あ・かぺらのつれづれ感想記

あ・かぺらのつれづれ感想記

漫画とアニメとゲーム好きなダメ女のつれづれ感想記

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魔導祖師アニメ版完結編が終わってしまい、早数週間ですね。

毎週サザエさんのごとく「楽しみだけれど見たら休日が終わる」というジレンマに悩まされつつ完走しました。

 

よかった(≧∀≦)

 

いやホント、よくまとめたな、というのが正直なところ。

BL要素をがっつり省いたとはいえ、それでもかなりのボリュームの原作で、謎や伏線をしっかり回収、さらには原作的に

 

ここ!絶対見たい!(≧∀≦)


という部分のほとんどをちゃんと収録。

エピソードの順番の入れ替え、複数回に分かれていたエピソードを1回に、など苦労のあと溢れる編集の中、その辻褄を合わせるためのオリジナルエピソードがまた

 

いい(≧∀≦)

 

例えば酔った藍忘機の奇行を目のあたりにした藍兄ちゃんの一瞬の視線(ww)

 

さらにはBL要素極薄にしたかわりの

 

結婚式仕様(^^)

(そのおかげでかなりの緊迫シーンが若干にやけシーンになってしまいましたが…^^)

 

 

 

また、映像になって、より胸に迫った、温寧一族の「本当の最後」。

。・°°・(>_<)・°°・。

 

数えるときりがないほど。

本当によくできている。

 

強いて言うならば、

 

江澄・金凌をもう少し救ってあげてほしかった(΄◉◞౪◟◉`)

 

アニメ版最終話まで、なんだかんだ口は悪くても江澄は魏無羨を庇ってもいたし、夷陵での魏無羨が死を覚悟した際にも、ともに戦おうともした。

なのに、原作では「和解」とも言える場面が、一人きり…

 

え…孤独( ゚д゚)

 

え??心からの叫び、聞いてあげようよ?

いや、本人が意地っ張りなのも悪いんだけどさ。

そんな生き別れみたいに去らないで…仲直りしよう?

藍忘機の酔っ払いシーン大好きだけれど、そこすこーし削っていいから、

ちょっと振り返ってみて???

主人公二人の幸せエピソード中、江澄泣いてるよ???

 

金凌もね。

まあ、彼の心情を語るには確かに時間が足りないのはわかりますが。

 

と、最終話に若干思いを残しつつも、それでも大満足に終わりました。

 

違いは、ぜひ、原作を読んで!(≧∀≦)

ただし後半がっつりBLですが…

 

本当に楽しみで幸せな時間が終わってしまって悲しいです。でも素晴らしいお話を美しい映像で見せてくれたアニメ化には感謝しかない。また最初から原作を読み返そうかなと思います。

 

同作者の「天官賜福」も原作を読み始めました。今の所、こちらの「魔道祖師」の方が好み。

 

違いは何か?と考えたところ、現時点での「登場人物の人数×掘り下げ」が天官の方はまだ薄い気がする。魔道祖師はむしろ最初から大人数で人物背景も複雑で、覚えて理解するまでは本当に大変だったけれど、それは同時に物語の奥行きであり、彼らの生き様の根幹だったり、複雑に絡み合った人間関係を紐解く面白さでもあった。多くの見えないエピソードが内包されているからこそ、想像の余地があり何度読んでも飽きることのない気づきをもたらす稀有な作品となっています。本当に、興味を持った方にはぜひ原作を見て欲しい、と思ってしまいます。

ただし天官もまだまだ序盤。今後の

 

ビッグラブ(//∇//)

 

を楽しみに続きを待とうと思います。

BLに全く興味のなかったリア友に、あれこれおすすめしていたなか、アニメ「天官賜福」も紹介。もともと中華系の雰囲気が好きだったリア友から逆におすすめされた同じ作者の「魔道租師」に、まんまとハマってしまいました。

 

