カンボジアと言うと数年前までの内戦の印象が強いのですが、今は本当に平和な国内です。
郊外にはまだ600万個(!)もの地雷が残されているそうなのですが、除去は妨害も無く進み、シェムリアップなど大きな町中や観光地にはもう残されていません。ガイドさんは「今は天国」と言っていました。
シェムリアップ市内の舗装道路も街灯も、2~3年前から整備されているとのことで、市の中心部には急速に発展を遂げる町の姿がありました。
そんなシェムリアップでも公共交通機関はまだ整備されておらず、生活の基本はバイクと自転車です。
バイクには免許は不要。何人乗ってもOKです。
子供はたいていこんな風に真ん中に乗っているか、運転手の膝の間にいます。
これが家族かと言うと、そうでも無い。バイクもれっきとしたタクシーなので、道端で写真を取っていると「乗るか~~?」とクラクションを鳴らされます。
もう1つ観光客がよく使うのはトゥクトゥク。
バイクの後ろにお客さんの乗る車が付いています。市内はまだ良いけれど、この写真のように舗装されていない郊外を走る時はマスクや帽子で頭部を覆ってじっと耐えるものらしい。
カンボジアの大地は 赤い です。
観光客はまず乗ることが無さそうだけれど、庶民が普通に足としているのがピックアップトラックの荷台。
これはまだかなり余裕のある方で、真ん中に荷物を積んで1メートルにも2メートルにもなっているトラックもあります。シンガポールでは荷台に乗っても良い人数は決まっていますが、ここにはそんなものは無いのです。
遺跡をあちこち回るのに日本韓国中国人は主にバスを使いますが、レンタサイクルで回る欧米人をけっこう見かけます。暑い中、砂埃の中、よく頑張るなぁ。電動自転車のレンタルもあるそうなのですが、見かけた人々はすべてスポーツサイクルでした。
遺跡と共に観光コースに入っているのがトンレサップ湖。
対岸の見えない海のような大きな湖に水上生活をする人々がいます。雨季と乾季で水量が激しく変化するので、水上の建物はその度に移動するのです。
教会も水の上。学校の校舎も体育館も、みんな水の上です。
観光クルーズ船の周りには物売りが集まって来て、速度を緩めるととたんに船に上がりこんで来ます。売っているのはすべて子供。大人はいません。
上の写真の真ん中には首に蛇を巻いた女の子。下の写真の子はたらいに乗っています。
水上生活の人々の生活の糧は湖の魚です。手で網を投げて獲る昔ながらの漁で、何と、淡水魚としては世界有数の漁獲量を誇るんですってー!のどかな漁だったのでそんな風には見えなかったのですけれど。
これはお砂糖を作っているところ。ヤシのお砂糖です。
ゆっくりと、のんびりと時が流れています。
街の中には市民の台所、マーケットがあります。
観光客向けのお土産を売るマーケットの真ん中に野菜や肉を売るお店が一緒に入っています。
野菜は良いけれど、お肉もそのまんま並べられているのでね、ハエがすごいんですよ。日本人が食べるとお腹を壊すのかも知れないなぁ。
沖縄でもチラガーと言って豚の顔の皮はよく見かけますが、これは頭部そのまんま。写真がボケちゃっててちょうどいいって感じでしょ。
こうした食べ物に隣接してお土産品が売られているのって何となく不思議。もわっとした乾物などのにおいを鼻で感じながらシルクや銀などを見るわけです。
あまり買い物熱の高く無かった私ですが、こちらの銀製品を購入。
もともとネックレスだけだったのですが相手はお土産やのツワモノ売り子。どんどん次々(それもなるべく重さのある高いものを)出して来て、こっちも買うと何ドル、という感じで攻めて来ます。
2つだと当然高い。予算オーバーなので片っぽしかいらないと拒絶しつつ値切って、結局両方で40米ドルでした。・・・まだ高い?値切るのって難しいです。
そうそう、マーケットでは無く観光地で買ったものがあります。
トンレサップ湖と同様に遺跡という遺跡には物売りの子供たちがいます。みんなどうやって日本人や中国人を見分けているのか、日本人には確実に日本語で接して来ます。
日本語と言っても値段だけ。「いちどるぅ~」「みっつごどるぅ~」。どんなにいらないと言ってもしばらくの間付きまとって来るので、1つだけ、遺跡の写真集を買ってみました。
日本語入りで、何と2米ドル。現在1米ドル108円程度ですから、216円。日本電波ニュース社の発行。
うっそだぁ~![]()
掲載されている写真はなんとな~く、もともと合ってたピントがずれたと言うか、ワタシって老眼?と思うようなかすかなボケと共に、全体が黄色っぽい。
コピー本なのかも知れません。これ、日本に持ち込んだら私が捕まるなんてことありませんように。
カンボジア旅行には通貨リエルはほとんど必要ありません。どこでも米ドルでOKです。