今日は、勉強をサボって、全体像の骨格をデザインしておくことに。
もともと、たくさん勉強するのは苦手なので、どうしても安易に要約で済まそうとしてしまうし、寄り道ばかりしてしまうから、仕方ない。
今までも構造主義という言葉(記号)は知っていたが、知っているのと使えるのとは別問題。
いろいろな知識も、憶えていても実際に使えるとは限らないわけで、実践できる程度まで学習しないと学んだ意味がない…
で…、どうやれば成功するかわからなかったから、これまでは試行錯誤を続けてきた。
だが、やっと、やるべきことの骨格が見えた。あとは、しっかりと肉付けするだけ…
この世で議論や対話が上手くいかないのは、お互いの論理の構造を理解できていなかったり、語り合う論理そのものが歪んでいたりするから。
したがって、人の文章や思考の中から、論理そのものを抜粋し、その構造骨格を明らかにすれば正すことができ、正義や善を共有し対立を回避できるはず。
そのためには、見やすく理解しやすいよう、簡素化、骨格化、視覚化したい…
さらに、そのためには、感情や直感と、論理構造とを、分離してしまう必要がある。
で、記号論の本当の意味や意義に辿り着き、記号論理を実践できるよう、いま学習を始めた…
こうした考え方は、知能を、人工知能で、コンピュータにやらせる作業と相似している。
だから、いま素人にも理解しやすい人工知能の本を読み始めた。この本は、私のような記憶容量が少ない人間でも、理解できそうだ。
おうちで学べる人工知能のきほん
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あとは、論理を記号で書き表すことができる必要がある。
そのためには、論理学を実践しなければならない。
それは「論理学の孤独な散歩道」で全体像を把握したいと思っている。
その参考書には、評判が良い次の本を選ぶことにした。
記号論理入門 (日評数学選書)
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そんな流れの中でサピア=ウォーフ仮説と出会ったわけだが、その研究のためにつくられた人工言語ログランというものを知った。その由来は "logical language" (論理的言語) の省略形であるLoglanとのこと。
さらに、このログランから分離派生したロジバンというものができ、自由に使うことができるらしい。
これらの人工言語は、論理と感情とが分離されるよう、どうやら設計されているようだ。
このロジバンを学習するサイト「はじめてのロジバン」があるので、これからめざすことの参考になるにちがいない。
ロジバンはアルファベットでできているが、その述語論理の手法を、漢字とイメージやシンボルで造れば、日本人にわかりやすく図式化できるのではないだろうか?
これらを学習し、実際に実践できるようになれば、言語だけでなくイメージやシンボルも併用して、もっと論理構造を明確にでき、相互理解を促進できるようなプラットフォームが造れるだろうと考えている。
こうした知識やノウハウを結び付け、もっと有意義な論理構造を構築していきたいものだ。
例えば、ワクチンの論理でも、その是否は、明らかだ。
ワクチンには、良いものも、良くないものもあるが、ワクチン自体を否定するのは間違い。
種痘は天然痘を撲滅したし、日本脳炎ワクチンは日本脳炎を劇的に減らした。
ワクチンは、その効果と副作用を天秤にかけねばらならない。
「子宮頸がん予防ワクチン=HPVワクチン」にしても、純粋に、その効果と副作用とを論議し解析しなければ、議論にならないのだ。
発言者を個人攻撃したり揶揄したりすることや、ワクチンに関与したメーカーや医師を批判したりすることは、実際のワクチン接種やその是否とは全く関係ない次元の話し…
それは、国家的政治の是非と政治家の個人生活の是非とは全く関係ないのと同様で、論議したり論考したりする際には、混同してはならない。
なんとかして、今の日本で、この辺りの論考の稚拙さを改善しなければ…、明るい未来を設計することはできないだろう。
まあ…、この方向に科学や社会は進化していくしかないのだが…。
兎に角、この辺りを学習し、上手く繋げて、実際に使えるようにならなければ。