劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を鑑賞してきましたー。ヽ(=´▽`=)ノ
想像の遥かに上を行く素晴らしい完成度、噂以上の傑作で・・・抱腹絶倒の面白さでした。
太鼓判を3個進呈です。
20年以上前の作品の正統派続編にして、2024年の最高峰の映像と音楽を銀幕のスクリーンで大量に50話分くらい一気に浴びるような興奮の坩堝状態。(Fate HF以来の完成度かと。)
食わず嫌いはもったいないと想うので、ぜひとも鑑賞をオススメしたいですね。(おわり)
<予習の範囲について>
第1シーズンの機動戦士ガンダムSEED(2002年)は、まさに社会現象とも呼べるムーブメントを巻き起こしました。ヽ(=´▽`=)ノ
アニメの内容を忘れている、あるいは初めてで不安という人には、サーガを30分で分かりやすく解説してくれている動画がオススメ。
ゆっくりと喋っているのですが、世界設定の解説としても秀逸。事前に予習しておくと作品の解像度が桁違いに上がるかと。
第2シーズンの機動戦士ガンダムSEED DESTINY(2004年)に余計な説明は不要だと想うので、文字数の節約。(o・ω・o) ←おい。
この解説は永久保存版だと想いますねー。細かい設定を思い返すときに大変助かります。
<以下、読む必要のない文章です>
正統派続編としての熱量が特盛りで、オープニングから出し惜しみは一切なし。ヽ(=´▽`=)ノ
ファンの心の中に、思い出として眠っている記憶を叩き起こしてくれることでしょう。
この既視感はトップガン・マーヴェリック!!
T.M.Revolutionのオープニングテーマは、グッときますね。
戦艦のディテールの密度の濃さ、モビルスーツの重厚感が素晴らしい。
舞台挨拶で監督の話では、続編の構想から18年くらいの紆余曲折があったそうです。(。>﹏<。)
上記の作品ダイジェストの編集の上手さからも伺い知れるのですが。劇場版でも、ゆっくりと感情を伝える芝居が重要視されていて、人間ドラマとして分かりやすく作られています。
作品の構想が練られた西暦2000年の頃は、世紀末の閉塞感・終末感を乗り越えて、新しい未来への希望を謳う社会風潮だったのでしょう。ヽ(=´▽`=)ノ
未来の仮想限界実験装置としてのSF作品での「遺伝子解析による人間の選別」「人間の可能性の操作」というテーマを、子供でも分かりやすく・・・そんなことはないと言い切ったアニメを作ってしまう豪胆さ。(。>﹏<。) 泣いて笑い飛ばしてしまう疾風怒濤のような力強さです。
まあ、極端な喩えになってしまいますが。働き蟻の上位種を作ろうとする女王蟻はいないのではないかな。施政者からしてみれば、国民全てを遺伝子で良くしても採算が取れないと想う。(o・ω・o)
世界の超富豪の人達のお肌がツヤツヤになるとか、少し長生きすることになら出資はあるかもしれないですが。世界的なクライシスになる未来は・・・どうにも実現性に乏しい気もしてしまいます。
私達を取り巻く状況は日々の視点では少しずつ、そして世界全体では大きく変化し続けているので、生きていくためには変化に対応する努力をし続けるしか無いのですよね。
たくさん食べて、たくさん寝て、できる人に追いつくために頑張ることが大切かもしれません。
ひとりでは世界は変えられないというメッセージを言葉ではなく・・・圧倒的な物量の豪華絢爛さで畳み掛けるように描かれる宇宙戦争のラストシーン。
多くの登場人物達が最大限の活躍を繰り広げて、最後に物語をぶっ壊す勢いのフィナーレからの、流れるようなエンディング。
ジェットコースター・ムービーとはこの作品のためにある言葉だと感じました。ヽ(=´▽`=)ノ
壮絶な余韻を残して、物語は幕を下ろしていきます。
最小限しか語られることのないエピローグの数々。ヽ(=´▽`=)ノ 西部劇みたいに心憎いですね。
此処から先の展開は、観る人の想像、または反応に乞うご期待ということなのでしょう。
劇場先着入場特典、劇場物販、パンフレットの全てが完売。3日間で観客動員数63万人、10.6億円の超ロケットスタートで、その心配もいらないかな。20年という時空を飛び越えて面白すぎる役者さんの演技を見る限り、こちらも心配は無用みたいですね。
閃光のハサウェイのときも感じましたが・・・ガンダムの世界は大きくて、圧倒されてしまいますねー。
西川貴教さんのコンサート付き特別上映を期待したいかなと。(閃光のハサウェイの特別上映は、生涯の宝物です。)ヽ(=´▽`=)ノ
そういえば・・・ガンダムファクトリー横浜が2024年3月に完全閉館となるそうです。(´;ω;`)
100年くらい延長してほしい。それでも閉館してしまったら、いつかの花咲く季節の旅行記でも掲載してみたいと想います。(もう1回くらい行ってみたかったけど、休暇が残っていないのです。)