RE/F-TECH の足あと by u-tak

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RE/F-TECHとは、ビンテージ、アンティークをこよなく愛するミュージシャンu-takが、
旧き良きギター、アンプを中心に、修理、カスタムする小さな工房である。。。
子供たち(子役)の成長記も、ぼちぼちとお届けします。

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今日は福生まで、楽器をお届けにちょっとドライブ。

長男が一緒に行ってくれました~!

 

渋滞もあるし、誰かが一緒に行ってくれると、納品ドライブもまた楽し。

 

 

 

さて、少し間が空いてしまいましたが、GIBSONのステッカーナンバードPAFの修理の続きです。
前回は、スラッグ側のコイルの断線部を見つけたところまででしたね。

 

 

ここから、コイルの断線端に、解いて回収したオリジナルのコイルを接続して巻き戻して行きます。

 

コイルの接続部はコイルと同じ様に巻くことが出来る程度の太さで、しっかりと接続し、表面をエナメルでコーティングして絶縁します。

断線したコイル線、導通チェック

いつもの手回しのコイル巻き機にSET。

GIBSON製PAF修理、コイル巻き戻し

ここで、接続部の導通をチェック。

PAFコイル巻き直し、抵抗値確認

コイル全体で3.9kΩ、適正です。

 

ここから、コイルを解いた時の記録を出来るだけ再現する様に巻き戻して行きます。

ギターピックアップ修理のコイル巻き機

アジャスト側の時と同様に、テンション緩めでラフに巻きます。

また、全体にコイルの巻きが偏っていたため、それも考慮して巻き戻して行きます。

 

1000ターン巻き戻し。

GIBSON製ピックアップ修理:コイル巻き戻し

2000ターン突破。

ギターピックアップ修理:コイル巻き直しと抵抗値測定

3000ターン突破。

GIBSON PAF修理:コイル巻き戻しと抵抗値チェック

4000ターンも突破し、巻き終わりは4780ターンでした。

ギターピックアップコイル巻き戻し、4780ターン

解いたターン数が4755ターンでしたので、25ターン増です。

GIBSON製ピックアップコイルの修理作業

良い感じです。

 

コイルを少し斜めに巻いてコイルの偏りをある程度再現しましたが、元はもう少し偏りが大きく若干おとなしめとなりました。

GIBSON ステッカーナンバードPAF 修理

抵抗値は3.9kΩで問題無し。

マルチメーターでギターピックアップの抵抗値を測定

コイル外周の保護テープは、オリジナルのテープに粘着性が残っていたため、オリジナルを元通りに巻き戻し。

GIBSON ステッカーナンバードPAF 修理

テープを剥がすと表面にひび割れが発生するため、アルコールで軽く叩いて目立たなくします。

GIBSONナンバードPAFコイル修理箇所

抵抗値を再確認。

ギターピックアップの抵抗値測定

そして、ベースプレートに組み戻します。

GIBSON PAF修理:コイルと配線材

Mgが動かない様に固定していたマスキングテープを外して・・・

GIBSONステッカーナンバードPAF修理

裏からビスを打って組み戻し、各コイルからのリード線を間違えない様にはんだ付け。

GIBSONナンバードPAFの断線修理

GNDのハンダ範囲も、元以上に広がらない様に注意して取付けしています。

 

接続部もオリジナルのテープで保護してコイル間に押し込んで収納。

GibsonナンバードPAFのコイル修理完了

元通り幅10mmの短く切れたテープをスラッグ側へ貼り戻し(矢印)。

本来はこれがアジャスト側まで延びていたと思われますが、スラッグ側コイルのR先端の辺りで切れています。

GIBSONステッカーナンバードPAF修理

推測ですが、元々はアジャスト側まで長いテープが貼られていたのですが、時間と共に、これまた元々はあったPUカバーの内面に貼り付いてしまい、PUカバーを外さえた際に千切れたのではないかと思います。


更に推測ですが、カバーの取り外しを行ったショップがオリジナルと同質のコイル外周用の幅の細い保護テープ(6mm)を持っており、それで補修したのではないかと・・・

 

あくまで推測です。

そんなことを考えるのも、また楽し。(笑)

 

6mmのテープを2枚貼り付けて完了。

粘着剤が乾いている部分はアルコールで粘着剤を溶かして貼り付けています。

ギブソンPAF修理、コイル巻き戻し完了
GIBSON PAF 楽器パーツ 修理GIBSONピックアップ修理中、コイル巻き戻しGIBSONステッカーナンバードPAFコイル修理

