1月6日のポイント― バランスシート縮小 | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

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FOREXを中心に、マーケットの鼓動をお伝えします

先月12月14-15日に行われた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公表されました。詳しい内容は、様々な報道機関から流れていると思うので、割愛しますが、議論の焦点は、利上げよりもバランスシート縮小に充てられている感じですね。これは、利上げ以上に株式市場に与えるインパクトは大きいです。FRBとしては、金融正常化を急ぐというところでしょうか。それだけ、インフレに対する警戒感が強まっているということでしょう。昨年の夏ごろまでは、テーパリングの議論すら2022年になってからという感じでしたので、景色が全く変わりました。株のショートも考えてみようと思います。
 

さて、為替相場の方ですが、ドル円は、NY時間に116円台を回復しましたが、今日の東京では再び115円台に沈んでいます。きのうNY勢の動きをみると、115円台は買ってきますが、116円台を積極的には買わないですね。4日の取引も同じような感じでしたので、まだ、116円台はショバ代が高そうです。クロス円が売られている影響もあるのでしょうけどね。
 

ドル円は、116円台前半まで一気に上げてしまったことで、ちょっと手が出しづらくなりました。いまは、支持がどのあたりにあるのか確認をしてから、ロングで作っていこうと思っています。
 

他通貨をみると、オージードルが面白そうです。0.7180をしっかり割り込むと、売りが加速するとみています。3日の下げはダマシとなりましたが、安値更新となれば、売りが出てきそうです。
 

それでは、今日もがんばっていきまっしょう!
 

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