大腸カメラ(5回目) | 打ち上げ花火

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18日、5回目の大腸カメラを受けてきた。
特に症状があったわけではないが、前回(※こちら)2年後に受けるようにと指導されたので受けることにした。

まず8月に予約に向かう。大体3カ月後まで塞がっているから最短で11月になるだろうと思ったがその通りだった。11月2週目辺りに下記「川口花火大会」があるだろうと予想していたので18日を予約。

前回、前の晩に「ピコスルファートナトリウム」という目薬状の容器に入った下剤を飲んだのだが、これは強烈にお腹が痛くなると言ったら、では今回飲まなくていいと言われた。また当日飲む下剤も、前回飲んだ「ニフレック」は途中で吐き気がして気分が悪くなったと伝えたら、飲みやすい「マグコロールP」を処方してもらえた。ただし洗浄力が弱いので食事制限をしっかりするようにとのこと。

当日朝。とうとうこの日が来てしまったかと。何と言っても憂鬱なのは下剤だからだ。マグコロールPを飲み始める。スポーツ飲料味で最初は普通に飲めるのだが、1リットル過ぎた辺りから胃がザブンザブン言い出し、吐き気がして受け付けなくなってくる。

1時間くらいすると反応が始まる。最初は通常の便だが、徐々に透明になってくる。下剤も何とか飲み終えて、しばらくトイレに籠って出し切ってしまう。飲み終えてしばらくして、反応が終わるとピタッと便意も止まるのが凄い。

病院へ向かう。14時までに来るよう指示されていたので、それに間に合うような電車で向かうつもりだったのだが、生憎遅れが生じている。受付に入ったのは5分くらい遅れてしまった。「お待ちしておりました」と言われた。電車が遅れることも考えてもう少し早く出るべきだと感じた。

各種質問の上、もう1回便を確認させていただきますとのことでトイレに入る。家では透明になっていたのだが、この段階で残渣(カス)がいくらか出る。前回もそうだったが、憩室があるとそこに溜まっていたものが後になって出てくることがあるそうだ。

また下剤飲むのかとぞっとしたが、コップ1杯の水を飲んで様子見てみる。まだ出る。もう1杯飲む。今度はかなり透明になり、検査の許可が下りた。やれやれ。

検査着に着替えて、点滴用の針を刺す。まずは輸液のみ。ベッドに横になる。左向きに寝て膝を曲げて検査の体制を取る。前の人が終わったら入れ替わりベッドごと検査室へ入る。流れ作業でかなりの人数の検査を行っているようだ。

血圧計とパルスオキシメーターを装着する。鎮静剤が投入される。寝はしないが頭がボーっとする程度……と思ったが、今回の鎮静剤は効いており、いつの間にかうつらうつらしてしまった。お尻に何か入った感触があった。モニタの映像で、おできを引きちぎってる。ああ、ポリープあったんだな……という程度にしか覚えてない。

検査終了後、しばらく休養を取る。ベッドから降りるがまだ多少ふらついている。まずトイレへ向かう。ガスが出た他、水を大量に飲んだのでおしっこもしたかった。

看護師から説明を受ける。ポリープ2個取ったので今日は食事できない。ただしヨーグルトや暖かいスープなら摂ってもよいと言われた。明日から消化の良いものを食べるようにとのこと。1週間は運動や重い持ち物などは禁止。

会計を済ませて病院を後にする。ポリープ取ると手術扱いなので3万円くらい掛った。17時過ぎており、もう外も真っ暗だ。帰りに駅前のコンビニでヨーグルトと明日の食事のパンを買って帰る。ヨーグルト1個が晩飯。1口1口に感謝しながら食べたもんだ。

頭痛と軽いめまいがする。以前もそうだったが、鎮静剤の後遺症なのかも知れない。筆者は酒は飲まないので分からないが、二日酔いに似た症状なのかも知れない。その日は寝込んしまった。朝から大量の下剤飲んで1日掛かりの大腸カメラは、かなり体力を使う辛い作業だと改めて感じた。

1夜明けて、少し血の混ざった便が出る。ポリープ取ったので出血が残るそうだが、いつまでも血が止まらないようなら病院まで電話するようにとのこと。採取したポリープの検査結果は2週間後に出る。

 

23.12.4追記
結果を聞いてきた。ポリープは2つとも良性だったが、1つは10mm近くあり手強かったそうだ。2年後に受けるようにと指導された。