<7月2日のポイント>ドル円、短期ならショートも一考の価値 | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

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円売りが止まらない。ただ、徐々に値動きに危うさが出てきたように思う。ドル円、今日の東京時間に161.74まで上昇し、前日の高値を更新した。連日の高値更新であり、地合いは強い。ただ、今日は高値更新といっても一文新値。そして、昨日と違い、いまのところ欧州勢の買いも鈍い。
 

ポイントは、今回の円安を主導してきたNY勢だ。先週、水曜日から日本時間午後11時過ぎからの円売りの仕掛けが顕著になっている。今日もこの時間帯に積極的な買いが入ってくるようなら、まだやる気満々ってことだろう。
 

ただ、昨日はスワップ2日分に関わらず、NY中盤以降は、ドル売りが勝っていた。今日はスワップがゼロ、明後日は米国が独立記念日でお休み、ポジション調整の動きが今夜のNYで出てきてもよさそう。ドル円のロング目線継続に変更はないが、今夜に限って言えば、NY序盤に売りが先行すれば、短期でショートも一考の価値がありそうだ。
 

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