6月らしからぬ、良い天気が続いています。
先日まで、朝のみなとみらいは爽やかな海沿いを歩いていたのですが、
暑い。。
朝8時前でも汗だくでした。
涼しい建物内を通る季節になりました。
人が多くてあまり好きでは無いのですが。
夕方は運動不足解消に、歩きなさいと言われているので、遠回り。
コスモワールドの北側を通り、World Porters側へ向かいます。
いつもと反対の、北側からの景色。
横浜World Portersを抜けて、赤レンガを横目に南に下ると・・・
ランドマークタワーと隣のビルの間から、夕日。
横浜市役所を通り抜け、歩道橋で桜木町方面へ。
右手には・・・
運河を挟んで東回りに、ランドマークタワーを見ながらぐるりと回ってきました。
良き運動、兼、散策になりました。
さて、長くなりましたが本題。
夜な夜な、地道に加工していたストラトのネック用のナットがようやく完成しました。
後はギターに組み込み、実際に弦を張ってから、弦を収める溝の調整になりますので、一旦ここまでです。
なかなか地味な作業ですが、ナットもギターにとってはかなり重要なパーツですので、加工工程を紹介したいと思います。
現在、Fenderでもナットは樹脂系となっています。
これは、弦の滑りを良くしてチューニングの狂いを少なくするためと聞いていますが、音としては硬くて軽い牛骨が好まれる様に思います。
と、言うことで、今回は牛骨ナットにします。
最初は、切り出されたブロックの状態です。
かなり以前に購入してストックしていたもので、20年くらいパーツ箱で出番を待っていた様に思います。(笑)
最近は、半分加工済みの物も結構販売されていますね。
サイズは幅44x高さ6.5x厚み3.3
取付けるネックはこちら。
トラ杢の、メイプルワンピースネックです。
先ずは平面に置いたサンドペーパーで厚みを削り、ナット溝にピッタリ入るようにします。
サンドペーパーは360番です。
あまり目が細かい番手だと、削るのに非常に時間がかかりますので、400番前後を使う事が多いです。
ナット溝は3mmジャストでした。
ここは削り過ぎるとグラついたり、傾いたりして音痴の原因人もなりますので、ノギスを使って各部の厚みを確認しながら慎重に削ります。
差込むと遊びも無く、ピッタリ収まる様に加工。
次に底面を決めてフラットを出してから、ネックのナット溝に挿入した状態で、ネックの幅を現物合わせでマーキングします。
後々に方向が分かる様に上部角にもマーキングしています。
両サイドを削って幅をネックに合わせます。
横幅調整完了。42mmです。
次に弦を受ける上面を加工しますが、その前に指板のRを確認しておきます。
240Rですね。
ナットの上面を240Rに削ります。
もう少し低くても良いのですが、下げるのは後からでもできますので、一旦この高さとします。
次に、上面に弦溝を浅く付けて全容を確認して行きますが、先ずは溝の位置出し。
軽く鉛筆で罫書き、そこに最も細い0.09のナットファイルで溝切りして位置決めします。
更に太いナットファイルで順に軽く溝切りします。
この時に、微妙な間隔を溝切りの幅の中で調整しています。
更に、両端上部の角に手が当たっても痛くない様にRを付け、上面のヘッド側の角も少し落として完成です。
何度もナット溝に装着して形状を確認し、少しずつ加工しますので、非常に繊細で時間のかかる作業です。
ベルトサンダーもあるのですが、最近は出番がありません。
もっと大きいブロックから削る場合などは重宝するのですが、今回はサンドペーパー1枚で済みました。
このネックはナットが出来れば、いよいよギターとして組上げに入りたかったのですが、塗装の欠けが見つかり、修正するかどうか思案中です。
さて、調さん
6/23(日)の関東バトントワーリングコンテストに向け、いよいよ大詰めです!
ほぼ男子が参加しない、あの種目にも参戦予定です。
そう、ソロストラットです!
そして世界大会の壮行会もあり、演技披露の予定です。
お時間がある方は、千葉ポートアリーナまで!
当日券あります。
そうそう、6/23(日)には、u-takの小学校の同窓会もあります。
卒業20年後のタイムカプセルを開けたのが32歳の時ですので、そこから更に2*年ぶりだと思います。
恩師の顔や懐かしい同級生の顔が見たくて、なんと千葉ポートアリーナから、Webでリモート参加の予定です~(笑)
便利な時代になりましたね。
では、また。
u-tak