世界観については以下、Wikiより

「古代中国を背景にした世界観。この世界では妖魔や邪鬼が跋扈し人々を脅かしている。それらを退治する人間が修士である。修士たちはそれぞれ違う一族に属しており、それらを「仙門百家」と呼ぶ。中でも特に優れた仙門が雲夢江氏(うんむジャンし)、姑蘇藍氏(こそランし)、蘭陵金氏(らんりょうジンし)、清河聶氏(せいがニエし)、岐山温氏(きざんウェンし)であり、世の秩序はこれら五大世家によって統治されていた。 」

 

主人公:魏 無羨(ウェイ・ウーシェン)は、もとは優秀でありながらも天真爛漫で奔放な明るい性格をしていたが、邪道と呼ばれる「鬼道(死体を操ったりする)」に手を染め、やがて「夷陵老租(いりょうろうそ)」と呼ばれ恐れられる存在となる。五大世家のうち圧政を強いて非道を繰り返す岐山温氏(きざんウェンし)討伐に多大な功績をあげたものの、やがてその脅威から自らも討伐される運命をたどる。その死の13年後、とある青年によってその魂がその青年のもとに蘇る。かつての学友や義兄弟との再会に戸惑いながらもある妖魔事件を共に探っていくが、やがてそれは13年前の出来事につながっていき…という話。

 

BLです(キリッ(`・ω・´))

 

ですが、この世界の持つ壮大な世界観、悪逆非道な温氏との戦い〜魏 無羨討伐までの悲劇も丹念に描かれ、BL要素なしでも十分堪能できる物語となっています。少なくともアニメの1・2期までは現世においては妖魔にまつわる怪事件の解決をするバディもののようであり、過去(前世)においては袋小路にはまっていくような悲しい展開の数々に胸が苦しくなってくる。

 

が、原作4巻。

 

怒涛のラブコメ化(笑)

 

BLでした!!(*≧∀≦*)

 

相手役藍 忘機(ラン・ワンジー)が、基本、超堅物で無口キャラなため主人公どころか、読者にもその思惑が伝わりにくいものがありましたが、わかってしまえば「なんということでしょう?」

 

1巻からの言動が全く違うものに見えてきます(*≧∀≦*)

 

そっけない態度、何気無い一言すらもニヤニヤできる一粒で二度美味しい仕様。

さらにはっちゃけた4巻。謎解きと、戦いに明け暮れていたこれまでの事件も佳境となり、その決着がつこうというなか、

 

ラブラブしか覚えてない(°▽°)

 

というこれまた「なんということでしょう?」現象。

 

でも、

 

大満足な作品でした!(*≧∀≦*)

 

あ、もちろん、壮大な物語はきちんと決着します!

大丈夫!(←ある意味すごい)

 

読み終わってしまって寂しいです。

キャラクターそれぞれがとてもいい味だしているので、今後もドラマ「相棒」のように、魏 無羨藍 忘機が事件を解決するバディドラマのように続いてくれたらいいのに、と思ってしまう。

 

「天官賜福」も良かったけれど、今の所こちらの方が好きかもしれない。中国系アニメはほんの10年くらい前の作品だとどうにも人物像が「幼稚」や「偏り」を感じさせられて「あぁ中国…」という気持ちにさせられたものですが、ここ最近はそういった感じに邪魔されず純粋に楽しめる作品が増えてきたように思います。もともと日本アニメを支えてきた技術もあるだけに、アニメも出色の出来。BL好きはもちろん、

 

BL興味なくても

 

見て損はない作品だと思います。

ただ日本で公開されている2期まででは、まだまだ物語の途中。完結となる3期の日本公開が待ち遠しい…

 

公式サイトに紹介メーカーというものがあり、他の方が作った相関図が作品鑑賞にすごく役立ったので私も作ってみました。

(システム周りは少々使いづらかったので、画像だけ利用させていただきました。)

 

↓現代(生まれ変わり後)相関図

 

↓前世相関図

これから見る方のちょっとした役に立てば幸いです(^ ^)

 

そうそう、話にちょいちょい出てくる「蓮の実」が美味しそうで、食べてみたくなりました。生で食べても美味しいのかな?と。

気になります(笑)

 

以下、ネタバレ含みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

可愛いよ!藍 忘機(*≧∀≦*)

 

読み終わってみれば、もうこいつが可愛くてしょうがない。魏 無羨もいい奴よ?好きだけれど、藍 忘機の破壊力が半端ないww

酔っ払い藍 忘機のシーンは必見!

