帰省のロングドライブの疲れか・・・
風邪気味でしたが、ようやく完全復活しました!
今年も出来るだけ色々な事にチャレンジして行きたいですね~
人生は一度っきりですので。
今年も今まで通りの2つのモットーで行きます。
一、犬も歩かなきゃ棒に当たらない!
一、2兎を追うものだけが2兎を得る!
さて、1963年製FenderジャガーのフロントPU修理の続きです。
前回はヨークを取り外したところまででしたね。
前回、コイルまわりの様子を紹介していませんでしたので、じっくり確認しましょうか。
コイルの巻きの偏りが結構はっきり分かります。
PUボビンのTOPプレートの際と、ボビンの下半分に多めに巻かれています。
ちょっと角度を振ったアングルより。
コイルのゲージは後ほどコイルを解いた際に測定し、平均Φ0.067、AWG42です。
70'sより明るい、60'sで良く見られるコイルの色です。
裏面にデイトなどの表示はナシ。
これからリード線を取り外します。
先ずは黒いマイナス線。
ハトメに上面からはんだ付けされています。
はんだコテで黒マイナス線を取り外し。
ハトメに入ったオリジナルのはんだも、コテで温めておいてから素早くトンと手ごと作業台に当てる様にして回収します。
はんだで音が変わると言いますので、ここもオリジナルを再利用します。
が、はんだの馴染みが悪い時い場合、フラックスは使用しています。
白リード線も同様に取り外し。
ここで再度、断線チェック。
ハトメ部分でのはんだ不良では無いことを確かめます。
が、やはり内部断線です。
コイル解き機にSET。
ここから断線部を探りながらコイルを解いて行きます。
PUボビンの上下間を何ターンで巻かれているかと、巻きの偏りを確認しながらコイルを解いて行くのですが・・・
巻き始めから1回もTOPプレート側まで行かない間に、153ターン解いたところで断線部発見。
うむむ。。どこで断線していたのか。
いつもはどの辺りで断線部が出るか注意して見ているのですが、こんなに早く断線端が出るとは思いませんでしたので、油断していました。。
もしかすると、コイルがかなり劣化していて、切れやすくなっているのかな?と思いましたが、解いたコイルを確認しても、十分強度もあり、エナメル被覆のコンディションも悪くありません。
と言うことで、いつもの様に極細毛の歯ブラシでブラッシングして、コイル側に残った断線部を剝がして見つけ出します。
無事に断線端が見つかったので、再度コイル解き機にSETしてコイルを解いて行きます。
が、続けて9ターン進み、162ターン解いたところで断線部が。
今回はどの辺りで断線端が出たか見ていました!
下の写真の白い矢印部、打痕があります!!!
TOPプレートの端にも恐らく一連となるぶつけた跡が。。
1つ目の断線端が下側の白い矢印部で、9ターン解いた2つ目の断線端が上側の白い矢印部で発生していました。
コイル側の断然端を引出して導通を確認しましたが未だ導通は無く、更に断線している様です。
引き続き、コイル解き機にSETしてコイルを解いて行きます。
次はコイルの巻きがPUボビンのTOP側まで行って、下に戻ってきつつある269ターン目で断線端が出てきました。
前回の打痕写真の下の白い矢印部分で再度断線していました。
今回は導通が確認できました。
参考まで、コイルを解いた際の記録紙。
大体いつも、この時点で前述のコイルの径を測定しています。
測定はダイヤルゲージです。(写真ナシ・・・)
5か所測定して最大、最小の数字2つは無視し、中間の3つを平均しています。
今回は、ほぼどこもΦ0.067か0.068mmでした。
ここから、PUを手回しの巻き線機にSETして、解いたオリジナルのコイルを巻き戻して行こうと言う所だったのですが、、、
今度は、PP(ポールピース)のピッチが狭くてストラト用の押さえ金具が合いませんでした。
そこで、PPのピッチを測定。
白リード線が出ている側のTOPプレートが下がっているので、こちらの端のPP間が9.55mm程度と狭いですが、他は10.20ピッチです。
と言うことで、テレキャスターのフロントPUと同じ押さえ治具を使います。
長くなってきましたので、今回はここまで。
次回はコイルを巻き戻し、サウンドチェックかな。
さて、調さんは本日、自由が丘バトンクラブのクラブコンテスト。
先日は何か、バトン関係でロングインタビューを受けたみたいですよ。
そのうち、告知があるかもしれません。
そして、2/4(日)は第49回バトントワーリング選手権関東大会!
4種目に出場すると言っていたような。。
そして奏さんにも動きが~♪
u-takも負けない様に頑張らなければ。。
では、また。
u-tak