来週の予定(2024/6/30~)・・・米ISM景況感、英仏選挙、米雇用統計、etc. | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

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FOREXを中心に、マーケットの鼓動をお伝えします

昨日、ドル・円が161円台前半まで急伸する場面がありました。期末の東京で規模の大きい実需の買いが入ったようです。期末のロンドンフィクスで大きく動くのは、よく目にする光景ですが、東京では珍しいです。
 

東京時間にまとまった実需が入ってきたのをみると、介入期待から買い遅れていたのでしょう。あれだけ、口先介入をすれば、介入が実施され、いくらかは円高水準で手当てができると待っていたのではないでしょうか似たよう状況の財務担当者、まだいらっしゃるのではないかと思います。
 

実需は買い切りになるので、ボディブローのように効いてきます。今後、円安懸念から実需のドルが前倒しで入ってくるようなら、ドル円の上昇に拍車が掛かる可能性があります。ドル円の天井は、まだ上のような気がします。
 

さて、来週ですが、月初め週ですので、米ISM景況感指数や米雇用統計などイベントが多くあります。雇用統計で雇用の堅調さが示されれば、FRBは利下げを急がないとの思惑が広がり、ドルは一段高となる可能性もありそうです。
 

6月30日からの一週間の主な政治経済イベント
—【30日】—————————————————————
中国製造業購買担当景気指数(PMI)(6月)
仏国民議会(下院、定数577)選挙の第1回投票


—【01日】—————————————————————
日銀短観(2Q)
中国財新製造業購買担当景気指数(PMI)(6月)
英ネーションワイド住宅価格(6月)
スイス小売売上高(5月)
仏製造業PMI確報値(6月)
独製造業PMI確報値(6月)
ユーロ圏製造業PMI確報値(6月)
英製造業PMI確報値(6月)
独消費者物価指数(6月)
ナーゲル・独連銀総裁 講演
米製造業PMI確報値(6月)
米ISM製造業景況指数(6月)
米建設支出(5月)

休場:加・香港


—【02日】—————————————————————
豪中銀理事会議事録(6月17・18日開催分)
デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁 講演
エルダーソン欧州中銀(ECB)専務理事 講演
香港小売売上高(5月)
ユーロ圏消費者物価指数(6月)
ユーロ圏雇用統計(5月)
シュナーベル欧州中銀(ECB)専務理事 パネル討論会参加
パウエルFRB議長、ラガルド欧州中銀(ECB)総裁 講演


—【03日】—————————————————————
豪住宅建設許可件数(5月)
豪小売売上高(5月)
トルコ消費者物価指数(6月)
トルコ生産者物価指数(6月)
仏サービス業PMI確報値(6月)
独サービス業PMI確報値(6月)
デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁 パネル討論会参加
ユーロ圏サービス業PMI確報値(6月)
英サービス業PMI確報値(6月)
ユーロ圏生産者物価指数(5月)
レーン欧州中銀(ECB)専務理事(チーフエコノミスト) パネル討論会参加
ウィリアムズ米ニューヨーク地区連銀総裁 講演 パネル討論会参加
米MBA住宅ローン申請指数
米ADP雇用統計(6月)
カナダ貿易収支(5月)
米新規失業保険申請件数
米貿易収支(5月)
クノット・オランダ中銀総裁 講演
米サービス業PMI確報値(6月)
米ISM非製造業景況指数(6月)
米製造業受注(5月)
米耐久財受注改定値(5月)
ラガルド欧州中銀(ECB)総裁 講演
FOMC議事録


—【04日】—————————————————————
豪貿易収支(5月)
スイス雇用統計(6月)
独製造業受注指数(5月)
スイス消費者物価指数(6月)
英国総選挙

休場:米


—【05日】—————————————————————
日本勤労者世帯家計調査(5月)
日本景気動向指数(5月)
独鉱工業生産指数(5月)
ユーロ圏小売売上高指数(5月)
ウィリアムズ米ニューヨーク地区連銀総裁 挨拶
カナダ雇用統計(6月)
米雇用統計(6月)
カナダIvey購買部協会指数(6月)


※詳細はこちらのサイトで確認ください↓↓↓
https://ing.forexnote.jp/calender.php