないからわからない

 政府の避難指示を受けた人たちが、住み慣れた家や居場所から強制的に離れざるを得なかったことは、今回の原発事故の被害として広く知られているし、メディアも繰り返し報道しています。避難によって、住民同士の繋がりがバラバラになり、家屋の損傷も深刻になり、墓参りや仏壇など、先祖との精神的つながりも希薄になってしまいました。

 加えて、報道は少ないですが、本会の会員のように避難指示区域外から避難した人たちの様子も、内容は不十分ながら、知られている部分もあります。

しかしながら、福島県以外から避難した人や、国が一方的に決めた「避難開始時期」からずれた時期に避難した人たちは、「災害救助法」に基づく住宅支援を受けられなかったり打ち切られたりしていることまで報道されることは、回数も少なく分量はごくわずかです。

 それらの「原発事故避難者」の合計人数は、事故発生後5年経過した今もわかりません。それは、「原発事故避難者を定義しない。そのため、避難者の人数はわからない」と安倍内閣が国会議員からの質問主意書に対する答弁を閣議決定で見解を示したように、日本政府が「数えない」と決めているからです。

5 原発事故で失った、賠償困難なもの・・・将来設計

 原発事故が発生するまで、私たちはそれぞれの将来設計を持ってきました。故郷で暮らし続けること。都会生活を捨てて、積極的に田舎暮らしを選んだこと。ローンを返済しながらも自らが細部までこだわった家で暮らすこと。幼馴染たちと交流しながら、平穏な生活を送ること。誰にも迷惑をかけずに、それぞれが誇りをもって日々を暮らす、当たり前の生活がありました。しかし原発事故は、多くの人の将来設計を破壊しました。未来に対して抱いていた希望を失い、予想外の余生を送っているような心境になっている人も少なくありません。

6 原発事故で失い続けている賠償困難なもの

その1 土・水・空気への安心感

原発事故で失われたものは、その多くが産業としての経済活動に含まれないために、最初から賠償の対象外にされています。

 原発事故によって引き起こされ、回復の見通しがないもののうち、最も影響が大きく、影響を受ける人の範囲が広いものは、放射線被曝によって将来的な健康の安心が失われたことです。広島や長崎の原爆による放射線被曝の影響についても、投下後70年以上経過した今も、日本政府と被害者の間では裁判が続いています。

原発事故が原爆被害と異なるのは、今も、これからも、低線量ではあってもさらに被曝が追加されていく事です。一定濃度以上の放射性物質が東日本全体に降り注ぎ、それよりは薄い濃度の放射性物質が、地球全体を覆っています。海洋へ放射性物質が大量に流出しているのは人類史上初の事なので、今後の影響については全くわかりません。私たちは、土と、水と、空気からの事故由来の被曝を心配せずに生活することができなくなりました。

その2 金銭に換算できない、人同士の触れ合いとコミュニティの生活

 今年の春も、広い地域で野生の山菜等に出荷制限がかかったままです。そのような汚染があるものを、自家消費用としても採取に行く人は減りました。「事故から5年経過したから」と考えるのは科学的に間違っています。放射性物質による農作物への影響は、少なくとも数十年は続くので、山菜を採りに行って家族と一緒に安心して食べるという自由は、失われました。

 政府による避難指示区域では、避難によって家族関係やコミュニティが破壊されたことが広く知られていますが、原発事故は、避難地区以外でもコミュニティを破壊しています。東日本で、一戸建ての住居を所有している人の多くは、家庭菜園や、自家消費用の農地も所有しています。原発事故発生前は、自分で作った作物を近所におすそ分けしあうことで成り立つコミュニティが成立していました。しかし、原発事故発生後は、自分が作る作物の安全性に不安を感じたり、受け取った相手側の気持ちを配慮したりして、農作業を止めたり、おすそ分けを止めたりしている人も多数います。これは、原発事故による、金銭による換算がとても難しいコミュニティの破壊という被害です。

 さらに、「孫の喜ぶ顔が見たくて農作業をしてきた」という高齢者からは、生きがいをも奪ってしまいました。手塩にかけて農作物を育て、それをお孫さんに食べてもらい、笑ってもらえるという当たり前だったはずの事が、とても気を遣う、難しいことになってしまったのです。これも、金銭による換算がとても難しい被害です。

その3「除染」で失われる、かけがえがないもの

 また、避難せずに家屋や周囲の除染で何とか被曝を減らそうとしている人たちが失ったものも、多くは、金銭に換算することがとても難しいと考えられます。家を守る為にずっと大切に育ててきた樹木を伐採したり、枝を切り取ったりする作業が行われています。子どもの誕生の記念樹を伐採・撤去する作業も行われています。住宅の一部として大切に手入れしてきた芝生を剥ぎ取る作業も行われています。しかも、作業内容が政府や地方公共団体がリストに入れたメニューに掲載されていなければ、作業費用そのものも自己負担になっているのが現状です。