この藍 忘機、なんていうか、魏 無羨のことが

 

眩しくてしょうがないんだろうな☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

 

と。わりと最初から。

 

「一緒に遊びたかった」でも素直にそう思えない立場と性格で自分の気持ちすら自覚できずに苛立つ少年期。そういった物言わぬ心の内を垣間見れる酔っ払いシーンは本当に笑うし、愛おしい。ただ、あまりにも何も言わなさすぎて

 

藍 曦臣(ラン・シーチェン)兄ちゃん、キューピット&通訳&解説、お疲れさま(>人<;)

 

というww

お兄ちゃんも幸せになって…(泣)

 

あと、魏 無羨の義兄弟:江 澄(ジャン・チョン)

この子には本当に複雑な気持ちになる。

魏 無羨のことを「本当の身内」と思っていたからこそ、「正義を曲げても」家族の安全を優先してほしかったし、「身内として共にいて欲しかった」。彼自身、そうして魏 無羨を守ってきた自負もあるからこそ、江 澄はずっと魏 無羨に「片思い」のような気持ちだったのだろうな、と。自己犠牲vs自己犠牲のすれ違いには涙も出ない気持ちになる。

この子も幸せになって、と願わずにいられない。

 

藍家の若衆、藍 景儀(ラン・ジンイー)藍 思追(ラン・スージュイ)、欧家の少年も可愛いくて和む。

藍家の2人は藍 忘機を尊敬していて、大好きで。

魏 無羨との再会後に時々現れる藍 忘機の奇行にドギマギさせられながらも、その思いは変わらないところがまたいい。

 

魏 無羨藍 忘機、ふたりの醸す空気に耐えられなかった船の上での彼らの会話。

 

「お前、なに赤くなってんだ!」

「お前の顔が赤くなったのを見たせいで、俺の顔まで赤くなったんだ!」

 

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江 澄の甥、金 凌(ジン・リン)は一番可哀想な境遇であるけれど、健気で本当にいい子だ。

 

親の仇が自分を救うという矛盾

 

それが、いくつも層になっていて真面目に考えればもっと捻くれてしまってもおかしくない。それでも、許し、受け入れる素直な強さは両親から受け継ぎ、江 澄と仇であるはずの金 光瑤(ジン・グアンヤオ)に育まれた結果なのだろう。人は一面だけでは語れない。それをこの作品は何度も何度も指し示す。

 

正義という善のために、自己と家族をないがしろにした魏 無羨

真面目で規範となる人物でありながら、魏 無羨を守るために味方を倒した藍 忘機

父の愛情もさらっていく複雑な思いを抱えつつも魏 無羨を本当の身内のように守るが、身内以外には義理人情も捨てる江 澄

悲劇を操り人を貶めてきたが、金 凌藍 曦臣への好意はおそらく本物だった金 光瑤

表と裏が交錯するからこそ、面白い。

 

まあ、聶 懐桑(ニエ・ホワイサン)は最初から最後まで「助けて!魏 無羨!」でしたがww

ある意味ブレない強さがあるということか?(笑)

 

最後に、エロもたくさんあります(ただし4巻のみ)。

わりとアホエロ・バカップル仕様です。

エロでなくてもバカップルで、

 

ラスボスどうでもよくなった

 

というおそろしい事態ww

家でやれ。

 

初めてまともに読んだBL小説であり、中華系も面白いな、と思った作品。

これから作品選びの幅が広がりそうです。

 

アニメ「ギヴン」全11話をイッキ見したのち、漫画を全巻購入。

アニメも2周目を楽しみつつ、原作も3度は読み返しています。

 

アニメ「ギヴン」は「ノイタミナ枠初BL」と銘打たれていて、気になっていたものの、「バンドものかぁ」(いわゆるバンドものは実はちょっと苦手)とちょっと躊躇して見ていなかったのですが、やっぱり見てよかった!

