こんにちは
産土神社鑑定士 真壁辰郎です。
東京は朝から
強風が吹き荒れています。
ニュースを見ましたら
春一番とのことです。
本年は立春以降、
二十四節気の日には
とてもダイレクトな
自然の息吹が感じられています。
彼岸入りとなる本日も
多くの人間に
大自然の神々が
今日という日を
伝えたがっているように思います。
会話はキャッチボールです。
人間と人間の間では
相手が投じた言葉を
受け取って初めて
密なコミュニケーションが
可能となります。
相手の目を見て
しっかりと受け取ること。
とても大切なことです。
人間と神さまの間では
言葉のやりとりが
叶いません。
それだけに
神さまが投じられた
さまざまな形のメッセージを
私たちが
感じ取ることが必要となります。
自然現象や身に起こること。
それらの全てに
意識を向けなければなりません。
意識をむけることで
直観力を養うことができます。
人間同士の会話で
相手の目を見て話すことが大切なように
神社参拝において
目をしっかり開けて
正面を見据えてお祈りすることが大切です。
そのような参拝を続けていますと
神さまとの会話に
磨きがかかります。
あなたが伝えたいとこを
より伝えられるようになり
神さまがあなたに伝えたいことを
あなたは受け取れるようになってきます。
神社参拝などにおいて
神仏からのメッセージが
他人をかいして
伝えられることはありません。
本人に必要なメッセージは
本人のみに直接伝えられます。
守護の神仏は
縁ある人間の成長を常に待っており
その成長度合いに応じて
いろいろな形でメッセージを伝え
導きをされていきます。
まだ用意が整っていない人間に
他人が神さまからのメッセージを
伝えたところで
それは意味がありません。
神仏からのメッセージというものは
そのようなものではないからです。
ご本人が成長して初めて
感じ取れるようになるものです。
そこにこそ
大切な意味が存在しています。
神さまからのメッセージを
わかるようになりたい
そういう方が
大勢おられます。
感じ取れるようになるには
まずはその思いを捨てましょう。
普通に外を歩いていて
風を感じ
鳥の鳴き声を感じ
あなた自身の感覚を
同調させていくんです。
地道な訓練ともいえますが
それが楽しめるようになったとき
あなたの参拝の質も
まちがいなく向上しているでしょう。