7 原発事故で失い続けている心の自由・・・本音で語り合うこと
 事実を話すことを県庁や国家政府やマスコミが禁じている

 今、失われていて、これからも回復する可能性が低いものは、「正直に語り合う」という、人間として当たり前の関係です。「原発事故による健康被害などない」という大前提で、日本政府や、政府官庁が作る「科学者」や「専門委員会」は話をします。しかし避難指示区域の避難者も含めて避難者の多くは自分や身の回りの人の異常な鼻血を経験しています。しかし、鼻血について原発事故と関連付けて話をすれば、自治体首長や県庁、閣僚までが「あり得ない事」と非難を浴びせ、マスコミが「風評被害を煽る発言だ」と報道することが分かりました。また、周囲の「復興」に力を入れる人や組織から糾弾されることもわかりました。

かなり早期から、福島県中通りでは、放射性物質や放射線被曝について語る時は「ホの話」として隠語で語られるようになっていましたが、場所によっては話題にすることさえもできません。

8 原発事故で、これからも失われていくこと・・・未来への安心と希望

 現在、一部の人たちからは既に失われていて、今後はもっと多くの人たちから失われていく可能性が高いのが「未来への安心と希望」です。

 まずは、避難指示区域からの避難者について考えます。当初、日本政府も県も自治体役場も科学者も報道機関も「数年間で元の状態に戻せる」ということを否定しませんでした。ただし「元の状態にできる」と断言した政府官僚や政治家はいませんでしたが、避難者からの願いに対して「それは不可能だ」と答えた政府官僚や政治家もいませんでした。避難者の多くは、「除染すれば数年で元に戻る」と期待し、自らも被曝しながら「除染」をしました。

2011年夏、避難指示区域外のある地区で、大規模な「除染実験」が行われました。その作業は、現在の原子力規制委員長が主導し、複数の閣僚も参加し、大々的に報道されました。その地区では、作業直後は空間線量が下がりましたが、元の状況には戻りませんでした。
事故発生後5年以上経過した現在、「原発事故発生前の状態には当面戻らない」と政府官僚や政治家、県庁、科学者は当たり前のように断言するようになりました。その上で、避難指示を解除する計画を進めています。避難者に残されたのは、原発事故前とは同じ生活はできないけれども住み慣れた地域に戻って不便で不自由な生活をするか、これまでとは異なる地域の住民になる生活をするか、という二者択一です。そこに、「未来への安心と希望」はありません。

 避難指示区域外で、原発事故による汚染を受けた地域の住民の場合も同様です。事故発生直後よりは放射性物質による汚染は薄くなったと思われますが、公的な機関による詳細な汚染調査は行われていません。住民自身が依頼して自費で調査を行わなければなりません。過去の核爆発や原発事故の事例を基に考えると、放射性物質は人間の予測を超えた移動をすることもあるし、事故発生後数十年経過後に健康影響が発生することもあります。やや高めの汚染があることを前提にして食事や行動に気を付けながら生活するか、より安全と思われる地域に移住するかの二者択一です。ここにも「未来への安心と希望」はありません。

9 「自主避難者」に対する、日本政府の「棄民政策」

 最後に、避難指示区域外から避難した区域外避難者、いわゆる「自主避難者」について、じっくり考えます。ほとんどのメディアが詳しく報道しないのであまり知られていませんが、区域外避難者の避難元は、実に広域に及びます。福島県内の避難指示区域に隣接した地域はもちろん、東北ほぼ全県、関東ほぼ全域に及びます。多くの区域外避難者は、これまで全く公的な支援も保障も賠償も受けることができませんでした。わずかに、福島県の「支援対象地域」から、福島県庁が一方的に決めた期間内に避難した人だけが、「住宅支援」を受ける権利を持っていました。
その中でも、自ら収入を得て生活を立て直すことができた人たちは、住宅支援打ち切りを待たず自立しています。

他方、最初から何の支援も受けられなかった「自主避難者」や、既に支援を打ち切られてしまった「自主避難者」の中には、生活困窮に陥ってしまった人も少なくありません。しかしながら「原発事故避難者」を定義しない日本政府は、そのような原発事故によって困窮に陥った人や世帯数を数えることができません。

今追い詰められているのは、自立したくてもできず、来年3月で福島県からの住宅支援を打ち切られる人たちです。この人たちの多くは、「災害救助法」による「みなし仮設の一年ごとの延長決定」という住宅支援があることによって、何とか新しい生活の場所を作り、生活してきました。ですが、「住宅支援打ち切り」は、何とか確保してきた、そのささやかな生活を奪おうとしているのです。

避難先によっては、賃貸住宅の家賃が高く、非正規労働の収入では家賃を支払うことが困難な例も多数あります。母子どちらかまたは双方が病や障害を抱える母子家庭で避難してきた家族、同じような状況を持ちながら父親を残して母子避難してきた人たち、子どもが幼いために仕事ができない母子家庭、母子避難者、などが特に、「来年4月からの生活展望」を持つことが困難な状況です。また、なんらかの障がいや病を持って避難してきた人たちも追い詰められています。特に、子どもに障害がある場合、支援が打ち切られて異なる学区に住居が移らなければならなくなってもその学区に障害に対応する学校があるかどうか、分かりません。