抵抗値7.58kΩ at 20.5℃。

ギターピックアップの抵抗値測定ステッカーを保護するマスキングテープは、サウンドチェックや返送時にも剥がれの懸念があるため残しておきます。

Gibson PU修理:断線コイルを巻き戻し
レスポールのテスト機のリアに搭載してサウンドチェック。

ギブソン レスポールギター修理完了

アンプはJC-50に直接続、クリーンのみ、トーンは全てフラット、ブライトOFFで確認。

ギブソンPAFピックアップ修理部分
パワー感はおとなしめですが、枯れ感もあり低音から高音までバランスが良くまとまりのあるサウンドです。


※サウンドチェックの内容は搭載するギターやコンディション、機材により変わりますので、あくまで参考です。

 

今回も無事に修理させていただくことが出来ました。

ブログへの掲載を快く承諾して下さった依頼者様に感謝いたします。

 

 

リアルでは78年製のグレーボビンを修理してますよ~

 

 

 

 

*************

昨日、叔父が亡くなりました。

86歳でした。

いつもニコニコ、優しい叔父でした。

 

小学生の頃、京都の交通博物館へ連れて行ってもらいました。

とても楽しくて、それ以降、SLが好きになりました。

 

藤森神社かな?

お祭りに連れて行ってもらいました。

祭りの舞台で、手から蜘蛛の糸が出るシーンがあって、その紙テープをもらって帰ってお守りにしていました。

 

良い思い出しか出て来ません。

ありがとうございました。

あちらの世界でもニコニコ、

そしてゆっくりしてくださいね。

 

 

 

 

では、また。

u-tak

6月は長男の誕生日がありました。

何か食べに行こうかと計画していたのですが・・・

カラオケパーティーとなりました!

 

カラオケのパーティーパックに、持ち込みOKなので色々買って。

カラオケで歌う男性、誕生日パーティー

3時間、歌いっぱなし~~~

カラオケで歌う二人とアナ雪の映像

良き時間でした。

 

 

 

さて、本題。

GIBSONのステッカーナンバードPAFの修理の続きです。


前回は、アジャスト側のコイルの修理が終わったところまででしたね。

 

 

スラッグ側のコイルも内部で断線していますので、取り外して修理して行きます。

GibsonナンバードPAFの修理用パーツ

マグネットの位置を動かしたくないと言うご要望をいただいていましたので、マグネットをマスキングして固定。

GIBSON PAFハムバッカー修理、コイル断線箇所

過去に修理されたような形跡ナシ。

GibsonナンバードPAF断線修理部品

裏面。

特に刻印等はナシ。

GIBSON PAFピックアップ修理品

リード線にマスキンテープが貼ってある方はアジャスト側と結線されていたので、分かりる様に印付け。

 

リード線引出し側に幅10mmの外周保護用のテープが残っていましたが、AJ側へ向かうところで千切れています。

過去にPUカバーが付いていて、PUカバー側に貼り付いて千切れてしまったのではないかと推測します。

GIBSON PAF修理:断線したコイルとリード線

外周のテープを慎重に剥がしていきます。

GIBSON PAF修理、断線したスラッグ側コイル

粘着性がそれなりに残っていましたので、テープもオリジナルを再利用することにします。

ギブソンPAf修理、断線コイルの取り外し

粘着剤が乾かない様に、また粘着面に余分なホコリが付かない様に、クリアファイルに挟んだり、貼り付けて保管します。

GIBSON ステッカー ナンバードPAF 修理部品

巻き終わり側のコイル付近にも断線は無く、内部断線ですね。

ギターピックアップの断線修理

コイル解き機にSET。

ギターピックアップ修理:コイル断線確認

ボビン上下間のターン数、巻きの特徴などを記録しながらコイルを解き、断線部位を探していきます。

 

アジャスト側のコイルもかなり傾いて巻かれていましたが、スラッグ側もコイルはボビンの上下間でかなり傾いて巻かれています。

GIBSONピックアップコイル断線修理

ここから、どんどんコイルを解いて行きます。

 

写真では分かり難いですが、コイルを解いて行くと巻きが緩く大きく乱れている部分が多々あります。

GIBSON PAF修理:コイル断線箇所確認

上の写真では左上から右下へゆるーくコイルが流れています。

これは、ボビンの上下端にコイルが引っ掛かって弾かれ、巻き締められる前に次のコイルが巻かれて起こっていると思われます。

 

下の写真ではボビンに右側に、ゆるーくコイルが2本はみ出ています。

GIBSON PAF修理、断線コイルとマグネット

手前の端部のコイルの上側は、写真で言うと奥側に偏っていて、下のコイルが崩れて上側に緩んでいます。

その緩んだコイルがはみ出ている様に見受けられます。

 

そのまま緩んだコイルの上に、その後のコイルが巻かれている感じです。

テンションが強く巻かれていると、もっと巻き崩れるか、もしくはカチカチに巻かれて崩れないため、コイルはあまり強くなく巻かれていないと思われます。

この辺りのコイルの状況は、アジャスト側と同じです。

 

4755ターン解いたところで断線部を発見!!!

