昨日は関西方面で雪だった様ですね。
皆さま、大丈夫だったでしょうか?
ご自愛くださいませ。
本日、末っ子Sさんはオーデからのバトンレッスンです。
オーデ対策はK姉さん先生。
u-takの出番は、もうすっかりなくなりました。
嬉しいことですが、ちょっと寂しいような。
色々引退したら、タレントスクールでもやろうかしら、なんて。
さて、Fender Japan製ストラトのメンテ組替えカスタムの続きです。
前回は、ネックの反りの再調整が終わり、フレットの擦り合わせをしてギターとしては組み上がったところまででしたね。
ここから、回路まわりをカスタムして行きます。
先ずはピックガード。
一旦、Fender Japanと思われる黒の3Pピックガードに交換して組み込んでいたのですが、ネジ穴の位置がピッタリとは合わず、気になっていましたので、USA規格の黒の3Pに交換。
POTと5点セレクターSWも新品を準備。
回路は恐らくSonicのトーンブレンダー
全POTでガリが酷く、何度も回転させると中央のトーンPOTは何とかガリが治まったのですが、VolとブレンダーPOTはNG。。
セレクターSWは未だキレイで問題はありませんので、そのまま使用します。
そして、リアPU、ミドルPUの時にブレンダーを上げていくと、急に一旦音が下がり、そこからフロントPUの音が足されていく感じで非常に使いにくいため、RE/F-TECHのオリジナル回路に変更します。
ピックガードを交換し、VOLとトーンPOTは新品のCTS250kΩAに交換。
ブレンダーは500kΩの2連があれば良いのですが、CTSは特注しないと入手難のため、500kΩ回路に。
TONEコンデンサは、RE/F-TECHでは定番のバンプルビーの0.047μFに。
ブレンダー回路については、1月の記事(2月に内容更新している部分)を参考にしてください。
今回、ブレンダー回路は搭載されていたSonicと同じ様に、目盛10の時にシングル、目盛を0方向へ絞って行くとフロントPUの信号がブレンドされていく様にしてみました。
今まではブレンダーレベルが10でフルになる感覚だったのですが、TONEはフル10でシャキッと、絞ると太くと言う感覚でも悪くありませんね。
ブレンダーPOTの抵抗値変化を調整する抵抗も色々試した結果、47kΩが自然な変化で良い感じです。
ここで1点、気になる事が出てきました。
ブレンダーを上げてフロントPUとミドルとリアがハム接続となる時は、ちょっと広い周波数で落ちすぎる感があります。。
そこで、ハムPUでは定番の0.02μFのコンデンサーに交換。
atlas製のオイルコンデンサ、60年代製です。
これが、シングル時でもブレンダー時でも良い感じでしたので、これに決定。
今回の最終的な回路図。
冒頭で書いたピックガードの取付けネジ穴は、Montreuxの黒3Pでピッタリでした!
PUカバーとコントロールノブ3点もFender USA純正の新品に交換。
精悍な感じのギターに仕上がりました。
重量も3.50kgと扱いやすい重さです。
ネックのネックアイロンによる反り調整も、その後の変化は無く問題無さそうですので、これにてメンテ、組替えカスタムは完了です。
サウンドチェックも良好!
過去にVanzandtのPUを扱った印象は、パワー感は出るのですがハイが出難い印象で、ベルトーン好き~ハイテク系には物足りない感じでした。
ですが、今回は狙うサウンドの印象との相性はバッチリ。
見ての通りのルックスですので、ブルース~ロック狙いなのですが、軽量のアルダーボディとの相性が抜群です。
言葉では説明が難しいのですが、鳴りを感じるローミッドに、ギラギラしすぎずスッキリ出てくるハイと言うところでしょうか。
今回も、このままu-takが持っていたいな~と思える1本になりました。
RE/F-TECHカスタムのシールはヘッドの裏面に貼り付け。
RE/F-RECHのカスタムギターも、No.41となりました。
記録を始める前にも5~6本、コンポーネントギターを製作しましたので、通算50本が近づいてきました~
ボチボチと続けて行ければと思います。
先日、長女の宣材写真を撮ってもらいました。
スマホの待ち受けを、それに変えました ←親ばか?
4月から、新たな事務所で新たなスタート!
良いご縁に恵まれます様に。
末っ子Sさんは、「全日本まで後、練習が8回しかない・・・」と。
怪我だけには気をつけて、焦らずに最後の調整をして欲しいと思います。
いつも応援しかできませんが、頑張って~
では、また。
u-tak