原発事故そのものによって生活を奪われ、さらに行政による政策変更によって、何とか築き直した生活をもう一度奪われるようなことがあってはいけない、と私たちは考えます。

10 「原発事故経験者」として、未来への責任を果たしたい

 このまま、日本政府や地方公共団体役場、「専門家」、「科学者」の言葉を受け入れて、低線量被曝を受け入れ、ひとり親家庭や障がい者の困窮を見捨て、原発事故による健康被害かもしれないことを語ることさえできない社会を作っていくことは、現在は「被害者」である私たちが、未来を生きる人たちへの「加害者」になることも意味します。

 後の世代の人たちに「なぜその時、反対しなかったの?」と問われて答えることができないような、「後悔する加害者」になることを、私たちは受け入れることができません。今、必要な「反対の意思」を示すことによって、未来への責任を果たしたいのです。

11 最後に。目前に迫っている自主避難者切り捨てを止めてください

 原発事故発生後、6年の間に避難者たちが作った人や地域とのつながりを再び切ることになる、「自主避難者への住宅支援打ち切り」という施策は、当事者に関する詳しい調査もせずに決められたことが、最近始まった福島県による「戸別調査」によって、逆に明らかになりました。避難者の実態を踏まえていない、支援打ち切りの実施を、再考・再検討するよう、要望します。

以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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テーマ:
石津 イシ

明日は、関西電力はじめ各電力会社の株主総会がおこなわれます。
関西電力では、大阪市と神戸市が共同で脱原発議案を出します、昨年までと異なる事は事前に関連大株主に文書通達を出し議案に賛成してもらえるよう要請している事です。
私も以下の要請の発言し、側方支援を行います。
過去で一番、脱原発議案が通る可能性が高まっている今年の総会です。
一夜にして、関西電力が日本のトップを切って、再稼働断念、原発廃炉、脱原発へ方針転換となるかもしれません。

私はチェルノブイリ原発大事故直後、関西電力が原子力を使わず、安全、安心な電力供給者になる事を願い、当社株主になりました。
昨年までは脱原発の議案提出はことごとく否決されました。
2011年福島原発大事故の後、流れは大きく変わって来ています、今や国民、つまり電力受給者の80%が原発に反対あるいは、不安を感じる状況になり、当 株主総会にも、市民の安全、安心を守る為、最大の大株主である大阪市をはじめ、神戸市、京都市等も、この株主総会に出席し、脱原発の議案を提出するように なりました。

そして、今回第92回定時株主総会においては、大阪市、神戸市の共同提出議案が出されています、昨年との違いは、今回は大阪市から事前に、本提出議案に賛同を促す文書が大株主を含め、122の関連株主に送付されていると聞いています。
特に、第15号議案では、当社は原子力発電による発電はしないと、明確に提案しています。
大阪市、神戸市、だけでも議決権は全議決権の1割を超えます、大阪市の事前要請に大株主が賛同すれば、3割をゆうに越え私達一般株主の議決権も算入すれば、半数を超える議決権が脱原発の賛同に向けられる可能性が十分考えられる本日の株主総会です。

言うまでもなく、株主総会での議案採決は多数決により決まり、会社経営に最優先されるものです、慎重に明確に確実に採決されなければなりません、この議案が可決されれば、当社はすぐさま原発再稼働の方針を捨て、全原発廃炉、脱原発の方針に方向転換しなければなりません。

昨年までの株主総会採決では、第何号議案に賛成の方の挙手をお願いしますだけで、議案の内容を明らかにせず、事前に送られて来た議決権行使書の議決数も明 確にしないで、つまり株主の判断材料を狭め、多くの動員株主の数の力により、会場での挙手の数で当社議案以外の議案をことごとく否決するという、株主に茶 番劇と思わせるような形で株主総会の幕をそそくさと閉じて来ました。

株主総会で最後に行われる、各議案採決は株主総会で最も重要な時間帯です、もっと慎重に丁寧に時間をかけて採決するように求めます。

本日の株主総会に於いて、強く要求します、まず第何号議案の採決をお願いしますでは内容が理解できません、全ての議案に於いて、どの株主の提案で、提案の 内容を分かりやすく明確に伝え、事前議決権行使の数はいくらあり、全議決権の何パーセントとの賛成意見がすでによせられているかを明確にした上で採決し、 会場での正確な挙手の数 を数え、最終、賛成の議決権行使が全議決権の何パーセントであったかを明確にした上で賛否を決して下さい、以上、一株主として、真に民主的な開かれた株主 総会を求め、当然の要求を致します。

最後に一般株主様、特に動員株主様、仮に当社が、このまま原発に依存し、強引に再稼働等すれば、電力自由化の元、脱原発を望む、大多数の電力受給者は当社 から電気を買いません、その上、事故を起こせば、この会社の存続すら危うくなります、会社が衰退、ないし倒産すれば元も子もありません、今回第3号議案か ら第24号議案まで全て脱原発に関係する議案です、原発を推進しろ、乃至、擁護する議案提出は皆無です、関西電力からの仕事の関係上の事もあるかもしれま せんが、会社が衰退、ないし倒産すれば元も子もありません、無思慮で挙手せず、一つ一つの議案を十分熟慮し賛否を決して下さい、お願いします。

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