ギターピックアップ修理、コイル巻き直し

コイルは全体で5000ターン程度巻かれているため、ほぼ全て解いたのに近い状況となりました。

 

ボビンの下側にリード線の引出し部も見えています。

GIBSON PAF修理、スラッグ側コイル断線箇所

このリード線がある事も、コイルの巻きに偏りがある大きな要因のひとつですね。

 

コイル側の断線端もすぐに引き出すことが出来ました。

GIBSONピックアップ修理 コイル断線箇所

導通抵抗は0.36kΩ。PAF修理 導通測定 0.36kΩ

無事に導通も確認することが出来ました。

 

もう少しでコイルは全て解けるのですが、余計なことはせず、出来るだけ元の状態を確保して修理します。

 

ここから解いたコイルを巻き戻して行きますが・・・

今回はここまで。

 

 

 

2連続の2個目の台風は熱帯的気圧に変わり、天気は良くありませんが大荒れにならずに済みましたね。

 

天気予報は来週も毎日雨続きですが、何とか気分転換しながら過ごしましょう。

カラオケは、雨でもOK!

声を出して発散できますし、お薦めですよ~

 

 

 

 

 

 

では、また。

u-tak

ここのところ、地震が多いですね。

今日は関東でも揺れました。。

 

その上に台風が2連続。

みなさま、災害情報にはご注意くださいませ。

 

 

 

さて、本題。

GIBSONのステッカーナンバードPAFの修理の続きです。

 

前回は、アジャスト側のコイルを3,000ターン以上解いて、断線端が見つかったところまででしたね。

 

 

ここから、解いたコイルを巻き戻して行きます。

 

手回しのコイル巻き機にSET。

GIBSON PAF 修理 コイル巻き直し

コイルを解いた時の記録を見て、巻き戻しの方針を考えます。

ギターピックアップ修理、コイル巻き戻し作業

方針は次の様にしました。
・解いたコイルの特徴より、テンションはコイルが浮かない程度に緩くし、ラフ目のランダム巻きとします。
・ボビンの上下間は記録通りのターン数を再現し、ボビンの上下端は基本10T巻いてから移動。
 

その他の特徴も出来るだけ再現して巻き戻して行きます。

 

巻き戻し1,000ターン突破。

GIBSON PAFコイル巻き戻し作業

2,000ターン突破。

コイル巻き機とタイマー、ギターピックアップ

3,000ターンも過ぎて、、、

GIBSON PAF修理 巻き戻し3,380T

全て巻き戻して3,380ターンでした。

ギターピックアップの巻き戻し3380T

コイルを解いたのが3,381ターンでしたので、ほぼビタビタです。

 

コイルの偏り具合はやや大人しくなりましたが、ここはコントロールできず。

GIBSON PAF修理: コイル巻き戻し

巻き終わり側のリード線を元通り、元の位置に固定。

GIBSON PAFコイル修理、導通チェック

コイル外周のテープもある程度粘着性が残っているためオリジナルを巻き戻します。

GIBSON PAFコイル修理用部品

コイル外周のテープも、出来るだけ元通りに巻き戻し。

GIBSON PAF 修理:コイル巻き戻し完了

このテープの表面には紫外線に反応する塗料が塗ってあるため、普通の紙テープとは質感が違います。

Gibson PAF修理 コイル巻き戻し

出来るだけ綺麗に巻き戻しましたが、曲がりの面には表面の亀裂が発生します。

GIBSON PAF修理、コイル巻き戻し完了

余り目立つ場合はアルコールで軽く叩いて馴染ませますが、よく見ると分かります。

GIBSON PAF修理、コイル巻き戻し

改めて導通チェック。

GibsonステッカーナンバードPAF導通チェック3.72kΩ

3.7kΩで正常です。

Gibson PAF ピックアップ 修理

ベースプレートに組み戻します。

GIBSON PAF修理:ワインディング完了

マグネットを固定していたマスキングテープを外して、、

 

PP(ポールピース)もそれぞれ元のポジションに再装着!

GIBSON PAFハムバッカー修理完了

次にスラッグ側も断線していますので、取り外して修理していきますが・・・

GIBSON PAF修理、コイル巻き戻し作業

今回はここまで。

 

 

 

u-takは相変わらず修理に追われています。。

お待ちいただいている皆さま、申し訳ありません。

 

現在はエレガットのプリアンプ修理を行っています。

最近は面実装のチップ部品のものが多く、修理も難しくなってきました。

サービスマニュアルがある物も少なく、楽器向けの小さな基板なら何とか回路を追って修理するのですが、ちょっと大きな基板になると、、、

もう回路も追いきれません。

 

壊れれば交換、という時代ですね。

ちょっと寂しいですが。

 

と言ってTVをつけると、Toy Story 3・・・

 

 

 

 

では、また。

u-tak