もう10年以上になると思うが、若干の視野の欠けが見つかり、本格的な緑内障に進まないように眼圧を下げる目薬を点眼しながら4か月に1度の定期検診と、年1回の視野検査を受けている。
これまでのところ視野検査では症状の進行はなかったが、先週定期検診を受けたところ、右目に白内障が始まっているとの指摘を受けた。でもまだ急を要するものではないので様子を見ながら手術を考えればいいとの話だった。
これはこれで憂鬱だったが、さらに検診の翌日、急に右目の飛蚊症がひどくなった。若い頃から糸くずのようなものが浮いて見えることはあった。それが、今回はぼんやりした塊のようなものが頻繁に視野を横切り、かなり気になる。それでも、前日の検診で眼底に異常なしといわれていたので、そのうち治まるだろうと思っていたが、5日経っても改善しない。
それで心配になり、急遽診察を受けようとしたが、あいにくその日は定期検診を受けている病院の休診日だった。飛蚊症の悪化はすぐ医者に行った方がいいという知識はあり、翌日まで待つのは不安なので、別のクリニックに行って診察を受けた。
すると、眼底検査をした医師が一言「網膜が裂けちゃってるじゃない・・・」とつぶやいた。念のため左目も見たが、そちらもやはり裂け目があるとのこと。年齢的によくあることだとも言われた。
ショックだったが、やはり急いで診察を受けて良かったと思った。その後、まず右目だけ急遽レーザー手術を受けた(医療区分では「手術」だが、実際は麻酔の目薬を点眼した後、眼底検査に使うのと同じような機具に顔を固定して、眼にレーザーを(私の場合)数十回程度パチパチ照射するというもので、眼の奥に数回、鈍い痛みを感じた以外はほとんど何も感じない)。
心配なので左目もすぐやってくれと言ったが、安全のため別の日にしましょうということで、左目は3日後に受けることになった。
治療を受けて2日経つが、飛蚊症事態は改善せず(それは普通のことらしいが・・・)、老眼と相俟って特に細かい物が見難い。眼が辛いので翻訳の仕事も事情を伝えて1件辞退してしまった。眼が不自由だと気分も落ち込んでしまう。読みたい本はあるが、字を追うのがきついので、ぼーっと配信のアニメやドラマを見ている。
まだまだと思っていたが、急に年齢に追いつかれ始めたような気がする。自分のかつての同僚はまだ会社で働いているが、自分はあのストレスを思い出しただけで、気持ちが萎える。