RE/F-TECH の足あと by u-tak

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RE/F-TECHとは、ビンテージ、アンティークをこよなく愛するミュージシャンu-takが、
旧き良きギター、アンプを中心に、修理、カスタムする小さな工房である。。。
子供たち(子役)の成長記も、ぼちぼちとお届けします。

U-TAK Official Web Site 出来ました!
「ブックマーク」の「U-TAK Official Site」からリンクしています!

期変わりで、めちゃくちゃ忙しいです。

もう少しすれば、落ち着くのだろうか・・・

 

修理も進めつつ、開発も、研究も、あのプロジェクトも、

何とか少しずつ進んでいます。

 

そのうち、ご報告できると思います。

 

 

 

さて、本題。

これも時間が経ってしまいましたが、PU(ピックアップ)修理時のコイル解き、コイル巻き時のガイド板を製作しましたのでログに残します。

 

簡単なものですが効果は大きく、重宝しています。

完成したのもは下の写真のPUのベースプレート周囲の円板。

PU修理用ガイド板でコイル巻き作業

これが無い時は、コイルを解く時に回転に勢いがつくと巻き上げが追いつかず、緩んだコイルがPUのベースプレートと下の板の間に入り込んでしまう事がありましたが、これで解決です。

 

参考に、過去の修理の内容が分かる比較的最近の記事はこちら。

 

 

このガイド板は比較的簡単に作成が可能です。

 

先ずはホームセンターなどで、暑さ2.5mmの発泡ボードを買ってきます。

木の板やプラ板でも良いのですが、加工のしやすさと重量面で、発泡ボードが良いかと。

 

ベースプレートの厚みが約2.5mmですので2.5mmがBESTですが、無ければ2mmでもOKかな。PU修理用ガイド板と円切りカッター

これをPUより大きいサイズで丸く切り抜きます。

u-takは円切りカッターを使用しました。

円形カッターと発泡ボード

ピックアップの中心の穴と円切りカッターの中心穴を合わせて、PUのベースプレートの形状を罫書きます。

PU修理用コイル巻きガイド板

切り抜きます。

PU修理用ガイド板

こんな感じです。

PU修理用コイル巻きガイド板

では早速、ストラトPUのコイル解き。

PU修理用ガイド板とギターピックアップ

こんな感じでSETします。

あ、このPUは1972年製ストラトの物ではありません。念のため。

PU修理用ガイド板でコイル巻き作業

コイル解きもスムーズです!

ギターPU修理用ガイド板と巻き線

と言うことで、これ以降、コイル解きの時にはこのガイド板を使用し始めましたが・・・

コイルを巻く時にも、少し気を抜くとベースプレートと固定板の間にコイルが入ってしまいますので、このガイド板が役に立ちます。

 

1972年製のストラトPUを修理している途中に気付き、ガイド板を装着!

巻き始めの写真は撮り忘れ、1000ターン。

PU修理用ガイド板でコイル巻き作業改善

2000ターン巻き込み。

PU修理用ガイド板とコイル巻き

3000ターン

PU修理用コイル巻きガイド板とタイマー

4000ターン

PU修理用ガイド板とタイマー

5000ターンは撮り忘れて6000ターン

PU修理用コイル巻きガイド板

7000ターン

PU修理用ガイド板とコイル巻き作業

全て巻き戻して7827ターン

PU修理用ガイド板と巻き線数カウンター

ポッティング

PU修理、ポッティング作業の様子

完了です!

ギターPU修理用ガイド板とコイル

この後、ずっとガイド板は使っており大変重宝しています。

トラブルが減り、作業効率もup!

今後の修理記事には、登場すると思いますよ。

 

 

 

 

では、また。

u-tak

調さんは独り暮らし、何とかやっている様です。

いろいろ工夫して住みやすくしたり、料理もしている様です。

買い物はどこが安いとか、家電はどこで買うのが良いとか言っています。

 

移動手段はアルバイトして、電動自転車を買ったそうです。

色々と出演の話は頂いている様ですが、大学の単位取得と相談しながら、無理せずと言う感じです。

 

バトンもレッスン時間が拘束される団体は当面難しい状況です。

個人やペアを中心に、かつ時間と相談しながら種目を絞って取り組むことになる様です。

 

とか言いながら、バイト先での技能のコンテストがあり、エリアの代表に残ってしまい・・・

ちょっとバタバタしていた様です。

まあ、何でも器用にこなすところが調さんの良い所なのですが。(笑)

 

 

 

