7/7(日)の振り返り。
オルフェ産=3着1回
ゴルシ産=2着1回
母父ステゴ=2着1回
母父オルフェ=3着1回
母父ドリジャニ=3着1回
母父ゴルシ=3着1回
今日の馬券圏内 函館=2頭/ 小倉=3頭/ 福島=1頭(小倉6R含めて)
単勝回収率0.0%・複勝回収率37.1% (小倉6R複勝2着払は含めず)
まず一頭入魂勝負馬に挙げていた
函館11R=2着マイネルエンペラー(単勝3番人気7.8倍/14頭)は
まずまず五分の発馬からすぐに手綱を引き中団の後ろに下げて
道中は中団からやや離れた後方5番手を単騎ポツンと追走し
3馬身差離れた前に人気の勝ち馬を見ながら運ぶ展開に
3角過ぎから隊列の内目を使って中団に接近し
4角で大外をマクリ進出する勝ち馬を前に、
ロス少ないように馬群の内を探りながら徐々に位置を上げていき
直線は先に抜け出す勝ち馬を目掛けて1頭だけ追い上げたのだが
馬体を並ぶところまでもいかず2馬身差離れた連対止まりに。
重賞実績もある勝ち馬の道悪巧者ぶりを褒めるしかなく、
この馬も現級上位の地力を示し次走札幌を想定し確勝期してほしい。
小倉3R=3着トレポンティ(単勝3番人気8.4倍/16頭)は
まずまず発馬出て加速利かせ好位4番手を追走し
前の逃げ先行の2頭が軽快に飛ばす流れに、
正面スタンド前でマクリ上がる馬が逃げ馬の競り掛け2頭で
3番手以下を78馬身引き離す大逃げの格好となり
2周目向正面で単騎3番手で3角過ぎから
前のリードを縮め早めに捕まえに行く役割となって先行勢に迫り
直線は伸び切れ味を持った上位人気2頭に交わされて
食い下がったものの馬券圏確保までに。
角6つの長距離戦で難しい立ち回りではあったが、
ロングスパートで良い脚を長く使えたと言える内容。
中京芝2200mでも同様の脚が使えるか展開を味方につけて。
福島5R=4着ピエナフェーヴル(単勝2番人気4.3倍/11頭)は
大外枠からソロッとゲートを出てダッシュもイマイチに最後方から
ゴール版付近で隊列に追いつき後方3・4番手外で1・2角を立ち回り
2角から向正面は先団と後方やや分かれた隊列で進み
向正面半ばから早めに仕掛け中位まで押し上げて
3・4角でも先団からやや離れた位置で追い出し
一気に好位の後ろまで進出し直線は大外からジワジワと伸び脚を使うも
前に勢い良く迫るほどの脚色ではなく馬券圏へ届かず。
デビュー前の調教量はこなすも、馬なり中心でビッシリ仕上げた感なく、
実戦でも追っての伸びもまだ途上の内容だったか。叩いて前進に期待。
函館6R=2着元MyPOGモカラルビー(単勝6番人気11.3倍/12頭)は
スッと発馬出たが最後方に下げるヤルダバオトと共に
無理せず中団の後ろを追走し、先行の2頭が10馬身以上の大逃げに
3番手以下の後続も向正面までは縦長だったが
3角過ぎに一気に隊列が一団に凝縮し
4角でほぼ全頭が横並びになって追い出す展開で
直線は馬群の後ろから間を捌いて追い出しグイグイと伸び脚伸ばし
ゴール前は際どく上位争い迫り襲い掛かったものの
クビ・アタマの大接戦で僅かに勝利に届かず。
デビューからこれまでも4戦で見せ場すら作れてなかったのが
今日は雨で渋る馬場が味方したのか、道悪に臆さない根性を
示してくれた感じ。母も得意とした洋芝でキッカケ掴めたのは確か。
次走も連続好走できるか勝利を掴んでもらいたい。
小倉6R=3着サニーネイチャー(単勝3番人気5.1倍/7頭)は
最内枠からダッシュスムーズに迷いなく先手を取り切って
各馬出脚に差があり縦長の隊列となり前半34秒9のマイペースで
4角で後続の追い上げに引き付けるように立ち回って
直線は内沿いをムチを入れて渋太く粘り込もうとしたのだが
上位2頭の決め手に屈して踏ん張れず人気通りの決着に。
仕上がり早な小柄な馬体でスピードを見せたが
このメンバーだったから前に行けた感じで
頭数増えた未勝利戦で控える形になって戸惑わないか注目。
福島6R=3着ユーティジャーニー(単勝3番人気6.1倍/11頭)は
これも外枠からボコッと出負けし後方3番手から
ダッシュを利かせ中団の外へ押し上げて