そして、強く思うのはやっぱりこういう「音楽もの」ではアニメの良さが120%引き出されるな、と。

 

ストーリーは

 

高校生でギターをやっている上ノ山立夏(主人公1)は、ある日同級生の真冬(まふゆ:主人公2)の持つギターの弦を直してあげたことをきっかけに、ギターを教えてもらいたいと真冬につきまとわれてしまう。なりゆきでバンドメンバー(ベース担当:春樹・ドラム担当:秋彦)にも引き合わせ、先輩メンバーの温かい目で見守られながら、なんやかんやと面倒をみていたある日、真冬の歌声を聴いた上ノ山はボーカルとして正式にバンドに誘うが、真冬は真で、トラウマ級の傷を負っていて…。

 

という。よくよく読むと、バンドものとはいえ、「音楽性」とかバンドものにありがちな「スター性」というキラキラ要素はあまりなく、案外ていねいな人間関係を描いた「青春・恋愛もの」であったところがむしろ私には合っていました(^^)。

 

とにかく

 

キャラクターたちがいい!!

特に先輩たち(≧∇≦)!!

 

高校生主人公2人(上ノ山・真冬)も好きだけれど、やはり先輩組の高校生組に見せる優しさや、春樹の苦労人っぽさ(笑)、かっこよくて案外笑いをとる秋彦とのやりとりは本当に見ていて楽しい。さらに漫画でその続きをみれば、もうその恋愛エピソードではいろいろ共感するようなこともあって、なんどもなんどもエピソードを追ってしまいます。

 

そしてなによりアニメに使われている

 

楽曲がいい!!!

 

センチミリメンタル」が担当しているという楽曲はどれも本当によくて、話の中で声に出して言えない真冬の激情や、みんなの葛藤などがそのまま表されているのではと思うような歌詞は、最初は漫画のセリフなのかと思いました。それぐらい世界観が合っていて、アニメ9話のライブシーンでは、その歌詞そのものが感情を揺さぶってきました。

 

何かが込み上げてきたよ。・°°・(>_<)・°°・。

 

「坂道のアポロン」にも通じるライブ感でしたね。

センチミリメンタルさん、初めて聞きましたが、CDも買いたくなっています。

 

漫画単品でもよかったけれど、このセンチミリメンタルさんの楽曲、歌詞が相乗効果を高めているのは確か。

漫画読む方、ぜひ楽曲も聴いてみてほしい!!!

さて漫画3巻以降の春樹と秋彦の話は劇場版で語られているそうで、見たいけれど見る媒体がない。

いや、買えばいいといえばそれまでだけれど。早くレンタルに落ちてこないかな…

漫画は現在7巻。

恋愛ものとしてはある程度決着がつくところまで来てしまっているけれど、この後の展開は気になるところ。

楽しみにしています。

 

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アニメのOPの歌詞冒頭「きみが置いてったものばっかが ぼくのすべてになったよ」

 

 

 

 

センチミリメンタルさん、曲もいいけれど本当に歌詞いい。

死んだユキ(真冬の元カレ)のギターで音楽を始めた真冬にとっては、本当に彼が置いていったものが「すべて」になろうとしている。ギターと「音楽」との出会いもそうだけれど、過去を負いつつも「新しい好きな人」となった上ノ山にちゃんと「好きだ」と伝えたのは、たぶんユキとの恋ではお互いに「の、ようなもの」と認識していたように、はっきりと言葉で確認していなかったせいでは、と想像する(S●●までしていても)。

