空海 生誕1250年記念特別展 奈良国立博物館 | Ashlyが歩けば Ⅱ

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奈良公園にある奈良国立博物館に来ました。

空が雨模様のせいか、思ったよりも道路も公園も混んでいなくて良かったです。

わしゃ、空海の生まれ変わり!?というオットに付き合いました。

(同じく香川出身てことで)

 

毛が夏毛に生え変わりそうな鹿たち。

町並みの向こうには清々しい若草山。

雨でもいつもの通りの鹿たち。

奈良の鹿は、鹿せんべいを持っていなくてもお辞儀してくれます。

新館で開催中の特別展「密教のルーツとマンダラ世界」

仏教は難しいお勉強と修行でしか悟りを得られなかったところを、仏教世界を描いているマンダラを拝めば悟りを得られるという教えとお道具を唐から持ち帰ってスーパースターになった空海さん。

二十年分の学費を2年半で使い切って帰国しました。

賢い空海さんは15歳で官僚になるため讃岐の国(香川)から都に出て勉強しますが、すぐに見切りをつけます。

「使われる官僚より僧の方が私に向いてる」と思ったのでしょうね。

遣唐使として唐に渡った空海さん。

初対面の恵果阿闍梨に「私はあなたに会うのを待っていた。」「私が死んだら生まれ変わってあなたの弟子になろう。」と一目で気に入られ、密教の奥義を授けられたのでした。

壁に張られた大きなパッチワークのようなマンダラ、360度から見られる五智如来坐像、携帯仏様、快慶作の孔雀明王坐像などなど、国宝と重文が目白押しで、無信心な私も興味深かったです。

 

文殊菩薩坐像 中国 唐時代 大理石製

空海さんは「弘法は筆を選ばず」とことわざにもなってる三筆の一人。

でもね、文字列が曲がっていたり、黒く塗りつぶしてある書があって「なんだあ、たいして達筆じゃないじゃん。」と親しみを感じたら、それはメモ書きみたいなものでした。

やはり美しい読みやすい書でした。

忠実な弟子を失い、その死を嘆く書には思わずもらい泣き。

 

宝珠は誰もが持っている珠で、自分以外のすべてを写すのだそうです。

皆がそれを持ち寄れば平安になると、、。

世界中が仏教を信望したら戦争が無くなるのでないかと、、思いました。

 

地下回廊を通って本館の方へ。

 

東京赤坂の迎賓館と同じ設計者 片山東熊氏

 

なら仏像館

 

アイーン、

何だか愛嬌のあるひげ面の力士像

 

金峯山寺の金剛力士像

 

 

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