加速がつくと気分良く馬群の中を追走し、
4角でも好位集団の後ろに迫って直線はなかなか馬群を捌きながらの
伸びに戸惑っている感じで、ジワリと外へ持ち出して
残り100m切ってから伸び勢いがついたが何とか馬券圏入りまでに。
発馬失敗し序盤に巻き返し流れには乗れていたが
直線の捌きにも若さが見られ学習は必要な感じ。素質の片鱗を見せた感。
函館8R=5着ウインルピナス(単勝2番人気3.7倍/10頭)は
ポンと発馬出て積極的に先行押しハナを楽に取り切りたかったが
外枠の馬に競り掛けられ突っぱねるように先手を主張し
1・2角のコーナーリングで2馬身のリードを取って
2角からは後半までずっと1Fごとのラップ12秒台後半を刻み続け
3・4角で後続が一団になって襲い掛かり
4角から仕掛け追い出し直線向いて振り切りに掛かろうとしたのだが
ラスト1Fでズラッと広がった追い比べで競り落とされると
残り100mは鞍上がまともに追えず手綱引っ張りきりで失速することに。
洋芝での前進に期待したのだが、思った以上に馬場悪化して
タフさが求められては踏ん張りが利かなかった感じに。
この後の札幌開催で前半の綺麗な馬場で内容良化に期待したい。
函館9R=4着パルプフィクション(単勝1番人気2.9倍/12頭)
最内枠からボコッと立ち遅れ後方2番手からだったが
すぐにダッシュ加速ついて隊列の内から先行2番手まで巻き返し
Mオトギが好位集団の外につける中で4角手前から手綱押すも反応鈍く
4角でも隊列の内目でロスなく立ち回り逃げ馬の背後に迫ろうとしたが
追ってからの味がなく後方からの差し追込みの馬たちに
アッサリ交わされて馬券圏からこぼれ落ちることに。
前走同様にダッシュがついての先行力は示したが、
マイペースで運べてない分踏ん張りが甘くなった感じ。
行き切ることを条件にダ1200m戦でもメドを立ててもらいたいもの。
小倉12R=3着元MyPOGヴィヴィッシモ(単勝4番人気6.1倍/9頭)
ポンと発馬出てすぐに後方に下げ中団の後ろを進み
前が329mpの速い流れで飛ばす流れに
無理せず後方で構え3・4角中間から隊列の外を通って
好位へ押し上げて直線は大外から伸び脚を使い
先に抜け出した勝ち馬を追ってジワジワと差を詰めようとしたが
2着争い3頭の競り合いで思いのほか伸びきれず。
休み明け馬体重10kもやや余裕残しだったか、
初の芝6Fもやや追走忙しく、本来の適性芝1400mを使うために
この後の中京・新潟へ向けてのひと叩きのレースだった感じ。
次走こそは勝利を期待して馬券も勝負したい注目馬候補に。
そして重賞
小倉11R=14着ブルーサン(単勝6番人気27.9倍/16頭)は
外目の枠からガシガシ手綱をして先手を主張しゴール板付近で行き切り
1/2角でもペースを落とさず2馬身のリードを取って
縦長に大きく広がった隊列を引っ張り4角手前から勝ち馬が一気に迫って
交わされると直線向いて少しは抵抗しようと踏ん張る素振りを見せたが
残り1Fでは完全に力尽きた感じでズルズルと後退し完敗。
序盤に逃げ主導権を奪い切るまでやや手こずったこともあり
ハナに立ってもハイペースで運んだが古馬相手の馬たちも
追走楽についてこられて、後続を攪乱させるまでには至らず。
今日はこの相手ではまだ厳しかったか。
このあと3歳限定の新潟・レパードSもあり今日の経験を糧として
次は後続を翻弄させるラップの刻み方をする可能性も秘めているかも。
今日は残念ながら勝利ゼロに終わってしまいましたが。
確かな適性を見出す馬も居たり、次へ向けて感触掴めた馬もいたりで
まずまず納得いく内容の馬も少なくなかった気がします。
さて来週は早くも函館の最終週。そして土日にその函館で重賞2つがあります。
土曜に函館2歳Sに開幕週2日目の新馬戦を勝ったエメラヴィが挑戦します。
そして日曜の函館記念に3歳馬キャプテンンシーが登録しています。
どれくらいやれるのか2頭とも出走枠に入ってもらいたいですね。
来週もゲリラ集中豪雨や猛暑の超高温など天候不順が続きそうで
そんなタフなコンディションでこそ奮闘するステゴ血の躍動に期待しましょ!