
さて、真打ちの前に、幼なじみの秀雄です。
彼は幼なじみ。それも、お互い「いずれ結婚するのでは?」と思っていたほど、自然な関係。彼は華族でありながら軍人。彼の家は元々軍人として功績を挙げたことで爵位を得た新興の華族なのです。生来の華族はこの新興華族を「成り上がり」と蔑むことも。主人公の母もそのタイプで、この母の華族の見栄によって、両家の関係は破綻。ふたりは、疎遠になるとともに、いつしかお互い憎まれ口を叩く関係に。
この秀雄ルートは、秀雄の初々しさが光るルートです。他が、どこかしらどろどろしていたり、強引だったりしていたことを思うと、彼との恋愛は清涼飲料水のごとく。まじめで、堅気で、まっすぐで純情な秀雄の言動には、
癒されます(・∀・)
まあ、ね。このゲーム。
それだけでは終わらないんですが・・・
↓以下、ネタばれ含みます。
彼は、他のキャラたちに比べると「憂う」点がありません。主人公の家との関係の破綻で、密かに思いを寄せていたと思われる主人公との関係が断絶していたことも、本人としても納得済み。このゲーム内のキャラとしては、恐ろしくまっすぐで、少年の心を持ち続けているような青年です。瑞人お兄さまよりも年上設定らしいけれど、
それは嘘だろ・・・
と、思ってしまう純情っぷり。まあ、瑞人にいさまがスレすぎているだけですか(笑)。
最初こそはツンデレの「ツン」ぶりを発揮するものの、すぐに陥落。
「ツン2:デレ8」いや「ツン1:デレ9」くらいでしょうか?
河原での写真撮影がよかった。この写真、自分が彼らの孫となって、お婆ちゃんの大事にしていた遺品から出てくるといったシチュエーションにぴったりです。容易に寄り添えないぎこちない二人の気持ちの距離が、この直立不動なふたりの立ち位置によく現れています。
微笑ましいかぎり(〃∇〃)
まじめで一途な秀雄ですが、これを手ひどく裏切ると、その純情さが仇となり執着することに。「うそつき」EDは、狂気まじりでありながらも、秀雄の純情のなれの果てともいえる姿にちょっと哀しくて、嫌いになれない。
秀雄に関しては、瑞人ルートのBADでまさかのルートがあります。これは純な秀雄にとっては最悪。
コンプリート後の「おまけ」では
トラウマになってました( ̄▽ ̄)=3
秀雄に同情します。瑞人兄さまってば…( ̄_ ̄ i)
幸せなGood EDもよいですが、「白」EDのせつなさも嫌いじゃないです。好きな人との結婚のため、自らの命を賭けた先で起こる悲劇。ここで、あの写真。ためいきが出てしまう・・・
大正時代の純愛ストーリールート、でした。





