ドル円が5年ぶりの高値となる116.35まで上昇しました。昨年末からの上昇相場が継続といったところです。ただ、少し気になるのは、昨日の上昇が、東京とロンドンだけだったことです。これが大相場になるなら、NY勢も参戦するのですけどね～。その意味では、今夜のNYは注目です。NY勢が売ってくるなら、116.35が短期の天井になる可能性がありそうです。
また、今回のドル円の上昇は、ドル買いではなく、円売りです。ドルはあまり動いていません。ポンドやオージーの上昇をみると、むしろ売られています。ここからドルが強くなってくれば、ドル円は再度地合いを引き締めることになります。ドル円の上昇の主体が円売りからドル買いに代わっていくのか、注目したいです。
まぁ、相場としては、一度、115円台前半くらいまで押した方が、次の上昇につながりやすいと思います。現状、117円台には特目立った抵抗もないので、115円付近で下値を固めて117円台に乗せれば、2017年1月3日の高値118.60は案外早いかもしれませんね。
しかし、インフレ下での自国通貨の下落は、あまり褒められたものではありません。いずれ株価にも影響が出てくるのではと思っています。
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