前立腺生検終了。 | フリーランス翻訳者の 「英語で生きる」

フリーランス翻訳者の 「英語で生きる」

中学校の義務教育課程で英語に初めて出会って40年、54歳にしてやっと英検1級、57歳で全国通訳案内士資格、59歳で国連英検特A級に受かり、そのまま勢いで30年以上続けたのサラリーマン生活に別れを告げてフリーランス翻訳者としての道を歩き始めたおっさんです。

昨日から1日入院で前立腺の生検を受けた。

 

前立腺癌判定の決め手となるのがこの生検で、多いのが腰から下に麻酔をかけ、仰向けになった姿勢で足を開き、肛門の上から前立腺目掛けて十数回(自分は14回だった)針を刺して、細胞を採取するというもの。

 

始める前に医師から、「麻酔担当医師が全身麻酔の方が楽なんじゃないかと言ってるので、相談して決めてください」と言われた。

 

やはり意識を失うことがちょっと怖くて最初の予定通り下半身麻酔にしてもらったが、手術室では麻酔担当医師が全身麻酔やる気満々で

おり、少しだけ揉めた。

 

下半身麻酔初体験だったが、本当に全く感覚がなくなり、下半身付随状態を疑似体験した。事故等で下半身の自由を失った人の味わう衝撃や、車椅子生活の苦労を垣間見られた気がする。

 

生検は日帰りで行う病院もあるらしいが、自分の利用した病院は1日入院。でも、カテーテル経由で血尿がだいぶ出ていたので、結果的に入院で良かったと思う。

 

ベッドを離れるなと言われ、横になっていただけなのに全身に疲労感がある。いつもは入院中でも比較的よく眠れるのに、昨日は余り眠れず。iPhoneの睡眠時間計測アプリを見たら2時間45分だった。

今日から1週間程度アルコールを控えなければならないのが辛い・・・。

 

結果の通知は9/11とのこと。

まだまだ試練はこれから。

 

それにしても、と思う。

 

自分は心筋梗塞で死にかけて以来、ストイックに体調管理をしてきた。

体組成、血圧は毎日測定、2ヵ月ごとの定期検診の数値はすべて正常範囲に収めてきた。Apple Watchに心電図計測機能がついたのを契機に購入し、入浴時間以外は、睡眠中を含め24時間着用して可能な限りの体のデータを収集・確認している。

 

食事にも気をつけ、家では玄米ご飯、肉は極力避けて魚、それも調味料をほとんど使わない焼き魚メイン。毎日レタスを皿に山盛り食べているが、ドレッシングは塩分取り過ぎの気がして、塩をパラパラと振るだけにしてオリーブオイルをかけて食べている。

 

まあ、昼食はどうしても外食になってしまうが、これがいけないのか・・・?

 

でも、しまいに医者から「貧血気味ですね」と言われるまでになっている。

 

強いて言えばアルコールは成人男性標準(1日ビール500ml以内)をちょっとオーバーしている(終末の缶チューハイやワインなど)が、一定以上の度は超さないよう注意し、肝臓関連の血液データはすべて正常範囲に収めている。

 

喫煙経験はない。

 

さらに、自分は無宗教だが、毎晩寝る前には心の中で「神様」に1日生きられたことを感謝し、翌朝も無事目覚められることを祈り、毎朝起きると新たな1日を与えられたことを感謝するようになった。

そうしないとまたあの発作が起きるような気がしたから。

 

それでも、病気になる時はなるのだ。

 

結局、好きなものを飲み食いすることを無理して我慢するより、あまり神経質にならず、「病気はなるもの」と覚悟し、その代わり頻繁に健康チェックして早期発見・対応に努めるのが正解なのかも知れない。