ただでさえ表情にでにくい真冬に対して、ユキは真冬に自分が思うほど「愛されている自信」がなかったのではないか。だからあの海のデートを「(真冬は)10年後には忘れる」と断言し、ほんのささいなきっかけで人生を終わらせてしまうことにもなった、と。

真冬はユキとの悲しい出来事をただ「忘れたい思い出」にはしない。「ちゃんと言葉にする」を大事に大事にしている。それも紛れもなく「ユキ」がおいていったもので、歌詞は作者の言葉ではないけれど、本当に今作の真冬の気持ちにLinkしていると思う。

 

 

EDの歌詞冒頭「寂しさは凶器だ 人を傷つけてしまう それに気づけなくなる」

 

 

 

そして、真冬の後悔。音楽やバンドにユキを取られた寂しさから、売り言葉に買い言葉で凶器のような言葉を吐いた。

それが最悪の結果を引き出してしまう。

 

よく周りでも「死ね」と簡単に言う人いるけれど、私自身はそれは絶対に言ってはいけない言葉だと思っている。たとえ状況的に冗談だったとしても場合によっては冗談にならなくなることがあるから。そうなったときの後悔は計り知れない。真冬は「死ね」ではなく「死ねる?」という言葉だったけれど。

 

どうかな…うまくできているかな

 

そんな風にだれもがみんな不確かなものを手探りで求めている。

 

 

3巻以降の先輩組(春樹・秋彦・雨月)の恋模様は、彼らそれぞれの気持ちがどれもわかってしまい、痛い。

 

雨月秋彦の葛藤を孕んだ恋心の痛み。傷つけあう恋に、言葉では別れを告げても離れられず、雨月の「よし、いい機会だから別れよう」と勢いで区切ろうとするエピソードは、それだけ秋彦に対する思いが強いことの裏返しでもあってつらい。

秋彦にとっても、つらいけれど離れられず、自分の音楽を捨ててまでそばにいる相手への執着に追い詰められているだけでなく、それが生活そのものにも直結している。そして、そのあとの春樹との穏やかで優しい何気ない日常で

 

想像以上に楽しい

 

と感じたことに絶望する気持ち。雨月との恋の本当の終わりに気づくシーンは泣けてくる。

 

そして、春樹

 

彼の優しさや強さ。どんなに傷つけられても、秋彦の(皆の)言葉をちゃんと受け止めるから、秋彦のことも嫌いになりきれず、

 

怒りの矛先を失ってしまう

 

そう思わせる「日常」って怖い…というのもある(笑)

 

あるあるです。

 

みんな、それぞれがそれぞれのことを思っていても、衝突や葛藤が起こってしまう。

でも、やがてそれは真冬の歌の後押しとともに、優しくおさまるところに収まっていくところが、何度も読んでしまう理由なのだろうな、と。

6、7は真冬の幼馴染:たちのお話で、それもよかった。

 

気まぐれで見たアニメがきっかけでしたが、本当に満足のいく作品でした。

 

まだの方、ぜひ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年も今日が最後。

 

今年はいろいろ新しい分野の漫画などに手をだしていました。

下記はあれこれ読んで面白かった、よかったと思う漫画タイトル。

本当はその中でもひとつひとつ感想を書きたいものもあるのですが…

詳しい感想はいずれ、と思いつつ、覚書です。

 

*BL漫画

 

今年はこの分野は特に読み漁りました!

そして拡がる新しい世界。新しいときめきをありがとう(≧∀≦)

まずは、本当にハマって、いつかちゃんと感想を書きたい、と思っている作品から。

 

「ひだまりが聴こえる」(文乃ゆき) シリーズ

 →難聴の青年と元気一杯青年の心温まる物語。「BL?」と思いかけるも「リミット」3巻までくるとぐっとくるものがあります。泣けて、笑えて、そのうえ障害というテーマにいろいろと考えさせられるものもありました。

 

「ブルースカイコンプレックス」(市川けい)

