ルアンパバーンのもう一つの見どころ
それは托鉢です。
仏教の国ラオスでは全土で托鉢が行われていますが
お寺の数がものすごく多いルアンパバーンでは
托鉢を行う僧侶の数が他の町とは比べ物にならないくらい多いのです。
朝6時前後から始まるのに合わせて
暗いうちから町の人々と観光客、それに物売りが集まります。
夜が明けて来ると同時にあちこちの寺院から
オレンジ色の袈裟をまとった僧侶の列が現れました。
托鉢をするお寺の順番は決まっているのだそうです。
近いお寺からなのでしょうか・・・・。
僧侶たちが肩にかけている壺に
炊いたもち米が一握りずつ入れられていきます。
各お寺ごとに僧侶たちの順番も決まっています。
一番前が一番偉いお坊さん。
一番最後がお寺に入ったのが一番新しい少年です。
お坊さんと見習い修行僧は袈裟の着方も異なります。
偉いお坊さんは肩が出ていませんが
見習いさんはこんな着方。
これでもとっても難しくて最初は苦労するのだそうです。
冷える冬場も肩を出して足は裸足。
まさに修行ですね。
袈裟のオレンジ色は決められているのでは無く
どの色を着ても良いそうなので
たまに茶色っぽいものを着てる方もいらっしゃるのですが
やはり圧倒的にオレンジ色が人気なのだとか。
托鉢で供されるのはもち米とお花です。
僧侶たちはこうして集めたものしか口にしないそうなので
栄養の偏りを心配したところ
おかずになるものもすべて町の人々が用意するのだということでした。
若いお坊さんたちの好物はインスタントラーメン。
これも町の人からいただくそうです。
ところで、物売りが集まるのは何故だと思いますか?
彼らが売っているのは・・・・・
托鉢セット。
ゴザ、もち米からお花まで全て揃った状態で
観光客が「托鉢体験」できるようになっているのです。
ひとつのお寺が通り過ぎたところでさっさと終了してしまいました。
実のところ
世界遺産に登録されて関心と来訪者が集まるほどに
問題となっていることもあるのだそうです。
町中の家々をラオスの人々が西洋人に売ったり貸したりして
住民に占めるラオス人の割合が下がり
また、托鉢自体が観光化されつつあることもあって
托鉢をする人の数が減ってしまったのです。
最近では托鉢でご飯を集めることも大変になってきた、と
僧侶生活の長いガイド青年が言っていました。
私たちが住民かなと思っていた托鉢の参加者も
よく見るとみな同じブルーの椅子に座っています。
実はこの人たちも住民では無く
タイからやって来た「托鉢ツアー」の参加者なのです。
そう言えば椅子は人々がやって来る前からきれいに並んでいました。
う~~~んそうなのかぁ・・・。
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托鉢が終了する頃には朝のマーケットが始まっています。
朝のマーケットの主役は色とりどりの食材たち。
お米の種類もいろいろあります。
フランスの植民地だった国の民は
やっぱりフランスパンをよく食べるらしい。
とっても美味しそうなパンを焼くんですね。
たこ焼きみたいなこちらは
その他肉類や生花、麺類などがところ狭しと並んでいました。
マーケットってやっぱり面白い!
ルアンパバーンの旅日記も次回を最終回にしまーす。
















