<5月7日のポイント>目先は戻り売り優勢か | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

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FOREXを中心に、マーケットの鼓動をお伝えします

介入で大きく動いたゴールデンウイークも終わり、ドル円相場も一段落と言ったところでしょうか。ゴールデンウイーク明けは、ドル不足になることが多く、ドル円は上昇する傾向があるのですが、今日の東京時間はそのような展開でした。
 

ただ、欧州時間に入ると戻り売りを浴びています。あれだけ、執拗に介入されれば、上値を追っての買いは入りにくいなります。また、あの介入で痛手を受けた投資家も多いので、マーケット自体が痛んでおり、取引自体も減少しているでしょう。短期的には、戻り売りが先行しやすいとみます。
 

一方、中長期的にみると、米債利回りが低下したといっても、また4.46%もあり、日米の金利差に大きな変化はありません。3日の安値151..86や節目の151.00を下抜くまでは、押し目買い意欲は強いでしょう。個人的にも、押したところは拾っていきたいです。
 

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