 →無愛想で喧嘩ばかりしていた夏生(なつき)と、そんな夏生に対し「相容れないなぁ」と思っていた元親(もとちか)がひょんなことからふたりで過ごす時間を持ち、近づいていく…。この作家さん、とにかく会話のテンポがいい。二人のなんでもない普通の会話のやりとりをただただ眺めているだけで気持ちがほっこりしてきます。あと、この方がよく描く頭を撫でられた時の照れたような拗ねたような見上げる表情、いい!!(≧∀≦)

 

「海辺のエトランゼ」「春風のエトランゼ」(紀伊カンナ)シリーズ

→同性が好きな自分に絶望しつつも受け入れるしかない駿(しゅん)が、ある日海辺でひとり海を眺めている未央(みお)に声をかける。初めは反発していた未央も駿の思いに応えていく。いろいろ拗らせている駿と、自分の思いを決めたらまっすぐにその思いを貫く未央。BLでありつつも、やがてふたりが周りも含めて「家族になる」お話。先が気になってしかたがない。

 

「デンタルダーリン」(未散ソノオ)

→つぶれそうな歯科クリニック(つぶくり)を経営している羽仁(はに)の元に押し付けられた嫌われ研修医の森澤。コミュ障×コミュ障に「コミュ強」が加わり、つぶくり脱却を目指し奮闘していくお話。会話が楽しく、無愛想だけど意外に男らしくかわいい羽仁に惹かれていく森澤と、それを応援、後押しするリア充西條という構図に思わずニヤニヤしてしまう可愛いお話でした(≧∀≦)

 

「僕のミーちゃん」(未散ソノオ)

→莫大な資産家の跡取りでいながら引きこもっていたモリオは、危篤の祖母を安心させるために結婚を決意。先輩の結婚相談所を通して来たのは間違えて到着した男の「ミーティア」。言葉も通じない異国人でありながら二人は意気投合し、惹かれあっていく。傷ついたもの同士だけれど、とても優しい人たちのお話。「先輩」も含め、幸せになってほしいと思わずにいられない彼らです。

 

「秋山くん」(のばらあいこ)

→かっこよくていいかげんな「秋山くん」は、ある日突然告白してきたわんこ系の「柴」と友達の前でセックスしかける。ストーカーでキモくて、でも献身的で一途な「柴」に「秋山」は興味を持ち、二人は「恋人」となるが、というお話。寂しがり屋で案外「柴」が大好きな「秋山くん」のかっこカワイイ姿には萌える(≧∀≦)。「秋山くん」というタイトルそのもの、秋山くんを堪能するお話。

 

その他、面白かった漫画

「気まぐれなジャガー」(ウノハナ)

「スプーンが曲がったら」(夕倉アキ)

「普通の恋愛」(直正也)

「信号が青になるとき」(歩田川和果)

「その世のどこか、地図にない国」(鯛野ニッケ)

「部活の後輩に迫られています」(腰乃)

 

今年はこの分野で「今後要チェック作家」さんが増えました(≧∀≦)

過去分も未来分も、作品を読むのが楽しみです!

 

あれこれ書こうと思っていたのにBL編だけでこの分量。

とりあえずここまで。

 

 

 

 

 

世に転生ものの作品があふれていますが、さらに分岐して生まれたのが「乙女ゲームの悪役令嬢への転生」もの。

 

言わずと知れた「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」(通称:はめふら)から始まって一大ジャンルとなっています。

 

「はめふら」が王道基本パターンとすれば、この「ラス為」はその進化系のひとつ。

現在ハマりにハマっているお話です。

 

 

 

 

あらすじは、


18で交通事故にあい、自身の持っていた乙女ゲームのラスボス女王として転生した主人公「プライド」は8歳のとき、前世の記憶と自身の辿るであろう最凶外道な悪役プライドの起こす悲劇を思い出す。ゲーム内ではラスボスチート能力と王女という地位を利用し、それぞれの攻略者をひとかたならぬ悲劇へと貶めていく張本人であるが、自身が18の歳に真の主人公:妹のティアラと攻略者によって成敗される運命となる。前世の記憶としてそれらを思い出したプライドは「そんな悲劇を起こさせない」と奮起。女王の資格となる「予知」としてその後に起こる悲劇への回避に奔走するが…