さて、本題。

OVATIONの1613 ステレオ出力のエレガットが出力異常とのことでメンテをさせていただきました。

ログに残しておきます。

OVATION 1613エレガットギターのメンテ

ステレオ仕様ですがモノラルに改造されており、更に1,3,5弦の出力が低い。

Ovation 1613 エレガットのジャック部分

VolとToneのつまみを外し、プリアンプをボディー内から引き出します。

エレガットのつまみと出力端子

プリアンプの固定はPOTのナットのみです。

OVATION 1613プリアンプ内部の改造歴

ステレオPUの出力が1つにまとめられています。

OVATION 1613 エレガット PU出力調整

OVATION 1613エレガットのプリアンプ修理

恐らく1982年に改造を施した人の名前がテプラ?で貼り付けられています。

プリアンプ本体を確認。

OVATION 1613 プリアンプ修理

オリジナルで特に改造された形跡はありません。

Ovation 1613エレガット基板、ステレオ出力

この状態で出音をチェック。

OVATION 1613ギターのステレオ出力修理

プリアンプの増幅度を調整するトリマーを左右のチャンネルで調整してみたが、やはり1,3,5弦が小さい。

プリアンプの両チャンネルの増幅度は同レベルに揃えておきます。

 

PUの出力をステレオに戻します。

OVATIONエレガットのステレオ出力修理

部品在庫の都合でステレオミニプラグを使用していますが、両チャンネルともモノラルで使用。

OVATION 1613 ステレオ出力 メンテナンス

PU出力とプリアンプ入力の組合せが分かるよう色の違うテープでマーキング。

OVATION 1613 プリアンプ修理

これにより、出力もステレオとモノラルが使えるように戻りました。

 

この状態で出力状況をチェックしましたが、入力を入替えても1,3,5弦が2,4,6弦より小さいため、PU出力に差があると判断します。

これはピエゾPUの経年劣化によるものと思われます。

 

ピエゾ素子は簡単に言うと、金属板の上に圧電セラミックが焼き付けられています。

その圧電セラミックに圧力が加わり、その強弱を電圧の変化、音の信号として出力します。

 

セラミックとは、これまた簡単に言うと陶器のような物です。

圧電セラミックには弦のテンションが絶えず掛かっているため、いつかは割れてきます。

今回の様に1,3,5弦側の出力が弱いと言うのも、圧電セラミックに微小な割れが発生してきていると推測されます。

 

ですが、このステレオPU、もう交換部品がほとんど流通していません。。

と言うことで、今のこのPUで使える状態に近づける方法を考えます。

 

で、出力の高い2,4,6弦側の音量を下げてバランスを取るため、出力ラインに1.5MΩの半固定抵抗を入れてVolを下げることにします。

OVATIONエレガット 1613 メンテ部品

音量調整後、絶縁テープで保護。

ギター修理:OVATION 1613 ステレオ出力改造

5弦と6弦の音量バランスを目安に調整した結果、1弦の音量とアタック感が大きめに出力する状況となりました。
また、3弦がやや小さいなど、他のポジションでも各弦で音量のバラツキがあります。

OVATION 1613ステレオ出力改造エレガットプリアンプ

PUを取り外し、異常の有無や改善点を確認。

Ovation 1613 ギターのブリッジとピックアップ

オリジナルのシムが2枚。

エレガットギターのピエゾPU修理

PUの配線および裏面に異常や改造はありません。
この状態で出力をチェックしたが配線を触っても変化は無く、出力バランスはPU自体か取付けの問題であると判断しました。

エレガットのピエゾPU修理、バランス調整

ブリッジのPUが入る底面に細かい突起や異物があったため平滑化すると、各弦の音量バラツキが少し改善しました。

OVATIONエレガットの弦とブリッジ

それでも未だ1弦の音量とアタック音が強く、ここだけバランスが悪い状況です。

恐らく1,3,5弦側のピエゾ素子の劣化は1弦と3弦の間で発生していて、1弦部分は比較的状態が良いのだと推測れます。

何とかバランスを少しでも改善する方法を考えます。

 

改善検討するため硬めのゴム板でシム板を作製してみました。

下の写真の一番左です。

狙いは1弦のアタック音の緩和です。

エレガット用シム板3種

ゴム板を柔らかくすると音の吸収は良くてバランスがとりやすいかもしれませんが、柔らかいと力が掛かった部分が凹んで圧電セラミックが割れる要因となりますので、硬めのゴム板を選んでいます。

 

下にオリジナルのシム板を1枚入れ、上にゴム板を入れてPUを取付けると、全体に出音のエッジが丸くなり、クラッシックギターらしくなりました。

各弦のバランスも更に少し改善し、1弦のアタック感が大きいのもやや改善しましたが、バランスとして1弦の音量が大きいのは残ってしまいした。

 

