また思い立って過去の記事を読み返していますが、やっぱり、これまで何度も同じ事を繰り返し書いてきました。今回は、プロトタイプが完成するまで中断することなく続けていくことにします。いままで私が使いやすいマインドマップのエディターが無かったので上手くいきませんでしたが、可塑性が高いパワーポイントを使うことで、やっと上手く行くようになっていますから、このまま走り切ってしまいます…
(1)どんな民族でも人の心の動態は同じであり、各々が生活する生活環境に左右されます。生き残ることが難しい世界ではサバイバル精神が優性になり、成熟して相補的な世界ではサクリファイス精神が優性になります。前者は野性的になり、後者は飼育的となり、野良猫と飼い猫のような違いが生じる。民族特有ではなく社会環境に左右される。そして、中国でも、漢の時代、元の時代、文化大革命の時代と時代によって叡智のレベルも人心のレベルも違っており、画一的に一元的に考察はできません。
(2)したがって、言葉や単語の固有名詞が人に与えるイメージを排除し、人心の動態を解析する必要がある。
(3)人心には波動があり周期が生まれるので、その流転の仕方を予想できるツリー構造を提示する。
(4)人の心にある「空箱」がどのように埋められているのか?本人が理解できるような曼荼羅を描く。エニアグラムに収めてみる。
(5)先入観を排除するためにパタンランゲージを利用する。
(6)様々な「発言、記事、コメント」を一個人のタグ付けに集積し、個人の核となるパターンを明らかにする。
(7)「発言、記事、コメント」における感情の状態を明らかにする。
(8)その「発言、記事、コメント」に対して第三者の評価を可能にする。
(9)「証、論、結、%、肯、反」の思考頻度を記録し、理想的な思考バランスへ誘導する。
(10)自他の比較、「自集団」対「他集団」の比較を可能とする。
(11)自分が書いた記事やコメントを定型の中に構造化し、無意識下の如何なる動機に突き動かされているのか?明らかにする。
(12)「人⇔人」の動態を解析し、その人に適した役割を自覚できるようにする。
(13)題、要約、本文、図、写真を折り畳めるようにし小単位で記載できる仕組みを造る。
(14)淘汰を機能させて賢者の集団を形成し集合知を創造していく。
(15)賢者たちが賢い選択を提示し誰でも学習できるような環境を整備する。
(16)パタンランゲージでまとめる。
結論、動機、反論、追認、修飾、論拠、証拠(根拠)
思考の弾幕 ⇔ コンビナトリアル・シンキング ⇔ 可塑性(プラスティック)
この記事には、皆さんから頂いたたくさんのアイデアをまとめていました。
もう一度、じっくり反芻してみなければいけません…
きっとプロトタイプの完成に役立つと思います。
この中ではヒーローズジャーニーを別の角度から見た核心を書いていました。
そう、プロトタイプには境界線の扱いを組み込まなければいけません。
【ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)の流れ】
(1)calling(天命)…天命を聞く
(2)commitment(旅の始まり)…天命に従う
(3)threshold(境界線)…分岐点を越える
(4)guardians(メンター)…守護者が見つかる
(5)demon(悪魔)…試練に遭う
(6)transformation(変容)…試練を自分のリソース(資源)に変える
(7)complete the task(試練完了)…試練を克服し、天命を全うするための方法を見つける
(8)return home(故郷へ帰る)…英雄として帰還する
昨日はカミさんと映画「ルーム」を観てきました。
久しぶりにカミさんの評価も高かった映画でした。
この映画のキーワードの一つが「プラスティック」。
この映画は、誘拐されて監禁された17歳の女子高生が子供を産み、四畳半くらいの狭い部屋で5年間暮らし、逃げ出す計画を実行してやっと脱出する映画です。
そして、その脱出するまでが前半で、その後の後日談が後半という構成です。
この映画では「四畳半の部屋」という境界線から「外の世界」という境界線へと分岐点を越えるわけですが、どこに幸福や平安が在るのか?、どういうことが幸福や平安なのか?、そのことを考えさせてくれる映画です。
自分が創る「ルーム」、それは飼われているモルモットのように、どんな風に暮らすか?で決まっていく…
私たち人間は、私たちの脳の中に、どんな世界を創造(想像)したら「主の平安」に到達できるのか…
今度こそ、そんなプロトタイプ・ソフトウェア(青写真)を構築したいと決心しました。
書きなおしたマインドマップを記しておきます。
追加事項:共感、別離、巡り会い、比較・判断