 

というお話。

ここまでの大筋は、他の「悪役令嬢もの」とあまり代わり映えしないようにも思うものの、この「悲劇・外道具合」が「主人公にいじわるをした」とかそんなレベルではなく、他に類を見ないほどに本当に

 

まぢ悲劇 :(;゙゚'ω゚'):

 

最初の出来事だけを上げるなら、義理の弟となる7歳「ステイル」は引き離された母親に会いたい気持ちを利用され、プライドの「奴隷」に堕とされるのみならず

 

母親をその手で殺させられる

。・°°・(>_<)・°°・。

 

泣きながら血濡れになった7歳のステイルを見て笑い倒すプライドは本当にどこまで外道なのか、と。

 

この作品は作中の元となる架空ゲーム「君と一筋の光を」の話がそれだけでも一つの物語として(ひとつのゲームとしてでも)成立しそうに思うほどきちんと作られているので、作中にて「起こり得た悲劇」が随所で語られます。ステイルのこの悲劇に関してはプライドの気持ちひとつで回避できるとはいえ、王女という立場上、国をあげた、国を超えた悲劇にも展開するものだけに、その悲劇の回避も簡単なものではなく、プライドや攻略者たち、その周囲の人々の感情に揺さぶられっぱなしになりました。

 

登場人物それぞれが本当によい。

 

主人公:プライドを始め、義弟:ステイル、真の主人公である妹:ティアラ、騎士:アーサーなど、主要人物はもちろんのこと、読み進めていると、「モブ」と思われた人たちにも思いや生き様があり、どんどん存在感が増していくので、「この人この時点は何をしていた?」と一度読んだあと、なんども読み返したくなったり。

悲劇を回避した「その先」で起こる化学反応で、「攻略者」同士の思わぬ友情や師弟関係となったりと複雑化していく関係性が本当に微笑ましい。

時々作者が欄外に記す「ゲーム内世界では彼らはどうなっていたか」という「悲劇後の世界での現実」が語られるのをみると「今、彼らは幸せです」という幸せなエピソードに胸が熱くなることしばしばです。

 

もちろん、プライドへの「恋心のゆくえ」も十分気になります。

プライドに対して単なる「好意」以上をもつ彼らなだけに、「自分に振り向かせたい」ではなく、「彼女を守りたい」と心を傾ける中で、プライドの行動に一喜一憂しつつ翻弄されているのも最近の萌えポイント(笑)。そしてあまりに彼女を崇高な「高み」にあげすぎてしまって逆に誰もが「自分じゃない」と思い込み、自分自身に「恋心があるかどうかすらわかっていない」ことから生まれる喜劇がまた新しい(笑)

 

騎士:カラム隊長の愚痴

 

(自分の恋心に)さっさと気づけ!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

は読んでいてニヤニヤが止まらないシーンでした。

 

また個人的に元罪人「ヴァル」がお気に入り。彼の「自覚したくない」プライドへの秘めた思いや、ガキ扱いしつつも軽く「口説いている」ような物言いにやきもきする周囲、というのも楽しすぎる。

 

第一部の王道展開が終わって、今は前世ゲームの「第二期」分を「第二部」として進行中。

新たな個性的な登場人物たちとの関係や、成長した主人公たちの関係性の変化など、今後も本当に楽しみな作品です。

 

「はめふら」ももちろん好きな作品で、王道として楽しませてもらいましたが、「はめふら」は乙女ゲームとして王道「ときめきメモリアルガールズサイト」のようなものだとすると、この「ラス為」はルート展開の多さ・濃さが魅力の「ドラマチックアドベンチャーゲーム」といったところ。

コミカライズもよく出来ていて、本当に続きが楽しみです。

 

よければぜひ、読んでみてください。

下記でも読めます。

 

 

 

おすすめです!