なお、下にゴム板を入れ、上にオリジナルのシム板を入れた場合は、若干1弦のアッタク感が強めに戻る傾向でしたので、最終的にはゴム板を上に入れています。

 

このPUのコンディションではこれ以上の改善は難しく、ここまでとさせていただきました。

OVATION 1613 エレガットギターのメンテ

以上でOVATION 1613のステレオ出力のメンテ修理は完了です。

 

 

OVATIONは若い頃に1617をメインで弾いていました。

ガットでは無くてエレアコでしたが、外観がこの1613とほとんど同じで懐かしい感じです。

 

 

あ~、また音楽も創りたくなってきました。

やりたい事はたくさんありますが、とにかく時間を作らないと、ですね。

 

 

 

 

 

 

では、また。

u-tak

シルバーWeekも後半戦。

昨日までの台風が噓のような、晴天の一日でしたね!

 

台風で被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

それでも今日と言う日を少しでも楽しく過ごせます様に。

 

で、どこかに出かける予定もありませんでしたので、踊る大捜査線N.E.W メトロポリスを駆け抜けろ!を観てきました。

エンタメとしては見やすくて、笑いもあり、面白かったですよ。

 

 

さて、本題。

BOSSの80年代のコンパクトエフェクターDM-2とOD-2のLEDが点かないとのことで修理依頼をいただきました。

DM-2が1981年、OD-2が1985年発売です。

 

早速、9V電池でチェックすると・・・

BOSS DM-2 エフェクター修理

DM-2のLEDは点きます。

 

OD-2のLEDも点きます。

BOSS OD-2 Turbo Over Drive エフェクター

依頼者に聞いてみると、ACアダプタだとLEDが点かないと。。

なるほどね。あれです!

 

詳しい人はご存じだと思いますが、この時代は非安定化のACAアダプタだったため、現在の一般的な安定化電源に対応するには改造が必要です。

一応RolandはDM‑2もOD‑2も、PSAアダプタでの動作を保証している様ですが。。

https://www.rolandus.com/assets/press_media_resources/ACAdapterGuide.pdf?utm_source=copilot.com

 

非安定化電源では無負荷時に電圧が高く、負荷がかかると下がるため、エフェクター側もそれに対応できるよう降圧+保護の回路が入っています。

具体的にはACAアダプタでは無負荷時には12V程度かかるため、9Vに降圧する抵抗と、逆流防止のダイオードが入っています。

 

ここにPSAアダプタなどの安定化電源を繋ぐと9V → 約 7Vとなり、電圧が低いためLED が暗くなり、音も弱くなる場合がある様です。

 

試しに安定化電源から9Vを入れてみます。

BOSS DM-2 エコーペダル rusak

DM-2は微かに点いていますが、ほぼ消えています。

音は問題無く出ています。

 

OD-2もかなり暗いです。

音はやや暗いと言うか張りが無い様な気がします。

BOSSエフェクターDM-2 OD-2 LED点灯改造

と言うことで、RolandのPSAアダプタ(9V 安定化電源)に対応できる様に改造します。

 

先ずはDM-2から。

BOSSエフェクターDM-2、OD-2のACアダプター修理

裏蓋を開けます。

BOSS DM-2 OD-2エフェクター修理用基板

回路基板の一部をショートして無効化します。

BOSS DM-2回路基板とジャック

指で示している所、3番と4番のハンダポイントをショートしています。

BOSS DM-2/OD-2 ACAアダプター改造

9V安定化電源でもLEDが点灯するようになりました。

音はほとんど変わりませんでした。

BOSS DM-2 エフェクター LED点灯

続いてOD-2。

同様に裏蓋を開けます。

BOSS DM-2 OD-2 エフェクター基板改造

指で示している部分をショート。

縦に短いスズメッキ線が入っている所です。

BOSS DM-2/OD-2改造、ハンダ箇所

こちらも9V安定化電源でLEDがしっかり点灯するようになりました。

BOSS OD-2 ギターエフェクター 改造箇所

OD-2は9V安定化電源からの給電の場合、改造後に少し出音のエッジがはっきりした様な気がします。

 

以上でDM-2、OD-2のPSAアダプタ対応化は完了です。

この改造については色々な人がWeb上でも紹介していますので、調べてみてください。

 

 

 

さてリアルでは、ようやくOVATIONのチューナープリアンプOPTIMAのチューナー電源が切れない問題が解決しました!

お盆から着手して、色々調べながら1.5か月くらい掛かってしまいました。。

こちらも同じ症状で困っている方も多いと思いますので、依頼者様がOKくだされば紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

では、また。

u-tak