Fender Japanストラトメンテ組替えカスタム その③ | RE/F-TECH の足あと by u-tak

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旧き良きギター、アンプを中心に、修理、カスタムする小さな工房である。。。
子供たち(子役)の成長記も、ぼちぼちとお届けします。

今朝は3月もなかばに近いのに積雪~!

天気予報で降るかも、とは聞いていましたが、ここまで積もるとは思っていませんでした。。

 

車のフロントガラスとサイドミラー周辺の雪下ろしをしてから、家族を送迎しました。

朝の時間が無い時は、このひと手間が恨めしいですよね。

 

 

 

 

さて、Fender Japan製ストラトのメンテ組替えカスタムの続きです。
前回は、ネックの反り修正のため、ネックアイロンを行いました。

ネックアイロンの効果を確認し、ネックの調整をするためには、ボディーと組んで弦を張って反りの状況を確認する必要があります。

 

今回はネックをボディーに組むために、ボディーまわりをメンテ&組替えカスタムして行きます。

 

使用する部品はこのベース機の物をメンテし、

こちらのFender Japanのカスタムボディーに組み替えていきます。

なかなか軽量で良い感じのレリックボディーです。

アルダーのセンター2ピースです。

 

先ずはピックガードとジャックプレートを取り外し。

PUはFenderではなく、Vanzandtでした。

フロントが5.6kΩでTrue Vintage、ミドルとリアは6.6kΩでBluesだと思われます。

このPUはこのまま使用します。

 

ジャックプレートも取り外し。

ジャックプレートからメンテして行きます。

先ずは磨いてキレイに。

この時、研磨剤入りの金属磨きを使用すると、メッキが薄くなって色が飛んでしまいますので、面倒ですが表面のザラザラをこすり取る様に磨き上げます。

 

1/3まで磨いたところ。

かなりキレイに復活します。

 

全面磨き上げ終了!

アウトプットジャックもガリがありますし、定番のSwtchcraft製に交換。

配線はBelden8503です。

PUの吊りネジも金メッキが黒ずんでしまっているので交換します。

コントロール系は恐らくSonicのターボブレンダーですが・・・

ガリもあり、コントロールの効きも急峻で使いにくいため、後ほどRE/F-TECHのブレンダーに組み替えることにして、置いておきます。

次はシンクロナイズドトレモロブリッジ。

取外して分解して行きます。

これも、なかなかの汚れ度合いです。

サドルはブラス(真鍮)です。

同様に、金メッキをできるだけ残す様に磨き上げ。

サドルはブラス製ですので、10円玉と同じくキッチンハイターや重曹に浸ければキレイになるのですが・・・

レリック仕様なので、磨くだけにします。

良い感じ~!

ちなみにスチールブロックです。

おそらくFender USA製。

 

これをご依頼のボディーに搭載します。

トレモロスプリングとハンガーも移植。

ネックプレートも移植して、ネックを取付け、取り敢えず弦を張ってネックの反りを確認できる状態にします。

ここで弦を張ってネックの反りを見るか、その他パーツをメンテして組み込むか・・・

迷いましたが、先にパーツをメンテして組み込むことにします。

 

先ほどのPUアッセンブリとジャックプレートを新品の金メッキネジで組込み、ストラップピンも綺麗に磨いて移植。

更に、ストリングガイドもピカピカに磨いて移植。

弦も張って、一旦組み上がり!

なかなか渋いルックスです。

 

弦が張れたので、ネックの反りやナットの状態を確認して、フレットのすり合わせなどの調整を行っていきますが・・・

今回はここまで。

 

 

 

さて、今日はバトンレッスンの無い夜。

送迎もこの後はありませんので、久々にゆっくり弾き語りの練習でもしましょうかね~

 

そう言えば、少し前にYoutubeに「黄昏れ」と言う曲の弾き語りをアップしています。

よろしければ、聴いてみてくださいませ。

 

 

 

 

 

では、また。

u-ak