久しぶりに防災無線ネタ。
防災無線のラッパ型スピーカーには、主に2つの形状のものがあるのがお分かりだろうか。1つは全長が短くて中央に突起のあるタイプ。もう1つはトランペットのような長いタイプ。前者をレフレックスホーン、後者をストレートホーンという*1。
レフレックス型は指向性が広く、ストレート型は逆に鋭くなる*2。両者で音質も異なり、多くの場合ストレート型が優れている。以下の3つの曲をレフレックス型、ストレート型それぞれ比べてみた。
・恋はみずいろ(蓮田市)
・あの町この町(新座市)
・野ばら(川越市)
(24.10.6追記)
使用機材
ICレコーダー:ソニー ICD-SX1000
マイク:オーディオテクニカ AT9943
録音形式:リニアPCM 16ビット48kHz
※「恋はみずいろ」の全体版はこちら
※「あの町この町」の全体版はこちら
※「野ばら」の全体版はこちら
また、音質は気温や湿度、スピーカーからの距離、風の状態によっても大きく異なるので、一概にこれがいいというわけでもないことに注意されたい。
最近はソノコラムなどと呼ばれる棒状のスピーカーも採用が増えているようだが、筆者の回りではほとんど見かけない。
なお、世の中にはいろんな人がいるもので、防災無線機材を個人で購入している人もいる模様。
負けた~(笑)
*1 構造の違いなどはここが詳しい
スピーカーを折り返す?!スピーカー中央の筒のハナシ
https://note-oto.toa.co.jp/n/nbce015497d3b?gs=35f3313b9e26
*2 UNI-PEX 防災行政無線用スピーカー pp.9-10
http://www.unipex.co.jp/seihin/download/catalog/seihinbetsu/sb_bousaiSP_02.pdf