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UCG梅田コンサルティンググループ

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おはようございます。官兵衛。です。



集中と分散をおこなっている企業「富士通ゼネラル」が絶好調です。


記憶では、冷蔵庫なんかも作っていた企業だと思いますが、いまや空調機部門が売上の85%を占めるほど空調関連事業に特化しています。


また、地域別売上では、日本が約40%で、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニア、中東・アフリカ、その他地域が約10~15%と分散がおこなわれています。


売上は平成19年度の2,227億円から平成22年度の1,821億円と減少していますが、純利益は29億円から48億円と利益率が改善されています。



今年度の第2四半期決算短信では、純利益50億円の会社予想で、減益予想の企業が増える中、具体的な取り組み内容に興味が湧きます。



こんばんは!NAOです。


中小企業診断士の使命の一つとして、起業家のお手伝いがあります。

起業したい人を増やすことも重大な使命の一つだと考えます。


さて、起業の形はさまざまあり、シェアオフィス、レンタルオフィスなど初期投資を抑える方法も以前からありますが、今日は最新の起業スペースをご紹介したいと思います。


その名もCoWoking (コワーキング)。

IT系などの起業家の間で急速に広がっているようです。


シェアオフィスなどと同じく施設を共同で使用するわけですが、

最大の違いは、個々のスペースが個室という形ではないこと。

図書館をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。

システム的には会員制のスポーツジムに近いです。


参加者同士のコミュニケーションを重要視した形態であり、

また多くのCoWorkingスペースは先にコミュニティありきで共有スペースを確保した結果発生したようです。


海外発の形態ですが、すでに日本にもいくつかできています。

大阪なら十三にもあるようです。


起業をしたいけど、費用もコネもないという方、一度利用をご検討してみてはいかがでしょう。









こんばんは、中小企業診断士&システムエンジニアのアキオです。

久しぶりのブログです。

先日、とある中小企業診断士の研究会にて、『スーパーホテル(大阪湯元ホテル)』へ企業訪問してきました。

このホテルは、業界稼働率70%で合格と言われている中で、同社は89%を維持しており、しかもリピート率70%を確保している驚異的なホテルです。また、日本経営品質賞を受賞したことで最近メディアでも取り上げられました。

今回、経営品質部リーダーの山本様に、「1円当たりの顧客満足度日本一」を目指す各種取組みについて説明いただく機会がありましたので、紹介いたします。

■選択と集中
この企業の強さは、なんといっても『徹底したコスト削減とIT化』による選択と集中です。

通常のホテルにあるはずの電話、ルームキー、冷蔵の飲料等、不要な設備は排除し、「チェックアウト」自体をなくすことで、最小限の従業員でまわすしくみです。
ターゲットを明確に絞り、余計なサービスをなくす為に多少の不都合を受け入れるところがポイント。

競合のバジェットホテル「東横イン」もほぼ同じ値段ですが、電話は置いてありますし、部屋の鍵もふつうのルームキーなのでチェックアウトも健在です。

また、スーパーホテルの無料朝食は総じて評価が高く、ここにも選択と集中の効果が現れています。
(実際、とても美味しいです)

■高い顧客満足度をうみだす仕組み
ホテルの支配人(オーナー)は、業務委託契約を結んだやる気ある夫婦やカップル等の「ベンチャー支配人」で、ここが原動力。
報酬も高く、あえて期間を4年で区切り、やる気のある人材を集めることに成功しているようです。

本社指導の研修や、「ゴールド作戦」に代表される接客教育を徹底して全支店の品質を維持しているところはさすがです。
ここでもIT化を徹底し、評価のランキングを公開して競争させるしくみがうまく機能しています。

企業訪問させていただいた大阪湯元ホテルの接客は完璧で、入店すると「おかえりなさいませ」と出迎えられるのはちょっと気恥ずかしい感じもあります。。。

■ぐっすり眠れる
快眠できない場合は宿泊費を返金する「品質保証制度」の一環として「枕をじぶんで選ぶ」というシステムは非常にうまいと感じました。
「カンブリア宮殿」で山本会長自ら語っていましたが、「客が自分にあう枕を選べる」ということ自体が快眠につながることは勿論ですが、それ以上に「自分で選んでいる以上文句を言いにくい」という効果があるとのこと。
たしかに。。。

その他、詳細な取組み内容や事例の紹介など、興味ある方は、↓この本をご一読ください。

稼働率89%、リピート率70% 顧客がキャンセル待ちするホテルで行われていること―スーパーホテ.../峰 如之介
¥980
Amazon.co.jp

今回の企業訪問で「生産性と品質を両立する好事例」を学ぶことができました。
また、経営品質賞の評価軸なども、私の業務にも参考になることが多々ありました。

今回も最後までご覧頂、有難う御座いました。

おはようございます。官兵衛。です。


昨日、近畿の製造業の売上が減少していることを書きましたが、

百貨店も同じように苦戦しております。


JR大阪駅が新しくなり、三越伊勢丹がオープン、大丸が増床、阪急百貨店も売り場面積を3倍に改装中など、「大阪デパート戦争」と呼ばれたりもしていました。


三越伊勢丹がオープンして6カ月ほどになりますが、早くも年間の売り上げ目標を引き下げました。


しかも、当初の550億円から350億円と約4割の減少です。


東京の一極集中が進む中、久々の大阪での大型投資となった百貨店ですが、寂しい限りです。


大阪で住んでる以上、大阪を活気ある街にするために協力していきたいです。

おはようございます。官兵衛。です。


11月になりました。

また新たな月の始まり。

今日も新たな気持ちで過ごしましょう。



帝国データバンクの調査によると、近畿の製造業売り上げが、2000年と比べて2010年は約2兆8千億円減少したようです。


ドラッカー教授は、10年以上前から日本での製造業のシェアは減少していくと予測されていましたが、それが現実のものとなってきているように思います。


パナソニックや任天堂などが赤字となるなか、モバゲーのDeNA社は球団を買収するほどの勢いがあり、産業構造の転換が加速しています。


そうは言っても、製造業も手をこまねいて待ってるわけにはいきません。


パナソニックの創業者 松下幸之助さんの言葉に


「道は無限にある」


という言葉があります。


また、福島正伸さんの言葉に


「打つ手は無限」


という言葉もあります。



みなさんは、どんな道に進みますか? どんな手を打ちますか?