そして いよいよ手術当日。 

そもそもTULと何ぞや?と思われている方もいることと思いますので...超簡単に説明すると、腎結石や尿管結石の手術のひとつで下から石があるところまで内視鏡を入れてレーザーで破壊した後、破壊した石をネットで回収してくるという手術です。(体外衝撃波のほうが有名?かもしれません) お腹を切ったりとかはないので完璧にサクッと終えれば3泊4日で何事も無かったかのように元気に退院できます。

手術予定時間は夕方16時前。 家族の方は30分前くらいに来て下さいね!と言われていました。

絶飲食だし時間までやること無いのに起床は6時。 無気力 

ひたすらスリザーリンクをやりながら皆の朝食と昼食の匂いを嗅ぎながらダラダラしていると、、、12時過ぎに看護師さんが息を切らしてバタバタとやって来ました。

 

看: fumizukiさん、手術の時間が16時前の予定だったんですけど、急で申し訳ないんですけど、12時40分からに変更になってしまったんですけど大丈夫ですか? 

fumi: えっ? 驚き それって、、、ダメな場合は予定通りの時間で大丈夫なんですか?

看: いえっ ダメです。

ダメなんかーい! じゃぁ聞くなよぉ 笑い泣き

看: 12時30分までに手術室に入らないといけないので、急いで手術着に着替えて圧縮靴下はいて下さい! で、ご家族の方は来れますか(間に合いますか)?

いやいやもう12時10分だよ? 病院の隣にでも住んでないと絶対無理じゃろ? もっと考えてもの言おうよ 笑い泣き

fumi: あーあの 電話しますけど、12時30分には絶対無理。

看: あっでも手術終わって(麻酔が覚めて)からは会えるので大丈夫ですよ。

...いやいや普通は手術前に会うよね? 手術失敗しちゃって眠っちゃったまま起きなかったらどーするの??? 汗うさぎ

fumi: あー まぁそうですよね。 とりあえず電話して着替えます。

 

という訳で、ドキドキする間もなく急遽オペすることになり。

看: あっこっちです、こっちです。

普通ストレッチャーとか車椅子じゃね?

手術室まで初めて徒歩で行ったワ。 キョロキョロ

 

手術室に行くとA先生がいらして、

A: こんにちは。 来たからね! ネットで回収するから(術後は楽だから)大丈夫だから。

その後は全身麻酔が効いてて目が覚めるまで全く記憶はないけど、目が覚めたあとに気分が悪くて一生懸命”すいませーん!”って呼んでるのに(声はしてるのに)看護師さんが誰も来てくれなかったことはめっちゃ覚えてます。凝視

 

手術後にA先生から

A: 無事に終わったからね。レーザーで破壊した石はなるべく回収したんでね。 あと細かくて拾えなかったのがいくつかあるけど、小さいからそれは自然に出ると思うので心配しないで大丈夫だからね。

それから、今日の手術にC先生が立ち会ったから、今後はB先生じゃなくてC先生に担当してもらうことにしたから。

そうなんだ...でも出来た石も最初は自然に出るくらい小さかったんじゃないの? でも出なくて育ったんじゃないの? C先生?なんかコロコロ変わるなぁ...まあこれ(手術して)で暫くは何事もなく暮らせると思うけど と思いつつ、まずは一安心。 手術時間がお昼に変更になった割に病室に戻れたのは7時頃。 ふたたび皆さんの夕食時間でした。

 

点滴と導尿チューブと(血栓が出来ないように)足をマッサージするヤツが付けられたまま翌日までベッドで安静に過ごすようにとのことでしたが、熱(37.8℃くらい)と痛みと部屋の暑さ(笑)で全然寝られず苦しい一夜を過ごすことになりました。

 

手術室に移動する時に「今日これから手術なので、もしかして戻ってきてからうなされてご迷惑おかけしちゃうかもしれません、すみません!」って言ったら、カーテンの向こうから「大丈夫よー! みんな一緒だから気にしないで!」って同室の人が言ってくれてちょっと嬉しかった。 ニコニコ

 

 

 

TULの旅 ~序章~

TULの旅 ~第一章~ 病院の楽しいあるある話I

TULの旅 ~第一章~ 病院の楽しいあるある話II

 

TULの旅 ~第一章~ 病院の楽しいあるある話III