Roland G-77&GR-77B メンテナンス その1 | RE/F-TECH の足あと by u-tak

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旧き良きギター、アンプを中心に、修理、カスタムする小さな工房である。。。
子供たち(子役)の成長記も、ぼちぼちとお届けします。

前回の、世界のカップ麺シリーズはいかがでしたでしょうか?

NISSINの王道Cup Noodle も、米国では0g Fat とかでなくては売れないのでしょうかね~

 

 

あ~ またラーメンを食べたくなってきました。(笑)

 

 

 

さて、RolandのベースギターシンセサイザーコントローラーG77と、シンセサイザー音源GR-77Bをメンテナンスさせていただきましたので、ログに残します。

 

音が正常に出ないので、見て欲しいとのご依頼。

上の写真はベースギターシンセサイザーコントローラーのG-77。

 

下がベースギターシンセサイザーのGR-77B。

ややこしいのでベースコントローラーG-77と、シンセ音源GR-77Bとします。

 

GR-77Bのケーブル接続面。

裏面。

先ずはサウンドチェック、と言いつつ写真がありませんが・・・ 

確かに2弦のシンセ音が強く弾いた時に少し出るだけで、他の弦はシンセ音がほとんど出ません。

 

普通のベースギターの音は出ます。

 

と言うことで、ディバイディングPUの高さチェック。

かなり低めですので、マニュアル通りの高さに調整します。

調整前の写真は撮り忘れ。。 

ブリッジの直ぐ弦側に付いているディバイディングPUの高さはが、かなり低くなっていました。

 

調整後の写真です。

これで、取り敢えずシンセ音が全弦で出る様になりました。

 

しかし、弦とフレットによっては音が滑らかに出ず、息継ぎをするような感じの部分があります。

 

と言うことで、GR-77Bの回路調整も行います。

 

ケースをオープン!

・・・右側の樹脂製の持ち手のネジ留め部のボスが折れていました。

u-takが折ったのではないと思います。多分。


ボス部は樹脂の固定に適した接着剤で固定

この瞬間接着剤は比較的強力です。

 

ただし、樹脂が少し溶けるような感じになりますので、結構長い時間固定しておく必要があります。

瞬間接着倍なのに。。

 

今回は・・・ 15分くらい手で押さえていました。(笑)

 

ここから、サービスマニュアルに従い、各弦のVCF(Voltage Controlled Filter)を調整して行きます。

この調整が、独特です。

 

先ずはVCF調整のための設定をしなければなりません。

G-77とGR-77Bを接続し、GR-77B本体でエディットモードに入り、G-77コントローラーのエディットつまみを回して数値を変更し、所定の条件にします。

 

ここからはオシロスコープが必要です。

いつものポケットオシロが活躍します。

 

モノラルアウトプットの出力波形を、オシロで直接モニターします。

で、その波形が・・・

 

長くなってきましたので、今回はここまで。

 

 

 

 

調さんと妻は、スウェーデンへの航空券と宿泊施設を、無事に3月中に手配しました。

4月に入ると、グイッと価格が上昇しますので。

 

スウェーデンへは直行便が無く、デンマークのコペンハーゲンから列車の旅だそうです。

一緒に行けたらなぁ~

 

 

 

 

 

では、また。

u-tak