映像翻訳通学講座申し込みました。 | フリーランス翻訳者の 「英語で生きる」

フリーランス翻訳者の 「英語で生きる」

中学校の義務教育課程で英語に初めて出会って40年、54歳にしてやっと英検1級、57歳で全国通訳案内士資格、59歳で国連英検特A級に受かり、そのまま勢いで30年以上続けたのサラリーマン生活に別れを告げてフリーランス翻訳者としての道を歩き始めたおっさんです。

 ついに懸案だった映像翻訳(字幕)の通学講座に申し込んだ。

 と言っても、1年とか掛けてみっちり学ぶものではなく、2か月5回のコース。

 

 自分はワイズ・インフィニティの通信講座で基礎、実践、SSTと1年半勉強してきたので、その延長上にあるものとして、同じくワイズの「インテンシブ講座」を受けることにした。これは一通り勉強した人のブラッシュアップとして、翻訳とSSTを総合的に学べるとのこと。

 

 自分は通信講座で字幕翻訳の一通りのルールやSSTの使い方も覚えたが、まだ全体的にモヤモヤしているので、総仕上げのつもりで勉強する。今回疑問点をすべて解消して、これが終わったらあとは自己鍛錬をしながらトライアルに挑戦していこうと思っている。

 

 正直、黒字化の目処が立っていない状況での受講料は痛いのだけど、このままでは前に進めないのでやむを得ない。

 

 前にも書いたが、自分の当面の目標(決して「夢」ではなく、「目標」)が、出版もしくは字幕の実績を作り、知人に「○○という本訳しました!」とか、「○○という映画の字幕作りました!」と言うことなのだ。

 

 字幕で仕事が取れるようになったら、その後吹き替えにも挑戦したい(声優さんが自分の訳した台本を読むなんてわくわくする)。

 

 何しろ「60の手習い」なので、人生のタイムリミットが迫る中、のんびりしているわけにはいかない。トム・クルーズが「人間はなんで寝なきゃいけないんだろう。寝なくて済めばその分仕事ができるのに・・・」と嘆いていたが、最近その気持ちが分かる。